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2020-11-18

みんなも大好きな児童書がずらり!1年間で最も売れた「児童書」30選

 

毎日たくさんの本を販売しているバリューブックス。なかでも、直近1年間でドドっと売れていった「児童書」を、上位30冊からご紹介!

『100万回生きたねこ』、『三びきのやぎのがらがらどん』、『ぐりとぐら』……

大人になった自分でも懐かしい、名作絵本がずらりと並びました。

子どもへプレゼントするもよし。
懐かしみながら1ページ1ページめくるもよし。

あなたが大好きだった「あの本」も、ここにありますか?

 

 

ハリー・ポッターと賢者の石

Rowling, J. K(著)松岡 佑子(訳)ローリング J.K.(著)

 

ハリー・ポッターと賢者の石

ハリー・ポッターは孤児。意地悪な従兄にいじめられながら11歳の誕生日を迎えようとしたとき、ホグワーツ魔法学校からの入学許可証が届き、自分が魔法使いだと知る。キングズ・クロス駅、9と3/4番線から紅色の汽車に乗り、ハリーは未知の世界へ。親友のロン、ハーマイオニーに助けられ、ハリーの両親を殺した邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決までの、息を飲む展開。9歳から108歳までのファンタジー。

 

 

ざんねんないきもの事典 おもしろい!進化のふしぎ

今泉忠明 (監修)下間 文恵 (イラスト)徳永 明子 (イラスト)

 

 

ざんねんないきものとは、一生けんめいなのに、どこかざんねんないきものたちのことである。地球には、すごい能力をもつ生き物がたくさんいます。
でも一方で、「紫外線をあびると光る」サソリや、「敵におそわれると死んだふりをする」オポッサムなど、思わず「どうしてそうなった!?」 とつっこみたくなる“ざんねん”な生き物も存在するのです。この本では、進化の結果、なぜかちょっとざんねんな感じになってしまった生き物たちをご紹介します。

 

 

モモ

Ende, Michael(著)大島 かおり(訳)エンデ ミヒャエル(著)

 

モモ

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。

 

 

100万回生きたねこ

佐野 洋子(著/文)

 

100万回生きたねこ

100万年も しなない ねこが いました。 100万回も しんで,100万回も いきたのです。 りっぱな とらねこでした。 100万人の人が, そのねこが しんだとき なきました。 ねこは, 1回も なきませんでした。読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。

 

三びきのやぎのがらがらどん

マーシャ・ブラウン(イラスト)せたていじ(翻訳)

 

三びきのやぎのがらがらどん

橋の向こう側の山で、たくさん草を食べようと考えた3匹のヤギ。小さなヤギ、中ぐらいのヤギ、大きなヤギ、みんな名前は「がらがらどん」。橋をわたっている途中に谷に住むトロル(おに)にでくわしてしまいます。小さなヤギの機転によって、小さなヤギと中くらいのヤギはトロルから逃げて橋をわたることができました。とうとう、一番大きくて強いヤギがトロルに勝負を挑みます。3匹のヤギは無事に橋をわたることができるのでしょうか?

 

 

しろくまちゃんのほっとけーき

和田 義臣(著)森 比左志(著)若山 憲(著)

 

しろくまちゃんのほっとけーき

しろくまちゃんが、お母さんと一緒にホットケーキを作るお話。1970年の発売以来ロングセラーを続ける「こぐまちゃんえほん」シリーズのなかでも、特に人気の1冊。
冷蔵庫から卵を取り出して(1個、割れてしまうけれど)、牛乳をいれてよくかきまぜる。ふわふわの小麦粉とふくらし粉を加えてまぜたら、さあ、フライパンへ。この後が、この絵本最大の見せ場。ホットケーキがだんだん焼けていく12の工程が、楽しい擬音とともに見開きページにずらりと並んでいる。

 

 

おおきなかぶ

A・トルストイ(著/文)内田莉莎子(翻訳)佐藤忠良(イラスト)

 

おおきなかぶ

おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。

 

 

きんぎょが にげた

五味太郎(著/文 | イラスト)

 

きんぎょが にげた

金魚が1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた?カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながら金魚を探して楽しめます。

 

 

モモ : 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

Ende, Michael(著)大島 かおり(訳)エンデ ミヒャエル(著)

 

モモ : 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

時間におわれ、おちつきを失って人間本来の生き方を忘れてしまった現代の人々。このように人間たちから時間を奪っているのは、実は時間泥棒の一味のしわざなのだ。ふしぎな少女モモは、時間をとりもどしに「時間の国」へゆく。そこには「時間の花」が輝くように花ひらいていた。時間の真の意味を問う異色のファンタジー。小学5・6年以上向き。

 

 

エルマーのぼうけん

ルース・スタイルス・ガネット(著/文)わたなべしげお(翻訳)ルース・クリスマン・ガネット(イラスト)

 

エルマーのぼうけん

年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。エルマーは、知恵と勇気で出発前にリュックにつめた輪ゴムやチューインガム、歯ブラシをつかって、次々と動物たちをやりこめていきます。エルマーはりゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?

