本屋で働くわたしたち vol.11 【 バリューブックスのスタッフ紹介】
2025-01-22
2024-06-10
現在バリューブックスでは、高校生から60代までの約300人のスタッフが働いています。
フルタイムスタッフだけでなく、子育てをしながらやWワークなど働きかたもさまざま。
多くのスタッフは、全国から届いた本の査定や、オンライン注文商品の発送などを行うロジスティックス部に所属していますが、ほかにも、システム部や、総務経理部、マーケティング部、カスタマースタッフ、寄付事業や実店舗運営にたずさわるスタッフなど、あらゆるシーンで会社をささえる人がいます。
「本屋」としていくつもの顔をもっているバリューブックスですが、一体どんな人が働いているのか。
その仕事内容や、スタッフの人となりが伝わる「お気に入りの本」をご紹介します。
本屋の裏側をのぞくような気持ちでお楽しみください。
第4回は、編集やライティング業務をメインに、さまざまなプロジェクトに関わっている神谷さん。去年1年間限定で、東京・下北沢に停車していた移動型書店「ブックバス」を運営や、捨てたくない本から生まれた「本だったノート」の企画開発、出版プロジェクトやユーチューブ運営にも携わっています。
新規プロジェクトの立ち上げの際に頼れるメンバーで、社内外のパイプ役としても活躍しています。
神谷です。
愛知生まれ、大学卒業前に就職するのが嫌でバンコクに1年ほど住んでいました。なのでタイ語話せますสวัสดีครัป!
2社を経てバリューブックスに入りました。入社5年目。
漫画と猫とお酒と映画が好きです。どちらかというと洋画をみていて、ベタですがA24映画は常にチェックしています。
NABOがリニューアルのタイミングでバリューブックスとしては大規模?な求人をしており、その頃に入りました。社会性と事業性のバランスが良さそうだな、素敵なウェブメディアをやってるな、と思って応募しました。
編集部的な動きとコラボ事業部的な動きをしてます。最近は「本チャンネル」というYoutube、出版部門の仕事が多いです。あ、あと最近は「BOOK IPA」というクラフトビールを「コエドブルワリー」さんと共同でつくりました(販売できるよう、目下準備中)。
捨てたくない本からつくる「本だったノート」
https://www.valuebooks.jp/endpaper/11189/
自社直取引レーベル「DR BY VALUE BOOKS PUBLISHING」
https://www.valuebooks.jp/endpaper/13239/
本を入り口にさまざまなことに取り組めること、また本業界の中でもユニークな取り組みをいろいろとチャレンジしていること。あと人がみんな良いところ。
人文・社会科学、アート・デザイン、コミック、雑誌
夜お酒飲んでる時、移動時間が多いです。
世良田波波 著/ マガジンハウス / 2024年2月29日発行
2人いる姉に影響を受けてか、少女漫画含め、恋愛を題材とした漫画は好きなのですが、これだけ「どうか、がんばるな!」と主人公の恋を応援したくなくなる漫画は久しぶりに読みました。
カイちゃん29歳フリーター、上京して10年。恋落ちた彼女のピュアでキラキラした愚かとも言える行動を最新話が出るたびに落ち込んだり、イライラしながら見守っています。
どうかカイちゃんよ、報われてくれ。
また、恋愛だけでなく”自己実現”、”私らしさ”といったワードに窮屈さを感じる人にもチクりと棘が刺さるものがある漫画だと思います。
チョン・アウン 著,生田美保 訳 / DU BOOKS / 2023年1月20日発行
既婚・非婚・離婚・フリーランス・病気etc、いろいろな状況や役割にある友達と話をして、自身もしてもモヤモヤ&グネグネしている中で、抱えているものは違えど同じ社会=資本主義社会に生きていることを1つの共通項として捉えた時になにか紐解けるかも、と手に取った一冊です。
中島らも 著 / 徳間書店 / 1990年2月1日発行
/ 集英社 / 2008年1月23日発行
高校生の頃に読んで以来、4,5回は買い直してる(引越しなどのタイミングで何故かなくなってしまい)らもさんの一冊。姫野カオルコさんの本もしばしば買い直している気がします。
らもさんの本の中でも、強めのお酒の合う一冊です。
posted by バリューブックス 編集部
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