【美術協力】映画『片思い世界』にてバリューブックスの本が使われました!
2025-04-21
2022-06-12
バリューブックスでは、およそ120万冊ある本の在庫を活かして、「本のある空間」をつくるお手伝いをしています。映画・ドラマ・舞台など、本を用いた表現が必要となる作品で、物語のシーンに合わせて選書・貸出を行い、本の活躍の幅を広げています。(パートナーシップ・プログラム)
5月6日(金)より劇場公開の映画 『マイスモールランド』に登場する本棚の美術協力に参加しました。
赤本などの受験関連書のほか、主人公サーリャのルーツに関係するクルド系の書籍を約300冊セレクト。大学受験を控えたサーリャの高校生活を演出すべく、進路指導室の本棚作りをお手伝いさせていただきました。
◾︎ストーリー
17歳のサーリャは、生活していた地を逃れて来日した家族とともに、幼い頃から日本で育ったクルド人。
現在は、埼玉の高校に通い、親友と呼べる友達もいる。夢は学校の先生になること。父・マズルム、妹のアーリン、弟のロビンと4人で暮らし、家ではクルド料理を食べ、食事前には必ずクルド語の祈りを捧げる。 「クルド人としての誇りを失わないように」そんな父の願いに反して、サーリャたちは、日本の同世代の少年少女と同様に“日本人らしく”育っていた。
進学のため家族に内緒ではじめたバイト先で、サーリャは東京の高校に通う聡太と出会う。
聡太は、サーリャが初めて自分の生い立ちを話すことができる少年だった。
ある日、サーリャたち家族に難民申請が不認定となった知らせが入る。在留資格を失うと、居住区である埼玉から出られず、働くこともできなくなる。
そんな折、父・マズルムが、入管の施設に収容されたと知らせが入る……。
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【キャスト・スタッフ】
©2022「マイスモールランド」製作委員会
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posted by バリューブックス 編集部
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