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2024-09-27

本屋で働くわたしたち vol.8 【 バリューブックスのスタッフ紹介】

 

現在バリューブックスでは、高校生から60代までの約300人のスタッフが働いています。フルタイムスタッフだけでなく、子育てをしながらやWワークなど働きかたもさまざま。

多くのスタッフは、全国から届いた本の査定や、オンライン注文商品の発送などを行うロジスティックス部に所属していますが、ほかにも、システム部や、総務経理部、マーケティング部、カスタマースタッフ、寄付事業や実店舗運営にたずさわるスタッフなど、あらゆるシーンで会社をささえる人がいます。

「本屋」としていくつもの顔をもっているバリューブックスですが、一体どんな人が働いているのか、その仕事内容や、スタッフの人となりが伝わるお気に入りの本をご紹介します。

本屋の裏側をのぞくような気持ちでお楽しみください。

 

 

第8回は、パートスタッフで入社してから本社・上田原倉庫の現場統括マネージャーを経て、2024年7月(18期)からは執行役員に就任した水野さんです。

採用やスタッフ管理をはじめ、人に関わる仕事を担当。三児の母という一面も持ち、常に人に寄り沿い活躍しています。

 

 

──自己紹介をお願いします。

 

水野です。

上田市出身、入社して9年になります。

バリューブックスに入る前は、接客、販売、製造、ウエディング関係などのお仕事に携わりました。

子供の時からお裁縫が好きでよく分からない形のリュックとか、ポーチとか見よう見まねで作ったり、ミサンガ編んだりしていましたが、最近はミシンを触っていなくて、どうやったら時間作れるかな〜と考えています。

 

──バリューブックスに入社した経緯を教えてください。

 

友人がバリューブックスの倉庫で働いていて、新しい倉庫の稼働が始まるタイミングで求人募集していることを知り、時間の融通がきくことや、通いやすい距離にあることに惹かれ、応募したのがきっかけです。

 

──バリューブックスではどんな仕事をしていますか?

 

倉庫業務を経験後、統括チーム、今年から役員会へも執行役員として参加することになりました。

主に採用面接やスタッフとの面談、就労体験や倉庫見学の案内など、人に関わる仕事を担当しています。また、社内の相談窓口としても動き始め、より多くの方と交わる機会が増えている中で、座談会の開催など、ネットワーク作りの場も作っているところです。

それぞれのスタッフが人との関わりを通じて、より仕事がしやすい環境を作っていかれたらと思っています。

 

──バリューブックスで働くおもしろさややりがいは、どんなところに感じますか?

 

色々な本に出会える事。本の循環を通して、自分の仕事の先が見える事や、色々な事にチャレンジしながら沢山の方とコミニュケーションを取る機会をもらえている事です。

 

 

──どんなジャンルの本をよく読みますか?

絵本・こどもの本、ビジネス、趣味・実用

 

──普段、どんな時に本を読みますか?

 

1人の時ですかね、無音の環境がいい時とか。

 

──最後に、お気に入りの本を教えてください。

 

 

①最近これ読みました

 

ぼくにはなにもない

齋藤真行  作 さいとうれい 絵 / 愛本出版 / 2019年7月5日発行

 

Kindleで出会った本です。ふと気になったタイトルで読み始め、自分を取り巻く環境や、人に改めて感謝しなくては……と感じた本です。

 

②なんだか気になる積読本 

星の王子さま

著:サン=テグジュペリ、原著:de Saint‐Exup´ery,Antoine、翻訳:濯、内藤 / 岩波書店 / 2000年11月発行

 

なぜか、最後まで読めた事がないんですよね。笑

最後まで読まずに満足してしまうのかも。シンプルな表現だけど、読み手には大切な事を教えてくれる気がします。

③やっぱり手放せない本 

 

夜ふけに読みたい雪夜のアンデルセン童話

著:ハンス・クリスチャン・アンデルセン、編集:吉澤 康子、編集:和爾 桃子、イラスト:アーサー・ラッカム

平凡社 / 2024年1月26日発行

 

夜ふけに読みたい 森と海のアンデルセン童話

 

著:ハンス・クリスチャン・アンデルセン、著:アーサー・ラッカム、編集:吉澤 康子,編集:和爾 桃子 

平凡社 / 2024年4月26日

 

小学校の時、おとぎ話や空想の物語のシーンを想像しながら読むのが好きで、図書館の中で1番多く手に取った本がアンデルセン童話の本でした。

表紙に惹かれ大人になって改めて読み直し、やっぱり好きだなぁと実感した2冊です。

 

 

 

 

posted by バリューブックス 編集部

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