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2024-12-16
2023-05-18
西国分寺で、カフェ「クルミドコーヒー」を営みながら本づくりも手掛けるクルミド出版から、新作『うさぎのクーモ』が発売されたことを記念して、バリューブックスの実店舗「本と茶 NABO(ネイボ)」にて原画展とクルミド出版フェアを開催中です!
『うさぎのクーモ』で描かれるのは、主人公みづきと白うさぎのクーモをめぐる、いのちのはなし。
特筆すべきは、この絵本は全て「銅版画」の「多版・多色刷り」で制作されていること。
それがどういうことかというと、「黄色のインクで刷る版」「赤のインクで刷る版」「青のインクで刷る版」それぞれを制作し、1枚ずつ色を重ねていくことでようやくひとつの絵ができあがる、ということです。
時にはひとつの絵に対して4つの版を制作することもあり、この『うさぎのクーモ』を作るにあたって制作された版の数はなんと「81枚」!
いくつもの版を重ね、刷ることでしか生まれない、色を重ねて響く声が本の中に満ちています。
「絵本であるとともに版画集である」と書籍の巻末に書かれている通り、物語はもちろん、銅版画の作品集としても十分楽しむことのできる1冊です。
原案と絵を手がけた内木場さん、物語の文を書いた村野美優さん、発行人である影山さんのトークイベントも公開されていますのでぜひご視聴ください。
▶︎『うさぎのクーモ』出版記念トークイベント(2023年4月23日)
NABOで開催中の原画展では、7枚の原画を展示しています。その色の重なりの豊かさには何度眺めても発見と驚きがあります。内木場さんは絵本の物語に描かれているのと同じように、うさぎと共に過ごし、失うという経験を持っています。いまにも呼吸を始めそうなうさぎの毛のふくよかさ、いのちを失うことに対しての、悲しみだけではない感情、そういうものの全ては内木場さんの体を経由して、この絵本の中に表現されています。
現在、NABOとバリューブックスのオンラインストアで『うさぎのクーモ』をご購入いただいた方に、原画の刷り損じを使った「栞」をプレゼント中です。
手でこするとインクがつくほど生々しく、ひとつひとつ色や表情の違うとてもぜいたくな「栞」になっています。
バリューブックスのオンラインサイトでご購入いただくと、『うさぎのクーモ』の販売利益は全額クルミド出版に還元され、クルミド出版や、作者の内木場さんの今後の活動に生かされていきますので、出版社や作者にエールを送る気持ちで、ご購入いただけたらうれしいです。
【限定150冊「版画だった栞」付き】うさぎのクーモ
▶️ご購入はこちら
▶︎「クルミド出版」のその他の書籍 はこちら
原画展の開催場所となるNABO店内では、おいしいお茶や焼き菓子を片手に、約8000冊の本(新刊・古本)を自由に読むことができます。
この機会にぜひ原画展に足を運んでいただけたらうれしいです。長野県上田市にて、お待ちしております!
『うさぎのクーモ』原画展
2023年5月12日(金)〜28日(日)
「本と茶NABO」
〒386-0012 長野県上田市中央2丁目14−31
金・土・日 12:00〜18:00営業
https://www.instagram.com/nabo_valuebooks/
posted by バリューブックス 編集部
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