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2020-11-18

ここではない、どこかへ。旅にまつわるエッセイたち

 

日本の様々な土地や異国の街、山の上から南の島まで。優れた旅のエッセイは列車や飛行機ではなく文章によって私たちを様々な場所へ連れていってくれます。

実際に旅に行くことが難しい場所でも本でだったらいつだって。

チケットもパスポートもいらない空想の旅。気になる本があったら是非ページをめくって本の旅へ出かけてみて下さい。

 

 

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)

イザベラ・バード(著)

 

日本奥地紀行 (平凡社ライブラリー)

文明開化期の日本…。イザベラは北へ旅立つ。本当の日本を求めて。東京から北海道まで、美しい自然のなかの貧しい農村、アイヌの生活など、明治初期の日本を浮き彫りにした旅の記録。

 

 

ヨーロッパぶらりぶらり

山下 清(著)

 

ヨーロッパぶらりぶらり

“裸の大将”の目に写ったヨーロッパとは。-ジェット機に乗って「ときどきかじを下に向けないと地球の外へとびだしやしませんか」と心配したり、ゴンドラの町にパンツのほしてあるのを見て日本をなつかしむ。「がいせん門は兵隊のくらいで大将だ」と納得。美しい細密画と訥々とした文章で綴るほのぼの紀行。

 

 

日本ぶらりぶらり

山下 清(著)

 

日本ぶらりぶらり

半ズボンに坊主頭、リュックを背負って九州、山陰、東北とぶらりぶらりの珍道中。「わしも山下清に毛のはえたような男です」という言葉を耳にした清は、「ぼくのどこに毛がはえるとあなたになるのですか」-。笑いを誘い、かつ考えさせられる文章とスケッチで綴る放浪記。

 

 

旅のつばくろ

沢木 耕太郎(著/文)

 

旅のつばくろ

つばめのように軽やかに。人生も旅も――。沢木耕太郎、初の国内旅エッセイ。旅のバイブル『深夜特急』で世界を縦横無尽に歩いた沢木耕太郎。そのはじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。あの頃のようにもっと自由に、気ままに日本を歩いてみたい。この国を、この土地を、ただ歩きたいから歩いてみようか……。JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」で好評を博した連載が遂に単行本化!

 

 

深夜特急

沢木 耕太郎(著)

 

深夜特急

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く-。ある日そう思い立った26歳のは、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや…。1年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ。

 

 

毎朝ちがう風景があった

椎名誠(著/文)

 

毎朝ちがう風景があった

世界のそこどこに暮らす人びとと、ダイナミックに躍動する自然の美しさをフォーカスしたカラー写真とともに、小気味よいエッセイが楽しめます。どちらに進んでいくか分からない一本道にも肥沃な大地があり、ポルトガルの演歌=「ファド」に「新鮮ななつかしさ」を感じる“シーナの眼”から、そこはかとなく“命の輝き”を見出せる好エッセイ集です。

 

 

旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒

椎名 誠(著/文)

 

旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒

旅をするときに本を読むのが人生の楽しみのひとつだ。知らない土地でのさまざまな苦難やヨロコビに満ちた旅が綴られているちょっと変わった旅本を読むのは無上の喜びだ。漂流ものや無人島ものを読んで、サバイバル生活にドキドキし、挫けず生き抜く様子に胸を打たれるのもいい。本に、旅に日々心を惑わされる著者の、エッセイ&こだわり本ガイド。

 

 

カスバの男 モロッコ旅日記

大竹 伸朗(著)

 

カスバの男 モロッコ旅日記

異色の旅日記が文庫化。やむにやまれぬ旅への衝動にかられ、モロッコの土を踏んだ画家が、アーティストならではの鋭い目で、熱風うずまく町の風景や逞しく生きる人々の姿を自由な言葉で描きだす。

 

 

がむしゃら1500キロ : わが青春の門出

浮谷 東次郎(著)

 