 

 

ぐりとぐら

中川李枝子(著/文)大村百合子(イラスト)

 

ぐりとぐら

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本で登場しました。

 

 

ざんねんないきもの事典

かわむら ふゆみ(絵)今泉 忠明(監修)徳永 明子(絵)下間 文恵(絵)

 

ざんねんないきもの事典

この本では、進化の結果、なぜかちょっとざんねんな感じになってしまった生き物たちをご紹介します。ざんねんに感じられるけど、でもそこが愛おしい生き物のことがもっと好きになる一冊です。続編はオールカラーに進化!子どもに人気の恐竜など、絶滅種も仲間入りしました

 

 

こんとあき

林明子(著/文 | イラスト)

 

こんとあき

こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみです。あきが成長するにつれ、こんは古びて、腕がほころびてしましました。あきはこんを治してもらうため、こんと一緒におばあちゃんの家にでかけます。あきは、電車でこんとはぐれたり、犬に連れさられたこんを探したりと、何度も大変なめにあいます。こんとあきは無事におばあちゃんの家にたどりつくことができるのでしょうか?互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。

 

 

おしいれのぼうけん

古田 足日(著)田畑 精一(著)

 

おしいれのぼうけん

お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。

 

 

DORAEMON

藤子・F・ 不二雄(著/文)ジャレックス(翻訳)

 

DORAEMON

このイングリッシュコミックスは、てんとう虫コミックス「ドラえもん」のふき出しに英文、コマの外に日本語を併記してあります。対訳付きですので、中学生から大人まで幅広く楽しめます。順次刊行予定です。

 

 

星の王子さま

Saint-Exupéry, Antoine de(著)内藤 濯(訳)室井 庸一(著)長塚 隆二(著) Saint‐Exup’ery Antoine de(著)サン=テグジュペリ(著 )

 

星の王子さま

世界中で愛読されている永遠の名作『星の王子さま』は、1943年にアメリカで出版された初版本と、戦後フランスで刊行されたガリマール社版とを比べると、挿絵の色調やタッチが微妙に異なっていました。サン=テグジュペリ生誕100年を記念して、作者が生前目にした唯一の版である米国版に基づいたオリジナル版をお届けします。

 

 

エルマーとりゅう

ルース・スタイルス・ガネット(著/文)わたなべしげお(翻訳)ルース・クリスマン・ガネット(イラスト)

 

エルマーとりゅう

「エルマーのぼうけん」の続編。ぶじ動物島を脱出したエルマーとりゅうが、「知りたがり病」という病気をめぐって大活躍。一度読みはじめたらやめられない抜群のおもしろさです。

 

 

だるまさんが

加岳井 広(著)かがくい ひろし(著)

 

だるまさんが

泣く子も笑う、おもしろさ! 「だるまさん」シリーズ第1弾
「だ・る・ま・さ・ん・が」左右にうごくだるまさん。ページをめくると……あらら、びっくり! 大わらい! さて、おつぎは……? 0歳の赤ちゃんから大人まで、ページをめくるたびわらいの渦に引きこまれる、とびきりゆかいな「だるまさん」シリーズ第1弾です。

 

 

わけあって絶滅しました。

今泉忠明(監修)丸山貴史(著/文)サトウマサノリ(著/文)

 

わけあって絶滅しました。

さまざまな理由で地球から消えていった生物の「絶滅原因」を紹介する
今までになかったコンセプトの動物図鑑が登場!地球誕生以来、生物の99.9%は絶滅してきました。いま地球にいる生物は、奇跡的な確率で「たまたま」存在していると言っても過言ではありません。

 

 

てぶくろ

エウゲーニー・M・ラチョフ(イラスト)うちだりさこ(翻訳)

 

てぶくろ

おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?

