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2024-12-16
2016-12-15
こんにちは!
バリューブックスの新人アルバイト、大野です。
ここまで、バリューブックスにある2つの倉庫「上田原」「岡」の特徴を知りながら、アルバイトをしてきました。
・【古本事業の要】バリューブックスのミッションを規模で支える「上田原倉庫」ってどんなところ?
・【古本寄付の要】バリューブックスの成長を支え続けてきた「岡倉庫」ってどんなところ?
2つの倉庫で共通して疑問に思ったのは、「古本コミックのゆくえ」です。
上田原も岡も、コミックの買取査定はするのですが、単巻のコミック以外は出品をしていません。
ここで、またまた上田原倉庫のアルバイトリーダー「林さん」に質問。
大野:林さん!見ているとセットのコミックは出品されていませんが、コミックはどこに行っちゃうんですか!?
林:単巻コミックは出品しているのですが、セットになっているコミックやセットになりそうなコミックは「秋和倉庫」に運ばれるんですよ。
大野:秋和倉庫……どんな仕事をしているんですか?
林:秋和はコミックセット専門の倉庫です。加えて、2階にはお客様からのお問い合わせにこたえたり、発注の情報を取りまとめているカスタマーセンターや、倉庫で使っているシステムを作っているエンジニアの方々がいます。
・・・・・行きたいですか?笑
大野:行ってみたいです!
というわけで今回は、バリューブックス秋和倉庫はどんなところなのか?何が行われている場所なのか?アルバイトを通じてわかったことをご紹介していきます。
バリューブックス秋和倉庫は国道18号を上田市街地から長野市に向かう途中、上田を抜ける少し手前の「秋和」という場所にあります。
今回は上田駅前から出発しましょう。
駅前の通りをまっすぐ登っていき、
国道18号線と交わる「中央北」の交差点を左へ曲がると、
右側にすぐ上田郵便局が見えますので、その道を真っ直ぐ行きましょう。
しばらく行くと、左側に市場的なものが見えてきます。
その次の信号「卸団地入口」の、左側に……
あ、ありました!
今回は、3倉庫をまとめている社員の「瀬戸さん」から直接お話を聞く機会があったので、色々と聞いてみました。
大野:瀬戸さん、秋和倉庫はどのぐらいの大きさなんですか?
瀬戸:秋和倉庫は2階建てで、延べ床面積を計算してみたらだいたい1100平方メートルありました。
大野:なるほど。6畳(京間)の部屋がだいたい104個分入る広さですね!
瀬戸:大野さん、6畳に換算するの好きですね。笑
大野:はい!笑
瀬戸:ちなみに3倉庫の延べ床面積を並べると、
上田原倉庫(3000m2)>岡倉庫(1500m2)>秋和倉庫(1100m2)
の順になっており、上田原倉庫がダントツの広さです。(以下は上田原倉庫の写真です)
<参考記事>【古本事業の要】バリューブックスのミッションを規模で支える「上田原倉庫」ってどんなところ?
大野:秋和倉庫の古本在庫はいまどれくらいあるのですか?
瀬戸:古本在庫のほとんどすべてが「コミック」で、推定40万冊ほどあります。
大野:おお!ここにもすごい量の在庫がありますね!
瀬戸:そうですね。上田原倉庫や岡倉庫に届いた「セットにできそうなコミック」は、ほぼすべて秋和倉庫に集約されます。
朝、秋和倉庫から各倉庫へトラックで周り、
昨日買取査定が完了した、たくさんのコミックを載せて秋和に戻ります。
大野:秋和倉庫では具体的にどんな仕事をしているのですか?
瀬戸:ここからはぼくではなく、秋和のアルバイトリーダー聖徳くんの方が詳しいですね。
以下の写真は、ロッピスウエダというイベントで仕事をしている聖徳さんです。
大野:聖徳さん、よろしくお願いします!
聖徳:よろしくお願いします!秋和倉庫にある古本在庫はほぼ「コミック」だって聞きましたか?
大野:はい。聞きました。
聖徳:秋和倉庫では、単品単巻での販売はしていません。すべて「コミックセット」にして販売しているんです。
大野:なんですと?
聖徳:詳しく言うと、セットで買取できたものはいいのですが、最後の巻がないとか途中が抜けている、いわゆる「歯抜け」の状態のコミックもあるわけです。
大野:そうですよね!ぼくが上田原や岡で買取したコミックは必ずしもセットで入ってくるわけではありませんでした。20巻で完結しているコミックの「8巻だけない」とか、「11巻しかない」というものもありましたね。
聖徳:ですよね。そこで秋和倉庫の出番です。途中が抜けているコミックについて、各倉庫の在庫などを調べて取り寄せたり、組み合わせながら地道にセットを作ります。
大野:それはかなり根気のいる作業ですね……
聖徳:その後一冊一冊キレイにクリーニングをして
在庫し、
お客様から発注をいただいたら梱包して、
発送するという作業をしています。
聖徳:2階には休憩室とか、
カスタマーセンターとか、
システム部門があり、
バリューブックスの本部的な役割がここに集まっています。
大野:秋和倉庫ではどれくらいのアルバイト仲間が働いているんですか?
聖徳:いまは94人(2016年8月現在)います。フランスから来て日本に住んでいる方もアルバイトに来ていますよ。
大野:上田にもグローバル化の兆しを感じますねぇ。
大野:1日どれくらいの買取冊数がありますか?
聖徳:秋和は買取査定の業務はしていませんよ。
大野:あ!そうでしたね。販売はどれくらいありますか?
聖徳:コミックの1日の販売数は平均200セットくらいです。
大野:なるほどーわかってきました!
いろいろ教えていただきありがとうございました!
マンガって、「読みたい!」と思ったら全部続けて読みたいときありますよね。
例えば、「今度の土日は何の予定もないから、家でゆっくりしながら20巻完結の『花より男子」を全部読みたい」と思ってインターネットで古本を探し始めたけど、一冊ずつしか購入できなければかなりの手間ですよ。
で、買い始めたはいいけど、なぜか「8巻だけどこにもない!」という事態になったら悲しいじゃないですか。
秋和倉庫の仕事は、もしかしたら日本のどこかにいるそんな人の役に立っているのかもしれないなぁ、と『宇宙兄弟』のコミックセットを作りながら思ったりしました。
現在フル稼働している3倉庫の中で、一番古くからあるのがこの秋和倉庫なのだそうです。
これまで上田市に住むたくさんの人がここで働き、バリューブックスの成長と歴史を作ってきたのだと想像したら、「アルバイトとして拾ってもらえなかったら今頃どうなっていたかわからない身」のぼくとしては、ちょっとした感動を覚えました。笑
バリューブックス秋和倉庫でした。
秋和倉庫は、今は古本コミックをセットにして販売している場所で、
「上田市のバリューブックス」の基盤となっている場所なのだと、アルバイトを通じてわかりました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます!
それではまたー!
posted by バリューブックス 編集部
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