EndPaper

本に触れる。
その小さなきっかけを届ける
ウェブマガジン。

2025-03-04

【ニュースリリース】<3 ⽉1 ⽇(⼟)OPEN>⾃然・循環・⽂化がテーマ 「無印良品 イオンモール橿原」に 「古紙になるはずだった本」2万冊を選書・納品

 

【ニュースリリース】

 

<3 ⽉1 ⽇(⼟)OPEN>⾃然・循環・⽂化がテーマ

「無印良品 イオンモール橿原」に 「古紙になるはずだった本」2万冊を選書・納品

 

 株式会社バリューブックス(⻑野県上⽥市、代表取締役:⿃居希)は、株式会社良品計画(東京都⽂京区/代表取締役社⻑:清⽔ 智)が展開する2025年3⽉1⽇(⼟)にオープンの世界最⼤店舗「無印良品 イオンモール橿原」において、MUJIBOOKSとの共同プロジェクトとして「古紙になるはずだった本」をReMUJIエリアに展開し、約2万冊を選書・納品しました。本プロジェクトは、本来なら古紙回収にまわすはずだった本を、もう⼀度次の読み⼿へ届け、本の持続的な循環を⽬指す取り組みです。


「古紙になるはずだった本」趣旨

 バリューブックスには、全国から毎⽇約3万冊の本が届きます。そのうち約半数の1.5万冊は買取ができず、古紙回収にまわさざるを得ません。再⽣紙として新たな価値を⽣み出すことも選択肢のひとつですが、できる限り本のかたちのまま次の読み⼿に届けたい。その思いから、当社は2009年から学校や保育施設などに無償で本を届ける「ブックギフト」や、実店舗「Valuebooks Lab.」での販売などを通じ、本の循環に取り組んできました。そして、2018年にこれらを「捨てたくない本」プロジェクトと位置付けました。

 この取り組みに共感した良品計画のMUJI BOOKSと協⼒し、2019年より「古紙になるはずだった本」プロジェクトをスタート。無印良品の⼀部店舗で、当社とMUJIBOOKSにて選書した「古紙になるはずだった本」が展開され、本が持つ課題や価値を伝えながら、捨てられるはずだった本を次の読み⼿へつなぐ活動を続けています。


新店舗での“本の循環”を意識した展開内容

今回の新店舗では、ReMUJIエリアにて当社が選書・納品した「古紙になるはずだった本」約2万冊を展開しています。取り扱う書籍は、⽂学、絵本、児童書、アート、建築、写真集、雑誌、古書、辞書など多岐にわたります。古本ならではの偶然の出会いや、100円または300円というお⼿頃な価格から、普段は⼿に取らないジャンルへの挑戦も気軽にお楽しみいただけます。

また、捨てられる⽂庫本を再⽣した紙で作られた「本だったノート」や、無印良品の廃棄ダンボールとバリューブックスで買取りできなかった本を活⽤した「本とダンボールだったノート」、さらに「漫画だったノート」、「雑誌だったノート」も販売しています。これらのアイテムは、より⾝近に本の循環について考え、本が持つ可能性や、新たな形での活⽤⽅法を知るきっかけにもなります。


今後の展望

バリューブックスと良品計画は、今後も本が直⾯する課題の解決と、本のある暮らしの提案を丁寧に結びつけていくことに挑戦してまいります。そして、いつか「古紙になるはずだった本」たちの展開が終わることを⽬指して活動を続けていきます。ぜひ、「無印良品 イオンモール橿原」へ⾜を運んでいただき、これらの取り組みを実際に⼿に取ってご覧ください。本との新たな出会いが、皆様の暮らしをより豊かにすることを願っています。


 

posted by 竹村 奈々

バリューブックスの広報担当。旅、ごはん、韓ドラ、K-POP、そしてお笑いが好き。
東京から長野にUターンし、自然に囲まれて双子をゆるっと育ててます。

BACK NUMBER