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2024-07-24

本に合うビール!?本とのひとときに「BOOK IPA」が誕生しました。

 

こんにちは、バリューブックス編集部の神谷です。
自分は本好きであるとともに、お酒も(もしや本以上に……)好きななかで、ビールを片手に本を読むことがしばしばあります。

仕事を終えたのち、溜まっている積読の1冊に手を伸ばし、ビール片手にページをめくる夜は自分にとって大切な時間です。
そんなひとときに共感いただける本・ビール好きのかたがたに朗報とも言える?ビールがバリューブックスから誕生しました!

 

“本に合うビール”を目指して生まれた『BOOK IPA』

 

きっかけは、バリューブックスが定期的に開催しているプレゼントキャンペーンにコエドブルワリーにご一緒いただけないかお声かけしたことでした。

「コエドブルワリー」は「Beer Beautiful」をコンセプトに個性豊かな様々なクラフトビールを提案しています。

地産地消のビールづくりにも力を入れており、地元の川越で採れた紅芋を活用したクラフトビール『紅赤』は人気のビールの1つです。

 

そんな素敵な会社とご一緒するからには、ぜひコラボレーションビールをつくりたい!とバリューブックス×コエドブルワリーのビールづくりが始まりました。

 

今回オリジナルビールを一緒に開発した、左:尾崎さん(醸造家)、右:田邊さん(PJ Mgr.)

 

とてもとてもざっくりと今回のコラボレーションビールの開発プロセスを説明すると

①コンセプトを決める

②コンセプトを表すビアスタイル(ビールの種類)と味の表現を考える

③それに必要な材料を調達

④ビールづくり開始!


という流れになります。

 

①の段階でコエドのメンバーと共通であったのは「本に合うビールをつくれたらいいよね」ということでした。とは言っても、具体的に本に合うビールってなんなのか?

そのことについて考え、方向性を決めることに今回一番の力を注ぎ、話し合いを重ねました。

 

“ハッとさせない”を目指した、読書のお供としてのビール

 

結果、今回は「IPA」という多くのクラフトビール好きに市民権を得ていると言える、ビアスタイル(ビールの種類)をつくることになりました。コラボビールの名前は、読書時間のお供になれるようなビールを目指し、ストレートに『BOOK IPA』と名づけています。

 

※醸造家の尾崎さんには他にもユニークなビールを提案いただき、本当は全部紹介したいところなのですが、第二弾、第三弾の楽しみに取っておきます……!

 

ラベルのイラストは、さまざまな書籍の表紙イラストなど手掛けられているイラストレーターである丹野杏香さんに依頼。本好きのかたが見た際に「オッ!」となってもらえるようなイラストを目指しました。

 

BOOK IPAは、IPAの特徴である苦味を少し抑えつつ、シトラスやハーブの香りが感じられるビールになっています。コエドメンバーとの話し合いを通して、本に合うビールとは何かを考えた際に、

「あまり苦味や味が強いと読書の邪魔になるよね」

「ビールx読書のシーンは、夜にゆっくりと楽しむ時間が多いのでは?」

「アルコールの強さも強すぎず、それであって感性を開いてくれるようなビールにしたい」

などといった意見が挙がり、最終的に”ハッとさせない”を1つのテーマにBOOK IPAの味を表現することに決めました。

 

夜、寝る前、ホッと一息ついて、本とビールに手を伸ばす。そんな時間を楽しめるビールになっています。マグカップにビールを注ぎ、読書時間の経過とともに味の移ろいが楽しめるようなビールを目指しました。

 

 

『BOOK IPA』のセットがもらえるコラボ企画を開催中

 

現在、バリューブックスの17周年を記念し、コエドブルワリーとのコラボとして、古本を買取に出すだけで、BOOK IPAがもらえる企画を開催中です。

他にもさまざまな素敵な企業のプレゼントもご用意しているので、詳細・申込みは以下のページからご確認ください!

 

バリューブックス17周年記念企画「ほんのおすそわけ」:https://www.valuebooks.jp/anniversary

応募締め切り:2024年7月31日(水)

 

 

写真でCOEDO BREWERY プチツアー!

 

BOOK IPAをつくるにあたって、埼玉県東松山市にある醸造所にお邪魔した様子を簡単にご紹介したいと思います!

 

右:神谷(BOOK IPA企画、記事執筆者)に加え、バリューブックスの中でも無類のビール好きの加藤さんと共にお邪魔しました!

 

こちらは、ビールの原料の一部である麦芽を粉砕する部屋です。なんと1日何トンもの処理を行なっています……!

 

ビールの主な原料は、水、麦芽、ホップ、酵母で、それらの組み合わせで味などが決まっていくのですが、醸造家の方々の経験や感性は欠かせません。ビールづくりのプロセスの要所要所で醸造家のチェックが入ります。

余談ですが、BOOK IPAには「Loralホップ」由来のホップを使用しています。Loralホップはフローラルでハーブの香りとシトラスや素朴で野生的な特徴があとから続き、”上品なホップ”と言われています。

 

BOOK IPAが充填(瓶や缶にビールを詰めること)されている様子。この時つくった本数は約3000本!

ありがたいことに、製造に合わせて実施したキャンペーンを通してすぐに無くなり、現在追加で発注をしています!

 

出来立てホヤホヤのBOOK IPA。ビール好きの我々には後光が差して見えました。

 

過去にデザインの賞を受賞したほどのオシャレな段ボールを用いて丁寧に梱包されています。

 

今回のバリューブックスのコラボに限らず、さまざまな企業とのコラボを手掛けられており、どの味もコラボ先の 企業の特色が出たビールになっています。

 

最後に、出来立てのBOOK IPAと他のコエドのビールを飲み比べしてみました。(これも仕事です……!)

いろいろなビールと飲み比べすることで、違いを感じ、それぞれのビールの特徴を知ることができるので、BOOK IPAを手にした際には是非飲み比べにも挑戦してみてください!

 

本好き、ビール好きの方に絶対届けたいビールになりました

 

コエドブルワリーのみなさんのおかげで、本とビールが好きな人であれば楽しんでもらえる!と胸をはって言えるビールが完成しました。

今後、バリューブックスでの販売や、一部の店舗にて取り扱っていただけるようにしたいと考えつつも、現時点では17周年のキャンペーンを通してのみのお届けとなっています。

気になる方は、ぜひこの機会にバリューブックスにお手持ちの本を売っていただき、BOOK IPAと本との時間を楽しんでいただければ幸いです。

*BOOK IPAと楽しむための本は、お手元に取っておいてくださいね!

 

バリューブックス17周年記念企画「ほんのおすそわけ」:https://www.valuebooks.jp/anniversary

応募締め切り:2024年7月31日(水)

 

 

 

posted by 神谷周作

愛知県の片田舎生まれ。大学卒業前、就職するのが嫌でバンコクに1年ほど住んでいました。なのでタイ語話せますสวัสดีครัป

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