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2024-12-16
2016-12-22
こんにちは!
バリューブックス新人アルバイトの大野です。
2016年11月9日〜21日に「くらもと古本市」というイベントが長野県の上諏訪で開催されました。
このイベントは、バリューブックスが毎年上諏訪にある5つの酒蔵と一緒に開催しているイベントなのだそうです。
イベントがはじまる直前に、「設営に人手がいる」との情報をキャッチ。
「これはチャンスだ!」とばかりにアルバイトを志願したところ、くらもと古本市の責任者であるNABO店長の池上さんがこころよくオッケーを出してくれたのです。
2016年11月7日の朝7:30。
池上さんが運転する車に乗って、上諏訪に向けて出発しました。
車中で、「くらもと古本市」について池上さんに聞いてみました。
大野:「くらもと古本市」って、もともとどういうきっかけで始まったイベントなんですか?
池上:『真澄』をつくっている宮坂酒造の女将さん、本好きで本を選ぶのがとても上手な人なんですが、古本を扱ったイベントをやりたいということでバリューブックスに声を掛けてくれたのがきっかけなんですよー。
大野:そうなんですね。いつから始まったんですかね。
池上:確か2012年の冬からだったと思います。
大野:しかし5つの酒蔵が協力してイベントをやるなんて面白いつながりですよね。
池上:元々は真澄だけだったのですが、真澄さんの「諏訪をもっと多くの人に知ってもらいたい」という思いから、信州舞姫・麗人・本金・横笛、4つの酒蔵にも声をかけ、現在の「諏訪五蔵」での古本市開催になったんですー。
大野:へぇー……声をかけた真澄さんも、受け入れた酒蔵の方々も、どちらもすごいなぁ。
池上さんにいろいろ聞いているうちに、
「諏訪の酒蔵の方々は、諏訪をもっと知ってもらいたいと思っているのかもしれない。視野が広いんだなぁ……」
と、だんだん諏訪に行くのが楽しみになってきたのでした。
そうこうしているうちに真澄さんに到着。
外は手入れが行き届いており、
店内には心地よい静けさが流れていました。
とても素敵な場所だなぁ……
と、到着した途端に見学に夢中になり、うろちょろしてしまいました。笑
早速設営アルバイトスタートです。
「くらもと古本市」は2016/11/9から11/21までの開催。
間に合うのかな……と少し心配になりましたが、池上さんはいつもと変わらないにこやかな表情で落ち着いております。
「きっと大丈夫なんだな」と安心し、作業に集中。
お昼ご飯は近くの「まとい食堂」というお店に。
レバニラ炒め定食をいただきました。
うまい!
お昼休憩中に、真澄以外の蔵元を歩いて回ってみました。
真澄・信州舞姫・麗人・本金・横笛の5つの蔵元は同じ通りにあり、500mくらいの区間を歩けば行き来できるとても近い距離にあるんです。
5つの酒蔵の日本酒を飲み歩きして、自分にピッタリな日本酒を見つけることができます。
日本酒好きにはたまらない場所ですねぇ……
しかし、こんな近くに5つもあるって不思議です。
そして、5つの蔵元が協力し合うことも、5つの蔵元と一緒に全国から集まった13もの古本屋さんが組み合わさって大きなイベントが開催されることも、とても素敵なことだなぁ……と、「諏訪五蔵」を回ってみて感じました。
こちらNABOの本棚。池上さんの作品です。
自然に並べられた感じがありつつも、全体的にまとまっている!
11/7の仕事は予定通り終了しました。
日本酒と古本の相性について考えてみました。
酔ってしまったら、うまく字が読めない気がします。笑
だけど、日本酒が好きな相手に付き合って訪れる人にとっては、酒蔵に古本があるのは嬉しいことかもしれないなぁ……と、想像を巡らせました。
「くらもと古本市」に行けば、帰りに運転をする方や、日本酒にはさほど関心のない奥さんや子どもは、相手が大好きな日本酒を楽しんでいる間に、古本を選んだり読んだり、コーヒーを飲んだりしながらゆっくりできます。
日本酒と古本は、大切な人と同じ場所を訪れ、それぞれが良い時間を過ごすことができる、とても相性の良い組み合わせなのかもしれません。
「くらもと古本市」設営アルバイトを通じて諏訪の魅力やパワーを感じ、諏訪が好きになりました。
とてもありがたいアルバイトだった。
ありがとうございました!
それではまたー!
posted by バリューブックス 編集部
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