【 バリューブックスのスタッフ紹介】本屋で働くわたしたち vol.16 「アウトレット/下之条/卸し 担当」
2025-08-27
2025-10-09
現在バリューブックスでは、高校生から60代までの約300人のスタッフが働いています。フルタイムスタッフだけでなく、子育てをしながらやWワークなど働きかたもさまざま。
多くのスタッフは、全国から届いた本の査定や、オンライン注文商品の発送などを行うロジスティックス部に所属していますが、ほかにも、システム部や、総務経理部、マーケティング部、カスタマースタッフ、寄付事業や実店舗運営にたずさわるスタッフなど、あらゆるシーンで会社をささえる人がいます。
「本屋」としていくつもの顔をもっているバリューブックスですが、一体どんな人が働いているのか、その仕事内容や、スタッフの人となりが伝わるお気に入りの本をご紹介します。
本屋の裏側をのぞくような気持ちでお楽しみください。
第17回は、秋和倉庫で新刊書籍や積読チャンネルの本の発注管理を担当している小林さんです。倉庫の現場リーダーを経験後、産休育休を経て、8月からバリューブックスが運営するYouTubeチャンネル「積読チャンネル」を運用するチームへ異動して活動の幅を広げています。
小林です。
上田市出身。小学校から高校まで剣道をやっていました。趣味はビーズでアクセサリーを作ることです。今年で入社10年目に突入しました。娘と息子、2児の子育て中です。
夫が転勤族で、上の子が保育園に上がる年に松本から上田へ転勤になりました。きっと子供のことで急に休んだりしないといけないだろうから、それが可能なところを探していたときに「ママさんがたくさん働いています」の言葉を見てバリューに決めました。
倉庫での現場作業とリーダー業務を経験し、その後産休・育休を取得。復帰後は複数の倉庫で現場を担当し、新刊の取り扱い・発注が増えたタイミングで新刊チームへ異動しました。
現在は飯田さんがホストを務めるYouTubeチャンネル「積読チャンネル」の紹介書籍の在庫確認や追加発注、公開に関するサポートをしています。
他は新刊のコラボ販売や予約販売、グッズ販売に関することなど、飯田さんを取り巻く業務をサポートするチームの1人として働いています。
産休育休から復職後、はじめは産休前との会社の体制やコロナの状況変化など、環境の変化が大きすぎて「以前と同じ働き方」に自分自身が戻れませんでした。
戸惑いと焦りと少しの諦めのような気持ちがあり、いつもこれからどうしようって悩んでいたのを覚えています。
そんな時に新刊チームに誘われ、倉庫も異動して、新刊作業の他にコミック発送にも関わることになりました。
新しい事を覚えるのが楽しくて、刺激となり、気持ちも段々と前を向いていきました。
そして今、部署の枠も超えて毎日が怒涛のように過ぎていきますが、「やりがい」を感じています。
自分の働き方を自分で考えることができるところ。「こうしたい!」と思うときに聞いてくれる人、提案してくれる人がいて、実行させてもらえるところ。社内のいろんな人の意見を聞いて、自分では考え付かないことを知る時などはワクワクします。
部署が変わって出版社や企業など外部の方とのコミュニケーションが増えました。
それに伴い、バリュー内で関わる部署もスタッフもすごく増えています。
内外問わず、自分に関わる人の仕事が円滑に進むよう視野を広くして気を配れるようになりたいです。
「なぜやるのか」「どうなっていきたいのか」「どうやるのか」を常に考え、新刊の売り上げアップにちょっとでも貢献したいです。
あとはブックギフトにも行きたい!バスケ(社内のクラブ活動)にも行きたい!趣味にも没頭したい!
子育てしながらだと思い通りにはいかないけど、チームメンバー始め、周りの人達の支えに感謝しながら、社内のほかのプロジェクトなど、興味のある事にも手を出していきたいですね。これからも変化を怖がらず、でも怖くなったら誰かに引っ張ってもらいながら頑張っていこうと思います。
絵本・子どもの本
4歳の息子と一緒に絵本を読むことが多いです。
石津ちひろ 文,山村浩二 絵 / 福音館書店 / 2006年6月15日
石津ちひろ 文,山村浩二 絵 / 福音館書店 / 2010年6月
子どもが大好きな本で今では暗唱できるレベルになりました(笑)韻を踏んでいて覚えやすいフレーズと、ちょっとかわいくない絵がツボです。
長倉顕太 著 / すばる舎 / 2024年4月9日 発行
実は数年ぶりに自分のために買った本です。なのに積読…
読もうとすると子どもが自分の本を持ってタックルしてくるんです。(ホントに…)
本屋さんでなぜかタイトルにすごく惹かれて思わず買った本で、早くゆっくり読みたいです。
浜辺祐一 著 / 集英社 / 1992年8月1日 発行
本を読むのがあまり得意ではなく、読んでも頭に入ってこない事が多いのですが、高校生の時に読んだこの本は、自分の中に湧いた感情を整理したくて何回も読み直した本です。
楽しそうにも感じるけど命のやり取りをする生々しさも伝わる。
普段の生活の中では感じえない感覚の正体が掴めなくて、掴みたくて読んだ思い出の本です。
posted by バリューブックス 編集部
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