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2020-11-11

人気の本から社会が見える。1年間で最も売れた「ノンフィクション」30選

 

毎日たくさんの本を販売しているバリューブックス。なかでも、直近1年間でドドっと売れていった「ノンフィクション」の本たちを、上位30冊からご紹介!

ナチスの強制収容所経験を描いた不朽の名作『夜と霧』は、150冊以上も購入され、なんと現在でも堂々の1位。さらには翻訳者が異なるみすず書房版も7位と、多くの読者に慕われていることが分かります。

古典もさることながら、現代の事件や事象を取り扱った作品も多く登場。

この1年、どんなことが起きて、どんな本が読まれていったのか。

30冊の本たちから、僕たちが生きる社会の今が浮き彫りになっていきます。

 

 

夜と霧

Frankl, Viktor Emil(著)池田 香代子(訳)フランクル ヴィクトール・E.(著)

 

夜と霧

心理学者、強制収容所を体験する-飾りのないこの原題から、永遠のロングセラーは生まれた。”人間とは何か”を描いた静かな書を、新訳・新編集でおくる。

 

 

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

シェリー・ケーガン(著/文)柴田裕之(翻訳)

 

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

イェール大学で23年連続の人気講義が、ついに日本上陸!――人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか――なぜ、余命宣告をされた学生は、最後に”命をかけて”、この講義を受けたのか!?死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著!

 

 

采配

落合 博満(著)

 

采配

邪念を振り払い、今この一瞬に最善を尽くす。監督の采配とは、ひと言で言えば、そういうものだと思う。孤独に勝たなければ勝負に勝てない-勝利を引き寄せる66の言葉。

 

 

安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由

相澤 冬樹(著/文)

 

安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由

なぜ放送されないんだ! 政権を揺るがす「森友事件」の報道の最前線で活躍したNHKのエース記者が突如退職した。何があったのか?著者は「森友事件」の発覚当初から事件を追い続けたNHK大阪放送局の司法担当キャップだった。次々に特ダネをつかむも、書いた原稿は「安倍官邸とのつながり」を薄めるように書き換えられていく。NHKでも検察でも東京vs.大阪のせめぎ合いが続く中、ついに著者は記者職からの異動を命じられた。記者であり続けるために職を辞した著者が、事件の核心、取材の裏側、そして歪められる報道の現在を赤裸々に明かす、渾身のノンフィクション。

 

 

つけびの村

高橋ユキ(著/文)

 

つけびの村

この村では誰もが、誰かの秘密を知っている。2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが……それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。気鋭のノンフィクションライターが、ネットとマスコミによって拡散された〈うわさ話〉を一歩ずつ、ひとつずつ地道に足でつぶし、閉ざされた村をゆく。〈山口連続殺人放火事件〉の真相解明に挑んだ新世代〈調査ノンフィクション〉に、震えが止まらない!

 

 

夜と霧 : ドイツ強制収容所の体験記録

Frankl, Viktor Emil(著)霜山 徳爾(訳)

 

夜と霧 : ドイツ強制収容所の体験記録

本書は、みずからユダヤ人としてアウシュヴィッツに囚われ、奇蹟的に生還した著者の「強制収容所における一心理学者の体験」(原題)である。「この本は冷静な心理学者の眼でみられた、限界状況における人間の姿の記録である。そしてそこには、人間の精神の高さと人間の善意への限りない信仰があふれている。だがまたそれは、まだ生々しい現代史の断面であり、政治や戦争の病誌である。そしてこの病誌はまた別な形で繰り返されないと誰がいえよう」(「訳者あとがき」より)

 

 

しょぼい起業で生きていく

えらいてんちょう(著/文)

 

もう、嫌な仕事をするのはやめませんか。会社辞めたい人、会社に入れなかった人、起業したけど失敗した人、アルバイトが続かない人……。みんな、大丈夫です。巻末対談:『ニートの歩き方』Pha氏、『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』借金玉氏家入一真氏、推薦!!「会社で働いて、お給料をもらって、それで生活をする」、いくら多様化社会だと言っても、いまの日本ではそういったいわゆる「サラリーマン」としての生き方が「普通」とされています。ですが、日本人全員が会社で働くのに適しているとは限りません…

 

 

FEAR 恐怖の男

ボブ・ウッドワード(著/文)伏見 威蕃(翻訳)

 