がむしゃら1500キロ : わが青春の門出

炎天下、15歳の少年が50ccバイクに乗って、市川-大阪往復1500キロ走破の旅に出た、たったひとりで…。坂道やジャリ道に悪戦苦闘しつつ走りながら、いろいろな人に出会い、さまざまな体験を重ね、考えた-人間について、労働について、生活について、男と女について…。自分の能力に対する限りない挑戦の記録「がむしゃら1500キロ」を中心に、日記や手紙を収め、思春期まっただ中の伝説の名レーサー東次郎の心の軌跡を追う。

 

 

どくとるマンボウ航海記

北 杜夫(著)

 

どくとるマンボウ航海記

のどかな笑いをふりまきながら、青い空の下をボロ船に乗って海外旅行に出かけたどくとるマンボウ。独自の観察眼でつづる旅行記。

 

 

深夜航路

清水 浩史(著/文)

 

深夜航路

午前0時を過ぎると、旅がはじまる。真っ暗な海、星が瞬く空、静まり返った船内。深夜の船のデッキに立つと、遠ざかる陸の灯が、ゆっくり流れていく。船が沖に向かうと、一切が暗闇に包まれ、やがて何も見えなくなる。だからこそ、何かが見えてくるのではないか。(はじめにより)日本で現在運航している深夜便(午前0時~3時発)全14航路を旅した著者が、深夜航海の魅力と、下船後の「旅のつづき」の愉しみを綴る。本邦初の深夜航路ガイド。

 

 

滞欧日記 (河出文庫)

澁澤 龍彦(著)

 

滞欧日記 (河出文庫)

澁澤龍彦の四度にわたるヨーロッパ旅行の記録を数々の旅の写真や絵ハガキとともに全て収録。編者による詳細な註と案内、解説を付し、わかりやすい〈ヨーロッパ・ガイド〉として編集。

 

 

ハワイイ紀行 完全版

池澤 夏樹(著/文)

 

ハワイイ紀行 完全版

通常、ハワイと呼ばれる太平洋上の島々。しかし島本来の言葉では、ハワイイと発音される。「南国の楽園」として知られる島々の、本当の素顔とは?キラウエア火口を覗き、タロ芋畑を見に行き、ポイを食べる。サーフィンやフラの由来を探り、航海技術の謎を探る…綿密な取材で綴る、旅の詳細なレポート。文庫化にあたり、新たに2章を追加した。ハワイイを深く知りたい人必読。

 

 

貧困旅行記

つげ 義春(著)

 

貧困旅行記

日々鬱陶しく息苦しく、そんな日常や現世から、人知れずそっと蒸発してみたい-やむにやまれぬ漂泊の思いを胸に、鄙びた温泉宿をめぐり、人影途絶えた街道で、夕闇よぎる風音を聞く。窓辺の洗濯物や場末のストリップ小屋に郷愁を感じ、俯きかげんの女や寂しげな男の背に共感を覚える…。主に昭和40年代から50年代を、眺め、佇み、感じながら旅した、つげ式紀行エッセイ決定版。

 

 

澁澤龍彦との旅

澁澤 龍彦(著)

 

澁澤龍彦との旅

偉才がたどった「確認の旅」から「発見の旅」へ。そのとき共にした夫人が貼り重ねた、「最後の旅」と「幻の旅」に至るモザイクの片々。

 

 

ブコウスキーの酔いどれ紀行

チャールズ・ブコウスキー(著)

 

ブコウスキーの酔いどれ紀行

ブコウスキーの異色の紀行エッセイ。フランス経由で故国ドイツを訪れた旅の模様をスナップ写真とともにつづる。ブコウスキーの生の声を満載した貴重なドキュメント。

 

 

旅をする木

星野 道夫(著/文)

 

旅をする木

広大な大地と海に囲まれ、正確に季節がめぐるアラスカ。1978年に初めて降り立った時から、その美しくも厳しい自然と動物たちの生き様を写真に撮る日々。その中で出会ったアラスカ先住民族の人々や開拓時代にやってきた白人たちの生と死が隣り合わせの生活を、静かでかつ味わい深い言葉で綴る33篇を収録。

 

 

