音楽x本がテーマのフェス「ミュージションフェス2025」開催!|ブックバス出店します
2024-11-26
2020-12-29
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年末って、こんなにすぐ来るものでしたっけ? なんだか毎年同じこと言っている気がしますが、僕らの都合を聞かずに月日は流れていきます。年末ぐらいは実家に、とは思うものの、昨今の情勢を考えると気苦労も多いですよね。とはいえ、想像力を働かせれば、”心の実家” にはポーンとひとっ飛びで帰省できます。紅白、みかん、だらだらしたおしゃべり。ほっ、と肩(と心)の力が抜ける本をご用意しました。ほんとうに、今年も1年、おつかれさまでした。
安村崇著(オシリス)
キンチョール、スリッパ、座布団。なんてことのない日用品が並ぶ写真集なのに、無意識だった僕たちの「日常」を再認識させるパワーのある1冊。実家感、ギュッと詰まってます。
岡田好弘、神谷圭介著(小学館)
「ぼく むくよ!」熱く宣言するむきお君の言葉どおり、みかんの皮が「うさぎ」や「ねずみ」、さらには「りゅう」といった様々な動物へと姿を変えます。異色の工作絵本、次は君の番だ!
此元和津也著(秋田書店)
家族や友人とのグダグダしたおしゃべり、と来たら、僕は『セトウツミ』を思い出してしまいます。河川敷でだべる気の抜けたふたりのやりとり。思わず、にまにまと顔がほころびます。
中島京子著(集英社)
ずっと愛用してきたコタツを手放せば、新しい恋がやってくるのかも知れない。主人公、梨崎由紀子の36歳の誕生日を描いた表題作は、ささやかな恋愛騒動をユーモラスに届けてくれます。
太田省一著(筑摩書房)
美空ひばりから SMAP まで、国民的番組「紅白歌合戦」の歴史を丹念に追いかけていきます。各時代の世相をテレビ画面に映し出す紅白。大晦日の予習に、ぜひどうぞ。
posted by バリューブックス 編集部
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