FEAR 恐怖の男

ここは、すべてが狂っている衝動に満ちたトランプの意思決定を暴いた全米大ベストセラー!FEAR: Trump in the White Houseの日本語版!感情的になりやすく、気まぐれで予想のつかないアメリカ大統領の言動に世界が翻弄されている。ホワイトハウスのスタッフは大統領の危険な衝動と思いつきを故意に妨害し、国を動かしている。世界一の強国の意思決定はいま狂気に満ちている。本書は、その物語である。

 

岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。

ほぼ日刊イトイ新聞

 

任天堂の元社長、岩田聡さんのことばをまとめた本です。ほぼ日刊イトイ新聞に掲載された、たくさんのインタビューや対談、そして任天堂公式ページに掲載された「社長が訊く」シリーズから重要なことばを抜粋し、再構成して1冊にまとめました。天才プログラマーとして多くの名作ゲームを生み出し、任天堂の社長としてニンテンドーDSやWiiなど革新的なゲーム機をプロデュースした岩田聡さんの、クリエイティブに対する思いや経営理念、価値観、ポリシー、哲学などが凝縮された本です。

 

 

イオンを創った女 : 評伝小嶋千鶴子 : 日本一の巨大流通グループ創業者、岡田卓也実姉の人生と経営哲学

東海 友和(著)

 

「弟を日本一にする――」
そういって、巨大流通グループ「イオン株式会社」の創業者・岡田卓也を人として、経営者として育て上げた、小嶋千鶴子。ほとんど外に出てこないため、その存在はあまり知られてはいないが、その類まれなる実力と功績をたたえ、人々は彼女を「人事のレジェンド」とさえ呼ぶ。本書では、これまでまったく表に出てこなかった小嶋千鶴子の存在とその人生を明らかにする。

 

 

マイ・ストーリー

ミシェル・オバマ(著/文)長尾 莉紗(著/文)柴田 さとみ(著/文)

 

マイ・ストーリー

大統領夫人として政治に口出しすることは控えたけれど、子どもたちの食生活にもっと野菜が増えるよう企業に働きかけるなど、自分の立場をフル活用して夢を実現したこと。私たちと変わらない悩み多き生活を送る1人の女性の飾らない日常がいきいきと描かれています。自分の思い通りにならない状況でも、冷静に相手を観察して、一番いい道を選び取っていく。誰かのせいにはせず、自分で考え続け、成長し続ける姿から、刺激とヒントを得られるミシェル・オバマの物語をぜひ体感してください。

 

 

東京貧困女子。

中村 淳彦(著/文)

 

東京貧困女子。

奨学金という名の数百万円の借金に苦しむ女子大生風俗嬢、 理不尽なパワハラ・セクハラが日常の職場で耐える派遣OL、 民間企業よりもひどい、まじめな女性ほど罠に陥る官製貧困、 明日の生活が見えない高学歴シングルマザー…。貧困に喘ぐ彼女たちの心の叫を「個人の物語」として丹念に聞き続けたノンフィクション。東洋経済オンライン1億2000万PV突破の人気連載、待望の書籍化! いま日本で拡大しているアンダークラスの現状が克明に伝わってくる。

 

 

天才たちの日課

メイソン・カリー(著)金原瑞人(訳)

 

天才たちの日課

小説家、詩人、芸術家、哲学者、研究者、作曲家、映画監督…彼らはどうクリエイティブを保っていたか?161人の天才たちの「意外?」「納得!」な毎日の習慣。

 

 

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

岡 檀(著/文)

 

徳島県南部の太平洋沿いにある小さな町、海部町(かいふちょう)(現海陽町)。このありふれた田舎町が、全国でも極めて自殺率の低い「自殺“最”希少地域」であるとは、一見しただけではわかりようがない。この町の一体なにが、これほどまでに自殺の発生を抑えているというのだろう。コミュニティと住民気質に鍵があると直感した著者は、四年間にわたる現地調査とデータ解析、精神医学から「日本むかしばなし」まで多様な領域を駆使しつつ、その謎解きに果敢に取り組む。ゆるやかにつながる、「病」は市に出せ、“幸せ”でなくてもいい、損得勘定を馬鹿にしない、「野暮ラベル」の活用など、生きづらさを取り除いて共存しようとした先人たちの、時代を超えて守り伝えられてきた人生観と処世術が、次々とあぶり出されていく。

 

 

福岡市を経営する

高島 宗一郎(著/文)

 

福岡市を経営する

地方局アナウンサーから史上最年少36歳で福岡市長に就任、逆風のスタートから、いかにして福岡を最強と言われる都市に改革していったのか?博多駅前道路陥没事故からの復旧や、熊本地震の際のSNS活用方法をはじめとした取り組みで注目を集める高島市長は、まさしく福岡市の“経営”者。そんな彼の経営論・仕事論・人生論が詰まった、初の著書!!