長い旅の途上

星野 道夫(著/文)

 

長い旅の途上

きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ―。1996年、カムチャツカで熊に襲われて世を去った著者が残した、最後のメッセージ。過酷な自然に生きる人間や動植物、そして極北の大地に注がれたまなざし。人生の豊かさとは、人間の幸とは、いま改めて我々に問いかける静かな声がここにある。

 

 

極北へ

石川直樹(著)

 

極北へ

すべての旅はここからはじまった。二十歳で登頂したデナリ山。アラスカ、グリーンランド、カナダ、ノルウェー、そして、二度目のデナリ―。地球の極北に魅せられた長い旅の軌跡。世界を駆け抜ける写真家の“原点”。野性の厳しさと美しさに導かれた出会い。開高健ノンフィクション賞受賞後、初の長編エッセイ。

 

 

冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ

山本高樹/文・写真

 

冬の旅 ザンスカール、最果ての谷へ

インド北部、ヒマラヤの西外れの高地、ザンスカール。その最奥の僧院で行われる知られざる祭礼を目指し、氷の川を辿り、洞窟で眠り、雪崩の跡を踏み越える“冬の旅”に挑む。人々はなぜ、この苛烈な土地で生きることを選んだのか。極寒の高地を巡る旅を通じて“人生の意味”を問う物語。

 

 

山とあめ玉と絵具箱

川原真由美(文・絵)

 

山とあめ玉と絵具箱

あの色、あの匂い、あの音。山を歩くのは、なんてたのしいのだろう。〇 ふたつの雪壁を越えて立った奥穂高岳の山頂、そこで出会った人〇 実家のベランダから見える丹沢の山並み〇 天気のいい日に、ふと思い立って出かけた高尾山で食べる朝ごはん……陽や雨や雲にきらめく稜線のなかに広がる情景を綴り描いたエッセイ。カラーの絵を多数収録。

 

 

イギリスだより―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

カレル・チャペック(著)

 

イギリスだより―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

故郷をこよなく愛するとともに、世界各地の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その巧妙でユーモラスな筆致は、深い人間愛と洞察を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は中でも特に評価が高いイギリス滞在記で、1924年にペンクラブ大会参加と大英博覧会取材のため訪れたときのもの。チャペックの「イギリスびいき」ぶりがうかがえる名著。自筆イラスト多数。

 

 

北欧の旅―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

カレル・チャペック(著)

 

北欧の旅―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

本書は1936年、デンマーク、スウェーデン、ノルウェーを巡った記録。船と鉄道と車で、原始の面影を残す森やフィヨルドをたどり、壮大な自然と素朴な人間の暮しを感動いっぱいに描く。イラスト多数。

 

 

スペイン旅行記―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

カレル・チャペック(著)

 

スペイン旅行記―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

本書は1929年スペイン周遊の際に書かれた旅行記。ラテン、イスラム、ユダヤ、ジプシー、バスク、そして闘牛やフラメンコ…様々な民族や風物の混交する面白さ美しさに魅せられた心躍るエッセイ。

 

 

居心地のよい旅 (ちくま文庫)

松浦 弥太郎(著/文)若木 信吾(写真)

 

居心地のよい旅 (ちくま文庫)

マンハッタン、バンクーバー、台北、ロンドン。未知の場所を歩けばそこには必ず輝きがある。本屋とおいしいパン、思いがけない出会いをこよなく愛する著者が贈る、12の街への旅エッセイ。

 

 

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

松浦 弥太郎 (著)

 

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

サンフランシスコのアパートで恋人と過ごした土曜日の午後。ニューヨークの老舗古書店で大切なことを教わった日。18歳のときに初めてアメリカを旅してからずっと、いくつもの出会いと、かけがえのない日々をくれた場所はいつも「旅先」だった。『暮しの手帖』編集長の著者が、自身の旅について飾らない言葉でひとつひとつ綴った自伝的エッセイ集。軽やかな心で明日から旅に出たくなるような一冊。

 

 

旅の人、島の人

俵 万智(著/文)

 

