2026-04-02

B Corp企業で働く人の本棚、のぞいてみました|バリューブックス編

 

バリューブックスのメールマガジンを担当している篠原です。

毎年3月さんがつは、「B Corp月間」。世界中のB Corp認証企業が一堂に、よりよいビジネスのあり方を発信し、その輪を広げていく期間です。

B Corpとは、売上だけでなく、働く人や地域社会、環境への影響も含めて「いい会社かどうか」を評価する、国際的な認証。バリューブックスも、その認証を取得している会社のひとつです。

そんなB Corp月間にあわせて、バリューブックスでも4回に分けてB Corpにまつわる話をお届けしています。

第1回目は、バリューブックスの活動をまとめたインパクトレポートについて。

そして第2回目からは、B Corp企業で働く人の「本棚」に注目してみました。

本棚には、その人が大切にしていることが現れるはず。そんな思いから、3つのテーマに沿って本をご紹介いただいています。

・最近読んだ本
積読つんどくしている本
・手放せない一冊

第2回目は、伝統を大切にしながら進化を続けているロクシタンと中川政七商店で働く方の本棚。

第3回目は、未来につながるものづくりを大切にしているアーチとReBuilding Center JAPAN(通称リビセン)で働く方の本棚です。

 

▼それぞれの記事はこちらからご覧いただけます

第2回:B Corp企業で働く人の本棚、のぞいてみました|ロクシタン・中川政七商店

第3回:B Corp企業で働く人の本棚、のぞいてみました|アーチ・リビセン編

 

そして最終回は、B Corp企業の一員であるバリューブックスから、代表取締役の鳥居さんとB Corp推進担当の水野さんの本棚をのぞいてみます。

まず1人目は、水野さんから。

 


 

株式会社バリューブックス
Chief B Keeper
水野 里咲さん

 

―今取り組んでいること・メッセージ

2024年の終わりごろから、「Chief B Keeper(チーフ・ビー・キーパー)」という肩書きで、バリューブックスの「B Corp」としての価値を高めるための業務に取り組んでいます。
社内のあらゆるチームがまわりの人や環境へのインパクトを意識しながらお仕事できるように、また、こうしたマインドを共感しやすい形にする方法を模索しています。
最近は、会社のインパクトレポートを子どもでも読めるようなトーンでつくり、その内容について社内でカジュアルに話す座談会を開催しました。家庭や職場で感じる小さな違和感をアクションに繋げるためのジェンダーギャップ勉強会も企画中です。

 

―あなたのお気に入りの本を教えてください

 

①最近これ読みました

 

種をまく人/ポ-ル・フライシュマン 著,片岡しのぶ 訳

少女が蒔いた種によって、貧困街の人々がお互いに助け合い親しくなるという物語。だれかを忌み嫌うのは相手のことを知らないからで、相手を知るきっかけは日常の些細なやりとりなのだと、改めて感じました。

 

②なんだか気になる積読本つんどくぼん

 

これってホントにエコなの?/ジョージーナ・ウィルソン=パウエル 著,吉田綾 監訳

代表の鳥居さんに教えていただいた一冊。タイトルの通り「これ環境によさそうだけど、本当に正しい?」……と悩んだとき、とても頼りになります。

 

③B Corpの視点で読みたい本

 

さよなら、男社会/尹雄大ゆんうんで 著

ジェンダーギャップは、女性だけの問題でも、男性だけの問題でもありません。男性である著者が「男らしさ」を身につけるまでの経験を振り返り、この根源である社会構造の問題を掘りおこしてくれます。

 


 

そして2人目は、バリューブックス代表の鳥居さんから。

 

株式会社 バリューブックス
代表取締役
鳥居 希さん

 

―今取り組んでいること・メッセージ

バリューブックスは今年、埼玉でロボットと共創する倉庫が本格稼働します。

長野県上田市の職場も存続し、新たな価値を生み出し続けます。埼玉の話が本格化したとき、まず頭に浮かんだのは「公正な移行」という言葉でした。

人間の持つ力とテクノロジーを融合させながら前に進む。その変化はジェンダーギャップを解消するチャンスでもあり、働き方だけでなくわたしたちの生き方にも影響します。

大きな挑戦だと思いますが、みんなと一緒に新たな景色をつくっていきます。

 

―あなたのお気に入りの本を教えてください

 

①最近これ読みました

被爆者からあなたに (岩波ブックレット)いま伝えたいこと /日本原水爆被害者団体協議会 著

広島・長崎の被爆者が、壮絶な体験と核廃絶への切なる願いを次世代へ伝え、ふたたび被爆者をつくらないためのあゆみを記録した本。世界情勢が急激に変化する中で、自分は日々の営みを通して何を考え、どんな行動をするのか考える時、すがるような思いでこの本を手にしました。​​​​​​​

②なんだか気になる積読本つんどくぼん

 

ロッコク・キッチン/川内有緒かわうちありお

福島第一原発事故があった地で、「そこに暮らす人は、いま何を食べて、どう生きているのか」—その問いが頭から離れなかった著者が、国道六号線(ロッコク)を旅して綴ったノンフィクション。最近買ったところで、少しずつ読み進めています。

 

③B Corpの視点で読みたい本

 

ケアリング・デモクラシー 市場、平等、正義せいぎ/ジョアン・C・トロント 著

すべてのB Corpは「相互依存宣言」に署名しています。誰もが誰かに依存せざるをえないという人間観から、ケアを社会の中心に捉え直すこの本と現場を行ったり来たりすることで、ビジネスの問いが根本から立ち上がってくるように感じます。

 


 

これまで3回にわたり、B Corp企業で働く方のお気に入りの本を紹介してもらいました。
気になる1冊はありましたか?

それぞれの本の選び方や言葉から、その人が大切にしていることや、日々の仕事や暮らしが少し見えてきた気がします。

B Corpが大切にしているのは、企業に関わる人だけでなく、その先にある環境や社会のこと。
そんな考え方も、今回ご紹介した本の中に表れていたのかもしれません。

このB Corp月間が、B Corpを知ってもらうきっかけになればうれしいです。

 


 

 

▼B Corpとは?詳しくはこちら
https://www.bcorporation.net/en-us/

▼バリューブックスの取り組みをまとめました
インパクトレポート「VALUE BOOKS & B Corp」

 

 

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posted by 篠原 有加

上田市出身。2016年入社。3児の母。
倉庫勤務を経て、今は主にメールマガジンを担当しています。

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