 

 

THE LAST GIRL

ナディア・ムラド(著/文)ジェナ・クラジェスキ(著/文)吉井 智津(翻訳)

 

THE LAST GIRL

2018年ノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラド、自伝刊行。21歳でイスラム国に家族を虐殺され、自身も性奴隷として壮絶な苦しみを受けた著者が「戦時下での武器としての性暴力」の実態を告発する!「この世界で私のような体験をする女性は、わたしが最後(ラストガール)であってほしい」イラク北部にあるコーチョという小さな村。少数派の宗教、ヤズィディ教徒たちが貧しいながらも日々を平和に暮らしていた。しかし、忍び寄る紛争の影が、平和を少しずつむしばんでいく。

 

 

清原和博 告白

清原 和博(著/文)

 

清原和博 告白

「自分の人生を振り返って、どこからおかしくなったのかとか、 狂い始めたんだろうとか。苦しかったですね……」 覚醒剤取締法違反で逮捕されてから2年。栄光と転落の半生と、 自らの罪を悔いながら、鬱病、薬物依存とたたかう日々を赤裸々 に綴る。 岸和田リトルで野球を始めた少年期から、怪物の名をほしいまま にしたPL学園と甲子園の記憶、盟友・桑田真澄と袂をわかった ドラフト事件の真相とその後。西武ライオンズで4番として輝い た瑞々しい日々と数々の栄冠。憧れの巨人移籍後の重圧と屈辱――。 野球の申し子、甲子園のヒーローはなぜ、堕ちたのか。 執行猶予中、1年間にわたりすべてを明かした「告白」。 これは、どうしようもない、人間らしさの記録である。

 

Born to run走るために生まれた : ウルトラランナーvs人類最強の”走る民族”

McDougall, Christopher(著)近藤 隆文(訳)マクドゥーガル クリストファー(著)

 

Born to run走るために生まれた : ウルトラランナーvs人類最強の

この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと-わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ-メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす”走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

 

 

ヒルビリー・エレジー

J・D・ヴァンス(著/文)関根光宏(翻訳)山田文(翻訳)

 

ヒルビリー・エレジー

無名の31歳の弁護士が書いた回想録が、2016年6月以降、アメリカで売れ続けている。著者は、「ラストベルト」(錆ついた工業地帯)と呼ばれる、オハイオ州の出身。貧しい白人労働者の家に生まれ育った。回想録は、かつて鉄鋼業などで栄えた地域の荒廃、自分の家族も含めた貧しい白人労働者階級の独特の文化、悲惨な日常を描いている。ただ、著者自身は、様々な幸運が重なり、また、本人の努力の甲斐もあり、海兵隊→オハイオ州立大学→イェール大学ロースクールへと進み、アメリカのエリートとなった。今やほんのわずかな可能性しかない、アメリカンドリームの体現者だ。そんな彼の目から見た、白人労働者階級の現状と問題点とは?

 

 

裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~

山口 絵理子(著/文)

 

一歩踏み出す勇気がここにある!イジメ、非行……居場所がなかった青春。強くなりたいと入部したのは「男子柔道部」。そして偏差値40から3ヵ月で一流大学合格。大学を卒業し、本当の現場を見たいと渡ったアジア最貧国バングラデシュ。腐敗にまみれた国で見つけた眠る素材、出会う人々。やがてバッグ造りで起業を決意。数々の失敗、挫折、裏切りに遭いながらも歩みを続け、途上国発ブランドマザーハウスを軌道に乗せて各マスコミで最注目の女性の、明日へ向かう力に溢れたノンフィクション!「途上国発のブランドを創る」。

 

 

事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある

橘 玲(著/文)

 

事実 vs 本能 目を背けたいファクトにも理由がある

年金問題の本質は? 教育無償化は正しい? 日本人は本当に右傾化している?人気作家・橘玲が、複雑で残酷な現代社会のタブーに次々とメスを入れる。人々の目を曇らせる「本能」の向こう側にある「事実(ファクト)」にたどり着くための必読書!