旅の人、島の人

沖縄の石垣島に、息子と移住して三年あまり。旅の人というにはやや長く、島の人というにはまだ短い時間が流れた。住んでみて初めてわかること、慣れてないからこそ驚けること。旅人でも島人でもない宙ぶらりんだから見えるものを、楽しみながら綴ったエッセイ集。

 

 

旅行者の朝食

米原 万里(著/文)

 

旅行者の朝食

「ツバキ姫」との異名をとる著者(水分なしでもパサパサのサンドイッチをあっという間に食べられるという特技のために)が、古今東西、おもにロシアのヘンテコな食べ物について薀蓄を傾けるグルメ・エッセイ集。「生きるために食べるのではなく、食べるためにこそ生きる」をモットーに美味珍味を探索する。

 

 

また旅。

岡本仁(著)

 

また旅。

約6年分の全国旅の記録をまとめた『暮しの手帖』誌の長期連載「きょうの買い物」を書籍化。
長年雑誌編集に携わり、世界中で「また旅。」生活を送る著者ならではの視点が光ります。

 

 

犬が星見た

武田百合子(著/文)

 

犬が星見た

生涯最後の旅と予感している夫・武田泰淳とその友人、竹内好とのロシア旅行。星に驚く犬のような心と天真爛漫な目を以て、旅中の出来事、風物、そして二人の文学者の旅の肖像を、克明に、伸びやかに綴った紀行。読売文学賞受賞作。解説・阿部公彦

 

 

旅ドロップ

江國 香織(著/文)

 

旅ドロップ

旅をした場所と空気、食べ物、そして出会った人々や動物たち―このエッセー集は、ちいさな物語のようだ。時も場所も超えて、懐かしい思い出に、はるかな世界に連れ出してくれる。エッセー37篇のほか巻頭に詩を三篇収録。

 

 

いつも旅のなか

角田 光代(著/文)

 

いつも旅のなか

ロシアの国境で居丈高な巨人職員に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、キューバでは命そのもののように人々にしみこんだ音楽とリズムに驚く。五感と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅の記録。

 

 

どくろ杯 (中公文庫)

金子 光晴 (著)

 

どくろ杯 (中公文庫)

唇でふれる唇ほどやわらかなものはない―その瞬間、二人の絶望的な放浪が始まった。詩集『こがね虫』で詩壇にはなばなしく登場した詩人は、その輝きを残して日本を脱出、夫人森三千代とともに上海に渡る。欲望と貧困、青春と詩を奔放に描く自伝。

 

 

風と双眼鏡、膝掛け毛布

梨木 香歩(著/文)

 

風と双眼鏡、膝掛け毛布

双眼鏡を片手にふらりと旅へ。地名を手掛かりにその土地の記憶をたどり、人とそこに生きる植物や動物の営みに思いを馳せ、創造の翼を広げる珠玉のエッセイ集。

 

 

エストニア紀行 : 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

梨木 香歩(著)

 

エストニア紀行 : 森の苔・庭の木漏れ日・海の葦

首都タリンから、古都タルトゥ、オテパー郊外の森、バルト海に囲まれた島々へ-旧市街の地下通路の歴史に耳を傾け、三十万人が集い「我が祖国は我が愛」を歌った「歌の原」に佇む。電柱につくられたコウノトリの巣は重さ五百キロ。キヒヌ島八十一歳の歌姫の明るさ。森の気配に満たされ、海岸にどこまでも続く葦原の運河でカヌーに乗る。人と自然の深奥へと向かう旅。

 

 

旅の断片

若菜 晃子(著)

 

旅の断片

登山の専門出版社の編集者を経て、文筆家として活躍する著者による、待望の随筆集第2弾。さまざまな国の風景や人との交流、旅を通じて広がってゆく思考を、静謐な文章でまっすぐに綴ります。個人的な旅の記憶が濃やかに表現され、読者も体感できる情緒豊かな一冊。

 

 

街と山のあいだ

若菜晃子(著/文)

 

