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2024-10-01
2020-07-22
こんにちは。バリューブックスの神谷です。
バリューブックスが運営する実店舗「本屋未満」。
「本屋」と名乗るにも心もとない「本屋未満」の状態でお店をあけながら、これからさまざまな “やってみる” を重ねていきたいと思います。
先週の本屋未満は「24時の本屋未満」という名前で、真夜中の本屋やってみました。
「お客さま誰しもが、いままでの営業時間内にが来れるとは限らないのではないか?」
「お酒片手に、ゆっくりと本を選ぶ夜。そんな一夜があってもいいな。」
そんな考えから、金曜日と土曜日の2日間のみ、深夜営業を実施しました。
「普段の営業時間だと来れなくて……夜にお店が開いていて嬉しいです」とお声かけいただいたり、お飲み物片手に、じっくりと本を選んでくださっているお客さまの姿を見て、素直にお店を開いていてよかったと思える2日間でした。
今週の金曜日、土曜日も24時まで営業いたしますので、是非ふらりと立ち寄ってください。
そして、今週は深夜営業とともに、多彩なテーマの多彩な本を並べてみたいと思います。
「本屋未満」には、本当にさまざまなお客さまが来てくださっていて、そんなさまざまなお客さまが手に取っていただける本を、なるべく多くお届けできる本屋でありたいと、日々考えております。そのためにも、これまで以上に “多彩な本” をそろえてお店を開きたい、そういった思いがきっかけとなり、今回の取り組みを実施することになりました。
今週から、本屋未満の一番大きな棚には、いろいろな種類、だけでなく、いろいろな “状態” の本が並びます。
「本屋未満」を運営するバリューブックスには、毎日約2万冊の本が届きます。そのうちの半分は、インターネットでの販売を通じて次の読み手に届くのですが、残りの半分の1万冊は、古紙回収にまわってしまっている状況です。
でもそれらの本は、きっと誰かにとっては素敵だと思える本で、そんな本を 捨てたくない本 として「本屋未満」や Valuebooks Labo で取り扱っています。
そんな捨てたくない本、普段バリューブックスがオンライン上で売っている古本、厳選した新刊の本という、いろいろな状態で、いろいろな種類の本を「本屋未満」ならではのテーマを設けて、お店に並べてみたいと思います。
本を読むきっかけは、人それぞれであって、どんなものでもいいと考えています。
「ちょうどこんなテーマの本をいろいろと探していた」とか
「哲学書とか読んだことないけど、このテーマなら気になるかも」とか
もしかしたら普段手に取らない本でも、テーマによって本を届けることで、手に取っていただけるかもしれない。そんな1つのきっかけを、今回のテーマによってつくることができたら、そういった思いで本を選んでみました。
「本屋未満」には、新旧・ジャンル問わず、届けたい本が並んでいます。来てくださったお客さまのそれぞれの感覚、リズムで、本を手にすることができる場になれたら幸いです。
今後も「本屋未満」の “やってみる” について、実際にやってみて感じたこと、実際の風景・空気感など、発信していきますので「本屋未満」が「本屋」になるまでを、どうぞ見守っていてください。
「本屋未満」に対して期待していることや、やってほしいこと、ご意見等、下記のフォームにご記入いただけますと幸いです。
https://forms.gle/wC2x5NkyRLpJkYSG7
「本屋未満」の情報は、ホームページ・各種SNSからも発信していきます。よろしければご覧ください。
https://www.instagram.com/honya_miman/
https://www.facebook.com/honyamiman
◾︎ホームページ
【本屋未満の住所】
長野県上田市中央2-14-31
上田駅から徒歩10分
※「Books&Cafe NABO」から住所は変わっておりません。
posted by 神谷周作
愛知県生まれ。
都内にてウェブメディアを運営する企業に勤めたのち、愛猫と一緒に上田に移住してきました。
趣味は、レンチキュラー印刷がされたグッズの収集。
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