 

 

宇宙への秘密の鍵

Hawking, Lucy(著)Hawking, Stephen W(著)さくま ゆみこ(訳)佐藤 勝彦(監修) Hawking Stephen(著 ) ホーキング ルーシー(著)ホーキング スティーヴン(著 )

 

宇宙への秘密の鍵

「地球の未来は?」ホーキング博士父娘が世界中の子どもに贈るスペース・アドベンチャー。

 

 

わすれられないおくりもの

Varley, Susan(著)小川 仁央(著)バーレイ スーザン(著)

 

わすれられないおくりもの

アナグマは、もの知りでかしこく、みんなからとてもたよりにされていた。冬のはじめ、アナグマは死んだ。かけがえのない友を失った悲しみで、みんなはどうしていいかわからない…。友だちの素晴しさ、生きるためのちえやくふうを伝えあっていくことの大切さを語り、心にしみる感動をのこす絵本です。

 

 

いやいやえん

中川李枝子(著/文)大村百合子(イラスト)

 

いやいやえん

元気だけど、わがままできかんぼうの保育園児のしげるが主人公の童話集。しげるたちが積み木でつくった船でクジラをとりにでかけるお話や、山のぼりで山の果物を食べすぎてしまうお話、赤いバケツをもって保育園にやってきた小ぐまの話など、全部で7つのお話がはいっています。表題作『いやいやえん』では、なんでもいやだ、いやだと駄々をこねるしげるが、「いやいやえん」に連れてこられます。「いやいやえん」とはいったどんな園なのでしょうか?

 

 

はじめてのおつかい

筒井頼子(著/文)林明子(イラスト)

 

はじめてのおつかい

みいちゃんはママに頼まれて牛乳を買いに出かけます。自転車にベルを鳴らされてどきんとしたり、坂道で転んでしまったり、ひとりで歩く道は緊張の連続です。坂をあがると、お店につきました。お店にはだれもいません。みいちゃんは深呼吸をして、「ぎゅうにゅうください」と言いました。でも、小さな声しかでません。お店の人は、小さいみいちゃんには気がつかないみたい……。小さな女の子の心の動きを鮮やかに描いた絵本です。

 

 

チョコレート戦争

大石真(著/文)北田卓史(イラスト)

 

チョコレート戦争

有名なケーキやさんのウィンドウガラスが割れて、いあわせた明と光一が犯人にされてしまう。そこで子どもたちは立ちあがった…。

 

 

ずーっとずっとだいすきだよ

Wilhelm, Hans(著)久山 太市(著)ウィルヘルム ハンス(著)

 

ずーっとずっとだいすきだよ

エルフィーとぼくは、いっしょに大きくなった。年月がたって、ぼくの背がのびる一方で、愛するエルフィーはふとって動作もにぶくなっていった。ある朝、目がさめると、エルフィーが死んでいた。深い悲しみにくれながらも、ぼくには、ひとつ、なぐさめが、あった。それは…

 

 

ふたりはともだち

Lobel, Arnold(著)三木 卓(訳)

 

ふたりはともだち

アーノルド・ローベルの人気絵本「がまくんとかえるくん」シリーズの1作目。 大人になると忘れてしまいがちな〈ともだち〉って、こんな感じ。特に〈しんゆう〉って、こうだよな、という気持ちを思い出させてくれる。

 

 

くだもの

平山和子(著/文 | イラスト)

 

くだもの

すいか、もも、ぶどう、なし、りんごなど、日常子どもたちが食べるくだものを、まるで実物かと思わせるほど鮮やかに描いた、いわば果物の画集。

 

 

だるまちゃんとてんぐちゃん

加古里子(著/文 | イラスト)

 

だるまちゃんとてんぐちゃん

だるまちゃんは友だちのてんぐちゃんの持っているものを何でも欲しがります。てんぐのうちわや素敵な履物、なんとしまいには鼻まで。お父さんのだるまどんは思いつく限りの物を集めてきますが、だるまちゃんのお気に入りはいつも意外なところに……。だるまちゃんとだるまどんはどんなアイデアを思いついたでしょう?ユーモアあふれる物語と楽しいものづくしの絵本。全8作、大人気「だるまちゃん」シリーズの第一作です。

 

 

しんせつなともだち

方軼羣(著/文)君島久子(翻訳)村山知義(イラスト)

 

しんせつなともだち

食べものがない寒い冬のことです。お腹がすいたうさぎが、かぶをふたつ見つけました。ひとつだけ食べて、もうひとつを同じようにお腹をすかせているろばに届けますが、ろばは留守でした。うさぎはろばの家にかぶをおいていきます。家に帰ってきたろばは、かぶにびっくりします。ちょうどさつまいもを手にいれたばかりだったろばは、かぶを今度は山羊に届けます。思いやりの心をのせたかぶが、動物たちのもとをめぐる「ぐるぐる話」。

 

 

posted by バリューブックス 編集部

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