街と山のあいだ

登山の専門出版社を経て、編集者・文筆家として活躍する著者による初の随筆集。山にまつわる記憶や体得してきた思想を、情緒豊かにまっすぐに綴ります。四季にわたる山行記やよく登る山、道具の話など、細やかなエピソードに彩られた59篇。山が好きな人も山に憧れる人も、自然を近しく感じられる一冊です。

 

 

Land Land Land―旅するA to Z (ちくま文庫)

岡尾 美代子 (著)

 

Land Land Land―旅するA to Z (ちくま文庫)

ガーリッシュなものが大好きな人たちに大人気のスタイリストは、旅の達人でもあります。仕事ではもちろん、プライベートでも世界中を旅しながら、行く先々で美しいもの、不思議なもの、かわいいものを見つけて、ポラロイド写真と記憶に焼きつけていきます。そうして集めた旅の思い出を、A(Airplane)からZ(Zoo)までぎゅっと詰めこんで「可愛さだけを999999倍に煮詰めた」一冊です。

 

 

お母さん、旅はじめました

後藤由紀子(著/文)

 

お母さん、旅はじめました

沼津・雑貨店「hal」店長が、素敵な人や物を訪ねて日本全国を旅する写真エッセイ。お母さんの視点から見た旅の指南書。

 

 

肩掛けボストン鞄の旅

根本 きこ(著)

 

肩掛けボストン鞄の旅

週に4日はcoyaという店をやっている。夫婦で切り盛りしているこの店の4日間は、潤がお酒や珈琲を淹れ、私が料理を作る。店が開いている時間帯、お互いほとんど言葉を交わさない。ただ、グラスや皿を洗う音だけが台所の土間に響き、その様子で互いの持ち場の有り様を察する。店は、もちろん友人もやってくれば、まったく初対面の人も、ガラガラと引き戸を開けて訪れてくださる。そんな人々の流れは再び旅を感じさせるかのように、それぞれが造り出すその時々の空間がある。そう、coyaでは旅人を迎えるような気持ち。つまり、旅は私のキーワード。

 

 

海へ、山へ、森へ、町へ

小川 糸(著)

 

海へ、山へ、森へ、町へ

自然の恵みと人々の愛情によって、絶品料理が生まれる軌跡を辿ろう!美味しい出会いを求めた旅の滋味溢れるエッセイ。

 

 

わたしのマトカ (幻冬舎文庫)

片桐 はいり(著)

 

わたしのマトカ (幻冬舎文庫)

北欧の国で出会ったのは薔薇色の頬をした温かい人たちだった。旅にまつわる名エッセイ。

 

 

わたしのもう一つの国 ブラジル、娘とふたり旅

角野栄子(著)

 

わたしのもう一つの国 ブラジル、娘とふたり旅

角野栄子にとって特別な「もう一つの国」へ13歳のやんちゃな娘といざ出発!「おばけのアッチ」シリーズや「魔女の宅急便」シリーズなど数々の名作を生みだし、国際アンデルセン賞を受賞するなど世界的に評価されている童話作家・角野栄子。20代の時に移民として渡り、刺激に満ちた思い出深い日々を過ごしたブラジルに、20年後、自分の娘と訪れた旅のエッセイ。

 

 

心がほどける小さな旅

益田ミリ(著)

 

心がほどける小さな旅

明日もきっと元気になれる!人気作家の女子旅エッセイ。

 

 

ちょっとそこまで旅してみよう

益田 ミリ(著)

 

ちょっとそこまで旅してみよう

昨日まで知らなかった世界を、今日のわたしは知っている-ひとりのときもあれば、だれかと一緒のときもある。たいてい、ちょっとそこまでという気軽さと、いつだってどこだって出かけられるという身軽さで。金沢、京都、スカイツリーは母と2人旅。八丈島、奈良、萩はひとり旅。フィンランドは女友だち3人旅(気に入ったので、ひとりで再訪も)。

 

 

posted by 飯田 光平

株式会社バリューブックス所属。編集者。神奈川県藤沢市生まれ。書店員をしたり、本のある空間をつくったり、本を編集したりしてきました。

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