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2024-12-16
2020-11-18
海外文学って、読んでみたいけど何から読んだらいいのかわからない・・難しいのは嫌だし、長すぎると途中で投げ出しちゃうかも。そうそう、私もそう思ってました。
今回は、そんなわたしが海外文学にどハマりするきっかけをくれた、海外文学の短編集やアンソロジーをご紹介!どれも読みやすく短いものばかりなので、軽い気持ちでサクっと選んで海外文学の海へ漕ぎ出してもらえたらうれしいです!
「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」で、世界的にブレイクしたテッド・チャン。待望の最新作品集がついに刊行。『千夜一夜物語』の枠組みを使い、科学的にあり得るタイムトラベルを描いた「商人と錬金術師の門」をはじめ、各賞受賞作9篇を収録
2013年にノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローや、短篇の名手レイモンド・カーヴァー、日本で近年人気が高まっているリディア・デイヴィスなどの名だたる作家たちに影響を与えながら、寡作ゆえに一部のディープな文学ファンにのみその名を知られてきた作家、ルシア・ベルリン。
1940年代から60年代にかけて多くの短篇小説を発表したジョン・チーヴァーの作品を中心に、短篇の魅力を考える一冊。
美しい話もヒリヒリ苦い話もあります。岸本佐知子の「網」にかかった愛すべき海外小説アンソロジー。空港での姉妹の再会を異様な迫力で描く、いま再注目の作家ルシア・ベルリンによる「火事」、故郷での感謝祭に「ボブ・ディラン」を連れて帰る話(「ノース・オブ」)など、さまざまな作品を収録。
とても孤独で、暗くきらめく、幼いときだけ見えていた、決して忘れられない小さな世界たち。名翻訳者が「子供」をテーマに選りすぐった、誰も読んだことのない全12篇。僕の家は宇宙人に侵略されてしまった、絶対に。(リッキー・デュコーネイ「まじない」)
親友は、ブタの貯金箱。(エトガル・ケレット「ブタを割る」) etc
「愛」をつきつめていくと「変」になる。木に恋をしたり、バービー人形と真剣交際したり。奇想天外で切ない思いがつまった11篇。
創刊十五周年記念全一〇一篇から選んだ傑作短篇アンソロジー。娘から見た母の人生を描いて、長篇さながらの読後感を残すジュンパ・ラヒリ、孤独で不器用な魂を写しとるミランダ・ジュライ、ユダヤ人を描きながらどこまでも普遍的なネイサン・イングランダー、以上三作のフランク・オコナー国際短篇賞受賞作のほか、マンロー、シュリンク、ウリツカヤなど、クレストから選りすぐった十二篇。
理性と夢幻、不安と狂気が綾なすポーの世界を、流麗な丸谷才一訳で再現。代表的傑作「モルグ街の殺人」「黄金虫」「黒猫」「アシャー館の崩壊」など八篇を収録。
名作『かわいいひと』『いいなずけ』のほか、激しい歯痛に苦しむ元将軍が<馬のような名字>に悩まされる表題作や、スラプスティックな喜劇『創立記念日』など、多彩な魅力を詰めこんだ傑作18編。
南北アメリカ、アジア、アフリカの傑作20篇。新訳・初訳も含むアンソロジー。
20世紀ヨーロッパを中心とするヴァリエーション豊かな傑作19篇。新訳・初訳も含むアンソロジー。
新潮クレスト・ブックスでは、1998年の創刊以来、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』、アリステア・マクラウド『冬の犬』、アリス・マンロー『イラクサ』、イーユン・リー『千年の祈り』など、世界に名だたるベテランから、デビューしたての新人まで、いずれ劣らぬ名手たちの短篇小説集をお届けしてきました。シリーズ創刊10周年を記念して、これまで刊行した短篇集のなかから10篇を厳選。堀江敏幸編の特別のアンソロジーをつくりました。現代最高峰の短編小説を堪能できる、とびきり贅沢な一冊です。
表題作に加え、「ぼくが電話をかけている場所」「ささやかだけれど、役にたつこと」ほか、一級の文学としての深みと品位をそなえた、粒ぞろいの名篇を収録。成熟期の風格漂う、レイモンド・カーヴァー最高の短篇集。ライブラリー版刊行にあたり全面改訳。
ある日、鼻が顔から抜け出してひとり歩きを始めた…写実主義的筆致で描かれる奇妙きてれつなナンセンス譚『鼻』。運命と人に辱められる一人の貧しき下級官吏への限りなき憐憫の情に満ちた『外套』。ゴーゴリ(1809‐1852)の名翻訳者として知られる平井肇(1896‐1946)の訳文は、ゴーゴリの魅力を伝えてやまない。
あなたの心に残る場所はどこですか?柴田元幸が選んだ、旅にまつわる14の海外短編小説。
二つの墓地のあいだを、墓場クリークが流れていた。いい鱒がたくさんいて、夏の日の葬送行列のようにゆるやかに流れていた。-涼やかで苦みのある笑いと、神話めいた深い静けさ。街に、自然に、そして歴史のただなかに、失われた”アメリカの鱒釣り”の姿を探す47の物語。大仰さを一切遠ざけた軽やかなことばで、まったく新しいアメリカ文学を打ちたてたブローティガンの最高傑作。
けっして長くはない生涯の中で、チェーホフ(1860―1904)はじつに膨大な数の短篇を残した。本書に収められた3篇は、晩年の沈潜期に移ろうとしていたチェーホフが、人間の哀しくもいじらしい姿を、円熟した筆づかいで淡々と描いたものである。原作のもつしみじみとした味わいを、見事な日本語にうつした達意の名訳。
地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく…ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、天使の降臨とともにもたらされる災厄と奇跡を描くヒューゴー賞受賞作「地獄とは神の不在なり」、天まで届く塔を建設する驚天動地の物語-ネビュラ賞を受賞したデビュー作「バビロンの塔」ほか、本邦初訳を含む八篇を収録する傑作集。
ケニア沖の孤島でひとり貝を拾い、静かに暮らす盲目の老貝類学者。だが、迷い込んできた女性の病を偶然貝で癒してしまったために、人々が島に押し寄せて…。死者の甘美な記憶を、生者へと媒介する能力を持つ女性を妻としたハンター。引っ越しした海辺の町で、二度と会うことのない少年に出会った少女…。淡々とした筆致で、美しい自然と、孤独ではあっても希望と可能性を忘れない人間の姿を鮮やかに切り取った「心に沁みいる」全八篇。「ハンターの妻」でO・ヘンリー賞を受賞するなど、各賞を受賞した新鋭によるデビュー短篇集。
実存主義、ユダヤ教、精神分析、―。カフカ(1883‐1924)は様々な視点から論じられてきた。だが、意味を求めて解釈を急ぐ前に作品そのものに目を戻してみよう。難解とされるカフカの文学は何よりもまず、たぐい稀な想像力が生んだ読んで楽しい「現代のお伽噺」なのだ。語りの面白さを十二分にひきだした訳文でおくる短篇集。20篇を収録。
posted by バリューブックス 編集部
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