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2024-12-16
2016-12-01
こんにちは!
バリューブックス新人アルバイトの大野です。
これまでずっと、上田原倉庫での出来事をブログに綴ってきましたが、ここからは新境地へと旅立ちます。
きっかけは、「キフロンターレ」や「チャリボン」という寄付のプロジェクトについて、アルバイトリーダーの林さんから聞いたときのこと。
大野:でも、寄付として送られてきた古本はどこでどうやって寄付金に変わっているんですか?上田原倉庫ではやっていないですよね?
林:岡倉庫というところでやっていますよ。
大野:岡倉庫……あと2つ倉庫があるのは聞いていましたけど……どこにあるんですか?行ってみたいです!
と、またまたわがままを言ってみたところ、林さんが3倉庫のマネージャーである瀬戸さんにお願いをしてくれて、オッケーが出たのです。いつもありがとうございます。
というわけで寄付された本が「どんな場所で、何をして、どうやって寄付に変わっているのか」を知るべく、岡倉庫へとアルバイトに行くことが決定しました。
今回は「バリューブックス岡倉庫」についてご紹介していきます!
ようやく梅雨が明けて、ついに暑い夏が始まろうとしている2016年7月28日。
自転車こいで汗だくになった、本当に本当に暑い日でした。
バリューブックス岡倉庫って、実はむちゃくちゃ「いいところ」にあるんですよ。
「いいところ」って、人それぞれ違うと思いますが、大野的な「いいところ」とは、「自然に囲まれた素敵な場所」のことです。
最高すぎて思わず撮った写真をご覧頂きながら、一緒に岡倉庫へと向かいましょう。
見てください。
信州上田の魅力がたっぷりですね。
途中の道が、とても良い景色。
空も山もキレイだし、空気もおいしいんです。
余談ですが……
ぼくはこの景色と空の色と空気が好きで、東京から移住してきたんですよねぇ。
着きました!
汗だくになったけど、自然に癒されて最高でした。
バリューブックス岡倉庫は、これぞ信州上田の醍醐味って感じの場所にあります。
ちなみにぼくが上田で一番好きな温泉「ささらの湯」は、岡倉庫から近いんですよ。
ささらの湯はぬるぬるしたお湯が特徴。超気持ち良いので、上田に来たら是非行ってみて欲しいです。
朝風呂が好きです。
岡倉庫は2012年頃から稼働しはじめたそうです。スタッフと会社が成長期を共に過ごした場所であり、今もバリューブックスの古本事業を支え続けている倉庫。
それでは岡倉庫にはどんな特徴があるのか?簡単にご紹介していきます。
(※ここから先の写真は一部10月に再撮影したものがあり、夏っぽくない写真もありますがご了承ください。)
岡倉庫は3階建。
延べ床面積は約1500平方メートル。
6畳1間(京間)の部屋がだいたい134個入る広さです。
調べたところ、岡倉庫だけで約50万冊の古本在庫があります。
(ちなみに上田原倉庫の紹介でも書きましたが、3倉庫全体では推定在庫180万冊)
3階までびっしり在庫が並んでいます。
仕事の内容は上田原倉庫とほとんど一緒で、全国から送られてきた古本やCD・DVD・ゲームなどを査定し、買取をします。
そして買取が完了したものをアマゾンさんに出品し保管。
お客様からのご注文に応じて古本をピッキングし、
全国に発送するという仕事の流れになっています。
岡倉庫のアルバイト仲間は147人(2016年8月現在)。
昔からずっとバリューブックスを支えている安定感のあるベテランさんが多いのが特徴。
役割分担がしっかりされており、各部門でうまく連携しながら仕事が進んでいます。
毎日約9000冊の古本が、買取査定で岡に送られてきます。
また、バリューブックスにいただいた注文のうち、毎日約3000冊の本をここから全国各地へ送り出しています。
岡倉庫の最大の特徴は、「チャリボン」によって集められた古本の査定を行っているところ。なんと毎日約6500冊もの古本が、寄付本として全国各地から届きます。
岡倉庫の紹介が楽しすぎてあやうく忘れるところでした!笑
これこそぼくが岡倉庫に来た最大の理由でした。
「そもそもチャリボンってなんなんだろう?」
と思い、岡倉庫でアルバイトをする前に、取締役でチャリボン責任者の「鳥居さん」にお話を聞いてみました!
大野:チャリボンを一言で言うとどういうものなのですか?
鳥居:一言で言うならば、「古本を活用した寄付の仕組み」ですね。
大野:バリューブックスに毎月どれくらいの本がチャリボンを通じて届くんですかね?
鳥居:ありがたいことに、毎月平均25万冊(2016年10月時点)くらい本を送っていただいているんです。
大野:チャリボンのパートナー団体は、いまどれぐらいいらっしゃるのでしょうか?
鳥居:NPOは小さいプロジェクトを含めると約90団体、大学では60校、自治体は6団体と一緒に活動させてもらっています。
<参考資料>バリューブックスのパートナー団体の一覧
チャリボン
http://www.charibon.jp/partner/
大学古本募金
http://www.furuhon-bokin.jp/
Books For Japan (東日本大震災復興支援)
http://www.booksforjapan.jp/
大野:寄付された本はどうなるのですか?
鳥居:まずバリューブックスで古本の買取金額を査定します。その査定額は、寄付してくれた方のお名前で、パートナー団体へ寄付金としてお届けしています。
買取れた古本はその後、主にオンラインで販売しています。
大野:なるほどー……ちなみに寄付金って、たとえばどんなことに活用されているんでしょうか?
鳥居:NPOにお届けした寄付金は、環境保護、子どもの学習や若者の自立・就労支援、障害のある方たちの生活支援、日本に暮らす難民の方たちの自立支援、被災地の復興支援……など、幅広い支援や社会課題の解決に向けての取り組みに活用されています。
大学では、奨学金や大学の設備、図書館の蔵書購入などに使われています。 みなさんからお送りいただいた本で、多くの方に寄付金をお届けすることができているんです。
大野:わかりやすかったです!鳥居さん、ありがとうございました!
より詳しく知りたい方は、以下のサイトを覗いてみていただけると嬉しいです。
チャリボン【古本がNPO・NGOへの寄付・募金となる新しいしくみ】
寄付された古本は岡倉庫で査定されており、その査定額が社会的課題の解決に奮闘しているNPO・NGO団体の活動資金として届けられているということがわかりました。
現在(2016年5月時点)、総冊数11,745,667冊、総寄付金額248,805,402円。
なんとこれまで103,711人もの方々が、古本で社会的課題の解決をサポートされています。
岡倉庫で実際にチャリボン査定のアルバイトをしてみて、毎日全国から届けられる支援の大きさを肌で感じたのでした。
バリューブックス岡倉庫は、信州上田の持つ自然の豊かさを感じさせる場所であり、
全国から寄せられた気持ちの込もった古本を、社会的課題に立ち向かう人たちが活動するためのエネルギーに変える場所でもありました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではー!
posted by バリューブックス 編集部
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