EndPaper

本に触れる。
その小さなきっかけを届ける
ウェブマガジン。

2021-05-20

トークイベント「捨てたくない本づくり、紙づくり」5月28日無料開催します!

 

現在バリューブックスの実店舗 本屋未満にて、紙の“きれはし”にまつわるものがたりに焦点を当てた「本のきれはし展」を開催しています。

 

お店に並ぶのは、

古紙回収に回される予定だったからつくられた「本だったノート」

製本の過程で出る紙の端切れを使ったアクセサリーやモビールの「紙束」

木材廃棄物と古紙からつくられた「The Paper」

など、本や、紙が生まれる背景に、思いを馳せていただけるようなものたち。

 

誰かが、「なんとかしたい」「もったいない」「きれいだな」「なんかいいね」そういうふうに思わなければ、生まれなかったものばかりです。

 

そんな思いの込もったものたちのつくり手に、ぜひ直接話を聞いてみたい!という気持ちから、5月28日(金)に無料のオンライントークイベントを開催することになりました。

 

 

「捨てたくない本づくり、紙づくり」

 

 

手製本を得意とした、美しい本をつくられている製本会社の美篶堂。

「紙でエコする」を掲げ、様々な廃棄物を加工し紙資源へとリサイクルする再生紙のスペシャリスト集団山陽製紙。

異なる立場から紙づくり、本づくりに携わる2社が、どのように考えを巡らし、ものづくりをしているのか。本屋未満の池上、NUMABOOKS代表・バリューブックス取締役の内沼が聞き手となり、話をお伺いしようと思います。

 

紙・本を軸に

・わざわざ手がけるからこそ、生まれる手触りのあるものたち

・紙と本づくりから考えるサステナビリティって?

・これからの紙づくり、本づくり

などなど、本好きの方必見のトークを予定しています!

 

参加費は無料、オンラインで配信いたします。

視聴URL:https://us02web.zoom.us/j/89883040312

開催日時:5月28日(金) 19:00 〜 20:30

 

美篶堂

長野県伊那市美篶に製本所と東京にも事務所を構えている製本会社。手製本の技術を活かした、上製本や特装本、和装本の他、さまざまな製作を請け負っている。
そのほか、製本技術を活かした自主ブランドのステーショナリー(ノート・ブロックメモ・豆本カードスタンド) などの卸販売や、 製本ワークショップや製本を学ぶ機会「本づくり学校」なども運営する。 

http://misuzudo-b.com

 

山陽製紙

大阪府泉南市に本社をかまえる、製紙会社。紙のスペシャリストとして、環境に配慮した開発・製品化に適した設備環境を構え、小ロットからの制作依頼も可能。
不要なコピー用紙をアップサイクルするサービス「PELP」や、食品加工の工程において排出されるコーヒー粕などの製造副産物を再資源化し、紙製品へと生まれ変わらせる「Sumideco Paper」などの展開を行う。

https://www.sanyo-paper.co.jp

 

本のきれはし展

会場:〒386-0012 長野県上田市中央2丁目14−31 本屋未満(旧NABO)

日時:5月30日まで

 

👇「本のきれはし展」詳細はこちらから👇

https://www.instagram.com/p/COIAMIRsQoe/?utm_source=ig_web_copy_link

posted by 神谷周作

愛知県生まれ。
都内にてウェブメディアを運営する企業に勤めたのち、愛猫と一緒に上田に移住してきました。
趣味は、レンチキュラー印刷がされたグッズの収集。

BACK NUMBER