2026-04-10

働く時間を、家族の時間に。|バリューブックス「こどもデー」

 

バリューブックスでは、働く人とその家族の時間を大切にしたいという思いから、定期的に「こどもデー」を開催しています。

 

対象は、バリューブックスで働くスタッフのこどもたち。

家族が働く場所を知り、仕事を体験しながら、少し特別な一日を過ごしてもらうことを目的としています。

 

とくに長期休暇中は、こどもと過ごす時間の確保や仕事の調整に悩むことも少なくありません。

そんな中で、バリューブックスのスタッフが、働きながらこどもと一緒に思い出をつくれる日でもあります。

 

 

今回も、たくさんのこどもたちが集まり、バリューブックスらしい一日が始まりました。

 

 

 

緊張をほぐす、レクリエーションから

 

最初は少し緊張した様子のこどもたち。

初めて来る場所、初めて会う人たちに囲まれて、どこかそわそわとした空気が流れます。

 

 

そんな空気をやわらかくほぐしてくれたのが、英語レクリエーションの時間でした。

英語でじゃんけんをしたり、カルタで遊んだり。

 

白熱した勝負が繰り広げられる一方で、自然と譲り合ったり、笑顔を交わす場面が増えてきました。

 

 

家族の職場で働いてみる

 

この日の中心となるプログラムのひとつが、倉庫でのお仕事体験です。

 

 

まずは、倉庫の中を見学。

日本中にほんじゅうから届いた本が、どのように集まり、管理され、そして次の読み手のもとに届けられるのか、その流れの一部を実際に見てまわりました。

 

 

そして、バリューブックスの仕事の要である「本を届ける」工程を実際に体験。

 

注文のあった商品を探すピッキング作業、梱包やチラシの封入、配送地域ごとの仕分けなど。

一つひとつの作業に真剣に向き合いながら、こどもたちは自分の役割に没頭していきます。

 

 

この日は特に発送数が多い日でもあり、現場のスタッフにとっても大きな助けに。

遊びではなく、「ちゃんと役に立っている」という実感が、こどもたちの表情をぐっと引き締めていました。

 

 

 

自分の靴を自分の手でピカピカに

 

もうひとつのメインコンテンツが、靴みがき体験です。

それぞれが持参したスニーカーを、自分の手で丁寧に磨いていきます。

 

 

使用したのは、バリューブックスと同じくB Corp認証を取得しているシューケアブランド「JASON MARKK」のクリーナーやブラシなど。

今回のために、たくさんのケアグッズを用意していただきました。

 

 

ゴシゴシと磨くたびに、どんどん汚れが落ち、見違えるようにきれいになっていきます。

「こんなに変わるんだ!」と驚きながら、夢中で手を動かすこどもたち。

 

自分で手入れした靴で新学期を迎えられるという体験も、きっと特別な記憶として残るはずです。

 

 

本から作る、自分だけの紙

 

さらに、バリューブックスらしい体験として用意したのが、紙すきワークショップ。

販売できず古紙回収にまわるはずだった本を再利用し、自分だけの紙をつくります。

 

 

ちぎった紙をミキサーにかけてドロドロにし、それをすくって木枠に広げ、水分を抜いて乾かす。

シンプルな工程の中で、紙が形になっていく様子を、こどもたちは目を輝かせながら楽しんでいました。

 

 

よく見ると、ところどころに小さな文字のかけらが残っています。

本だった名残を感じるその紙に、絵を描いたりシールを貼ったりして、世界に一つだけの作品が完成しました。

 

 

 

ちょっと特別なランチタイム

 

バリューブックスのスタッフとしても働く、フレンチレストラン「ラ・ロッシュ」のシェフ・大野隆さんが、この日のために特別なランチを用意してくれました。

 

 

こどもたちはもちろん、一緒に参加していた家族や、運営スタッフの分まで。

それぞれに合わせたメニューが並び、会場は一気ににぎやかな雰囲気に。

 

 

普段なかなか味わう機会のないフレンチに、こどもも大人も思わず笑顔。

自然と会話も弾み、みんなの距離が縮まる、あたたかい時間となりました。

 

 

 

桜のしたで、少しずつ友だちに

 

その後の帰るまでの時間は、ミサンガやわりばし鉄砲をつくったり、ポップコーンや綿菓子わたがしを楽しんだりと、思い思いに過ごします。

 

 

上田市はちょうど春の気配が深まり、桜も咲き始めたころ。

最近バリューブックスで販売開始した「本だったピクニックラグ」も広げて、最高にピクニック気分なおやつタイムでした。

 

 

気がつけば、最初の緊張はすっかりほどけ、自然と一緒に遊んだり笑い合ったりする姿があちこちに。

一日の中で、少しずつ距離が縮まっていく様子が感じられました。

 

 

思い出と一緒に、本のお土産も

 

最後は、バリューブックスの「ブックギフト」をお土産に。

 

 

「ブックギフト」は、本を必要としているこどもや場所へ届けるプロジェクトです。

今回はその一部を、こどもデーに参加したこどもたちに。

 

バリューブックスで販売できなかった児童書や絵本の中から、自分の好きな一冊を選んでもらいました。

 

 

たくさんの思い出とお土産を手に、新しい友だちと「バイバイ」を交わしながら、それぞれ帰路につきました。

 

 

働くこと、家族を知ること

 

こどもデーは、楽しいイベントでありながら、「働く」と「暮らす」が近づく日でもあります。

 

自分の家族が、どんな場所で、どんな人たちと、どんな仕事をしているのかを知ること。

そして、その時間を一緒に過ごせること。

 

 

それはきっと、参加したこどもたちにも、そしてその家族にも、それぞれに大きな意味があるように思います。

 

これからもバリューブックスは、本を届けるだけでなく、こうした時間やつながりを大切にしながら、日々の仕事を積み重ねていきます。

 

posted by 水野 里咲

緑に囲まれる生活に惹かれ、神奈川県から長野県へ移住。
好きなものは、お酒と猫。旅行も好きで、東南アジアのラオスには何度も遊びに行っています。

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