2025-11-12

【買うだけで寄付になる】『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』

 

食品ロス、子どもの貧困、居場所のない子どもたち。

そんな社会課題に向き合うとき、私たち一人ひとりにできることは、どんなことがあるでしょうか。

 

その答えのひとつが、“おすそわけ”。

この冬、「おすそわけ」をテーマにした一冊の本が生まれます。

 

『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』

 

本書の発売にあわせて、バリューブックスでは

買うだけで寄付になる『おやつのおぼうさん』寄付プロジェクト」を実施します。

1冊の購入につき、売上の約20%が、認定NPO法人おてらおやつクラブへ寄付されます。

寄付金は、ひとり親家庭の子どもたちにお菓子や食品などを届ける活動の運営費として使われます。

 

本を読むことが、子どもたちの笑顔を生む支援になる。

「読むこと」と「贈ること」が、ひとつにつながる取り組みです。

 

――きみの世界は、もっと広くて自由です。

 

学校になじめない、居場所がない、不登校、引きこもり、退学……。そんなつらい経験から松島少年は、自分のことは「自分で考えぬき、自分で決める」ようになります。

みんなとちがう、まわり道をして大人になった松島靖朗さんは、「子どもの貧困」と「食品ロス」の問題を解決しようと、ある取り組みをはじめます。

そして、いつしか「おやつのおぼうさん」とよばれるようになっていたのです。

本書帯より

 

 

おてらおやつクラブ代表・松島靖朗さんの半生を描いた『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』。

子どものころの悩みや迷い、出会いを通して「助けて」と言えない人の声に耳を傾けるようになった松島さんが、“おやつのおぼうさん”と呼ばれるまでの道のりをたどるノンフィクションです。

 

不登校や孤立、貧困、食品ロス――この本が描くのは“社会課題”というより、“ひとりの人間が考えぬき、行動してきた時間”です。

「助けて」と「助けたい」をつなぐ。そのあいだにある、小さな勇気や、あたたかい人のつながりを静かに伝えてくれます。

著者は、食品ロス問題の専門家でもあるジャーナリストの井出留美さん。3年にわたる取材の中で、松島さんを導いた恩師や幼なじみへの聞き取りを重ね、丁寧に紡ぎ上げました。

イラストレーター・坂内拓さんによるイラストも、ページをめくるたびに余韻を残します。

 

 

著者プロフィール

井出留美(いで・るみ)株式会社office 3.11 代表取締役食品ロス問題ジャーナリスト奈良女子大学食物学科卒業。博士(栄養学/女子栄養大学大学院)修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊、日本ケロッグを経て3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力。政府・企業・国際機関・研究機関のリーダーによる世界的連合Champions12.3メンバー。著書に『食べものが足りない!』『SDGs時代の食べ方』『捨てないパン屋の挑戦』『食料危機』『あるものでまかなう生活』『捨てられる食べものたち』『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得!』『賞味期限のウソ』他、監修書に『食品ロスの大研究』他。食品ロスを全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/令和2年度 食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。

 

おてらおやつクラブとは

 

 

認定NPO法人おてらおやつクラブは、子どもの貧困問題の解決を目指し、お寺の「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として、

子どもをサポートする支援団体の協力のもとさまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動です。

全国の賛同寺院と地域の支援団体やひとり親家庭をつなぎ、お菓子や果物、食品や日用品などを日々届けています。

▶ 詳しくは おてらおやつクラブ公式サイト

 

 

買うだけで、支援になる

 

『おやつのおぼうさん おすそわけで子どもたちを笑顔に!』

1冊の購入につき、売上の約20%が認定NPO法人おてらおやつクラブに寄付されます。

実施期間:2025年10月10日〜12月31日
 

 購入はこちら 

 

※本寄付プロジェクトは、認定NPO法人おてらおやつクラブとVALUE BOOKSによる共同プロジェクトです。

 

 

きっかけはブックギフトから

 

おてらおやつクラブとバリューブックスの出会いは、2年前。
ブックギフト月間」がきっかけでした。

ブックギフト月間は、毎年12月に開催している「寄付キャンペーン」です。

 

 

期間中に申し込みのあった本の買取査定額の10%相当分をバリューブックスが負担し、 NPO団体や書店と連携して全国の子どもたちへ本を届けるプロジェクトです。

その連携団体のひとつがおてらおやつクラブでした。

この活動を通して生まれたつながりから、今回の「買うことで支援できる」新しいプロジェクトが実現しました。

 

手放す本も、手に取る本も、
どちらのかたちでも、子どもたちへ本を届けることができる――

その想いが『おやつのおぼうさん』にも息づいています。

 

※「ブックギフト月間」は今年も12/1~12/31の期間で開催します。

posted by 篠原 有加

上田市出身。2016年入社。3児の母。
倉庫勤務を経て、今は主にメールマガジンを担当しています。

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