 

 

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

増田 俊成(著)増田 俊也(著)

 

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

昭和29年12月、活動の場をプロレスに移した木村政彦と、人気絶頂の力道山との一戦。「昭和の巌流島」と呼ばれ、視聴率100%。全国民注視の中、最強柔道家は、力道山に一方的に潰され、表舞台から姿を消した。「負けたら腹を切る」という、武道家としての矜持を持っていた木村はなぜ、簡単に敗れたのか?戦後日本スポーツ史上、最大の謎とともに木村の数奇な人生に迫る。『ゴング格闘技』大反響連載、待望の書籍化。

 

 

Black Box

伊藤 詩織(著/文)

 

Black Box

尊敬していた人物からの、思いもよらない行為。 しかし、その事実を証明するには――密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。 あらゆるところに〝ブラックボックス〟があった。 司法がこれを裁けないなら、何かを変えなければならない。 レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション。
「この本を読んで、あなたにも想像してほしい。いつ、どこで、私に起こったことが、あなたに、あるいはあなたの大切な人に降りかかってくるか、だれにも予測はできないのだ。」

 

 

母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

松浦 晋也(著/文)

 

母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記

ある日、母が認知症を発症した――。息子(50代独身男)は戸惑い、狼狽する。母と息子。たった2人の奮闘記が始まる。男一匹、ガチンコで認知症の母と向き合った。本書を執筆したのは、科学ジャーナリストの松浦晋也です。男性、50代。実家に母と同居しながら、気ままな独身生活がこの先も続くと信じていました。ところが、人生を謳歌していたはずの母親が認知症を患います。母の様子がおかしいと気がついたのは、「預金通帳が見つからない」と言いだした時のこと…

 

 

ストーカーとの七〇〇日戦争

内澤 旬子(著/文)

 

ストーカーとの七〇〇日戦争

ネットで知り合った男性との交際から8カ月。 ありふれた別れ話から、恋人は突然ストーカーに豹変した―― 執拗なメール、ネットでの誹謗中傷……「週刊文春」連載時に大反響を呼んだ、戦慄のリアルドキュメント。 誰にでも起こり得る、SNS時代特有のストーカー犯罪の実体験がここに。

 

 

暴露

グレン・グリーンウォルド(著/文)田口 俊樹(翻訳)濱野 大道(翻訳)加藤 陽生(翻訳)

 

暴露

世界24ヵ国同時刊行! 未公表の最高機密文書、多数収録!
国家安全保障局(NSA)と中央情報局(CIA)という合衆国の二大情報機関に在籍したエドワード・スノーデンは、自身の運命と膨大な機密文書を著者に託した。香港で密会した情報提供者の実像、そして文書の戦慄すべき全貌――。一連の報道で英紙<ガーディアン>にピューリッツァー賞をもたらした当人がいま、すべてを明かす。

 

 

ルポ川崎

磯部 涼(著)

 

ここは、地獄か?工業都市・川崎で中1殺害事件をはじめ凄惨な出来事が続いたのは、偶然ではない-。その街のラップからヤクザ、ドラッグ、売春、貧困、人種差別までドキュメントし、ニッポンの病巣をえぐる!

 

 

さよなら未来――エディターズ・クロニクル 2010-2017

若林 恵

 


「未来」の捉え方を変えることでしか、新しい未来は見えてこない――。テクノロジー、ビジネス、音楽、出版など、世界の最前線に触れてきた気鋭の編集者(『WIRED』元編集長)による、七年間にわたる思索と発信の軌跡を集成。人文知をコンパスに、勇気を胸に、地図なき未来によりよく迷うことを誘う、新しい時代と世界への予感の書。

 

 

会計と犯罪

細野 祐二(著/文)

 

会計と犯罪

粉飾決算事件における共謀容疑で、一貫して無実を主張し闘ったが有罪確定した著者。同じ頃、郵便不正事件で厚労省の村木厚子元局長が無罪となった。村木氏と自分の判決の差は何か──。著者は、郵便不正事件の研究から未踏の「犯罪会計学」を切り開き、日産ゴーン事件をも鋭く抉っていく。その核心は経済事件における特捜検察の冤罪構造にあった。

 

 

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

山本 一成(著/文)

 

人工知能はどのようにして 「名人」を超えたのか?

本書の魅力は、このフレーズに象徴される「人工知能と人間の本質的な違い」
そして「知能と知性の未来」を、
◇プログラマからの卒業
◇科学からの卒業
◇天才からの卒業
◇人間からの卒業
という4つの章で見事に段階的に説明している点にあります。
目からウロコの解説の連続で、既存のどんな人工知能の解説書よりも面白くてわかりやすい、必読の1冊となっています。

 

 

 

posted by バリューブックス 編集部

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