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2024-12-16
2017-02-02
こんにちは!
バリューブックス新人アルバイトの大野です。
バリューブックス上田原倉庫の、発送業務をしているエリアの隣に、ずっと気になっている一角があります。
そこでは、倉庫のいつもの仕事とは明らかに別の仕事をしており、数人の方々が本棚を作ったり、古本を並べたりしているのをよく見かけていました。
ぼくがアルバイトを始めた2016年7月には本棚すらなかったのに、今は本棚に古本がズラっとならんでおります。
しばらく観察していましたがよくわかりません。笑
ちょうど良いタイミングで、ぼくの筋トレトレーナーであるバリューブックスの筋肉スペシャリスト「市川さん」が、その部署に異動になったと聞きました。
これが市川さん。
90kg以上あるバーベルを悠々と上げる怪物です。笑
それはさておき、「聞くより見るより、やってみるのが一番早い!」ということで、市川さんにお願いしてアルバイトをさせていただくことにしました。
実際にアルバイトをしてみたら、ここはバリューブックスがレスキューした古本をさらに社内レスキューする「BASE(ベイス)」というチームだとわかりました。
BASEでやっていることをわかりやすく説明するために、これまでぼくがアルバイトをしながら得た知識を振り返ってみるのが良いと思ったので、少しお付き合いください。
バリューブックスのメインサービスは、誰かが読み終わったもういらなくなった本を買取り、リユース品としてインターネットで販売することだとぼくは認識しています。
バリューブックスの仕事は、買取りした古本を出品し、世界のどこかで「この本」を必要としている人に見つけてもらい、確実に手渡すことだと思っています。
インターネット上での古本の価値は、時間や情報によってどんどん変化していく、ということもこれまでの経験でわかってきました。
よく売れていた古本も、1年経てば価値が下がり、インターネット上では誰の目にも止まらなくなってしまうこともある。
インターネットでは、たいていの人が「お目当て買い(欲しいものを探す)」なので、その本の情報が流れる量が減ればそれをお目当てに検索する人も少なくなります。
結果、インターネット上では誰にも見つけてもらえない古本になってしまうものも出てくる、ということがわかりました。
でも実は、そんな古本も「見つけてもらう方法」を変えれば、必要な人に手渡すチャンスが生まれます。
インターネット上で売れなくても、対面で販売したり、お客様が古本を手にとって選べる機会を作ったり、一度に多くの古本を仕入れたいお店のためにジャンル別に仕分けしたりと、見つけてもらうことでお客様からお預かりした古本をできるかぎり活用するために、このBASEが誕生したとのこと。
BASEは、「磨けば光る古本たち」を見つけて活用する「社内レスキューチーム」だったのです!
市場価値の変化によって出品できなくなった古本を集め、
仕分けし、
BASEの本棚に並べる。
ここまでのアルバイトをさせていただきました。
でもこれは、第1段階です。
次にこれらを、
NABOで販売したり、
古本を扱うお店を作りたいという人にまとめて販売したり、
毎週日曜日にアウトレットセールをしたり、
イベントに参加して古本を販売し、東日本大震災被災地支援の寄付金に変えたり、
という活動をしていました。
知らなかった……
それでも、どうしても処分せざるを得ない古本もあります。
ですが、ただ無情に捨てているわけではなく、できる限りの時間と人をさいてその中身を見極めているチームがある、ということがわかりました。
美味しい料理を作るには「水」がとても大切で、こだわる料理人は、使う水を何層ものフィルターにかけてろ過してから使う、という話を何かの本で読んだことがあります。
不純物のない水を使った料理は、食べた人の心と体をキレイに健康にしてくれる。そんなイメージが湧いてきますよね。
BASEは、本を浄化していくフィルターの役割を持っているんじゃないかと感じました。
お客様→バリューブックス→インターネット→BASE→NABO→お客様……と、何層ものフィルター(人)を通じて純度が高まった古本が、次の人へと渡っていきます。
選ばれた本が、手にとった人の役に立ったり、助けになればいいなぁと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまたー!
posted by バリューブックス 編集部
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