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2024-12-16
2019-10-17
みなさま。
昨日、現状報告の記事にて買取・寄付サービスの一時停止の旨をお伝えしましたが、本日より再開することができました。
正直、迅速な復旧にとても驚いています。
「台風被害の現状報告」にもあるように、バリューブックスの集荷業務を担うクロネコヤマトさんの主管は、甚大な浸水被害にあった長野市穂保に位置しています。
復旧まで1週間、2週間、いやそれ以上かかることがあってもおかしくない、という状況でした。
「集荷、再開できます」というご連絡を受けて、すこしだけ状況をお聞きすると、各地から発電機をかき集めてきたこと、それでも足りない部分は人力で荷物を捌いていったこと、昨日の夜に断水と停電が復旧したことを教えていただきました。
一口に停電が復旧するといっても、こちらの主管は大きな施設。漏電の危険性もあるため、復旧作業と並行して電気系統の検査も行いながら、慎重かつ迅速に回復を目指していったそうです。
おかげさまで、バリューブックスも想定外の早さで業務を再開することができました。
荷物が到着することのなく、がらんどうだった私たちの倉庫。
これからまた、お客様の荷物を受け取れるようになったこと、とても嬉しく感じています。
お客様にはご迷惑とご心配をおかけしましたが、またお気軽にご利用いただければ幸いです。
とはいえ、です。
クロネコヤマトさんの復旧は、混乱する現場で急いでつくられたもの。
・いまだに施設のあちこちに溜まった泥水のかき出し
・水に浸水してしまったトラックすべての点検作業
・地下スペースに溜まった水の排水
など、完全に機能が回復したとはとても言えない状況です。
また、当然のことながらスタッフさんたちも近隣に住んでおり、自宅に大きな被害があった方も多くいるため、人員も足りていない状況だそうです。職場と自宅、その両方が被害にあっているのです。
断水や停電が復旧したのは一部の地域で、まだライフラインが復活していない場所も多くあります。
バリューブックスの災害支援チームも昨日から現地に入っていますが、復旧には大きな時間と作業が必要なことを実感しています。
クロネコヤマトさんの迅速な対応によって、バリューブックスは業務を再開することができました。
しかし、当然のことながら、上田市や近隣の被害は残ったままです。
今後も、現地へのボランティア派遣や、物流のパートナーであるクロネコヤマトさんの復旧の支援など、自分たちにできることを進めていきます。
また、買取と寄付サービスが再開したいま、弊社の「チャリボン」や「ブックギフト」など、自分たちだからこそできること、本だからこそできることを活かしていきたい、と思っています。
ひとまずは、今回の台風被害への支援方法、いまできることを、下記のページにまとめております。
随時更新していきますので、こちらもぜひ、ご覧ください。
posted by 飯田 光平
株式会社バリューブックス所属。編集者。神奈川県藤沢市生まれ。書店員をしたり、本のある空間をつくったり、本を編集したりしてきました。
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