音楽x本がテーマのフェス「ミュージションフェス2025」開催!|ブックバス出店します
2024-11-26
2019-12-10
約400人のスタッフを抱えるバリューブックスには、子どもを持つメンバーも多く働いています。
「抱きしめたいえほん」は、お父さん・お母さんスタッフが、子育ての悩みや感動に触れながらお届けするえほんのお便りです。
今回のテーマは、「冬の贈りもの」
イベントが目白押しの冬、子どもに贈りたい3冊のえほんを紹介します。ストーブをつけて、あたたかいシチューを食べて、毛布にくるまったら、親子で仲良くページをめくってみてください。
(バリューブックススタッフ ・伊藤さん)
みんなが眠る頃、ゆきだるまたちの楽しい時間ははじまります。雪合戦、スケート、野球。夜の間にさんざん遊んだ彼らの体はどろりと不恰好。朝になったら溶けてしまうゆきだるまの秘密を、夢のあるストーリーとともに描いた1冊です。はじめて娘と一緒にゆきだるまを作ったあの時、変わり果てた白い友達を前に寂しそうにする彼女に、このお話を贈りたかったなと、少し大きくなった娘に読みきかせながら思います。
若手えほん作家のきくちちきさんが描くのは、ピンクや、黄色、緑といった色とりどりの美しい雪景色。淡くやわらかなタッチは子どもにとっては新鮮なようで、初めての景色を眺めるように、短いセリフを声に出しながら、ゆっくりページをめくります。
子どもたちからの手紙をもとに、サンタさんが小さな動物たちとプレゼントを準備します。お買い物のメモや秘密の地図、そして手紙。実際に封筒から取り出して読める仕掛けに、つい胸が踊ります。わくわくしながら最後の1ページまで親子で楽しめる1冊です。
posted by 北村 有沙
石川県生まれ。上京後、雑誌の編集者として働く。取材をきっかけにバリューブックスに興味を持ち、気づけば上田へ。旅、食、暮らしにまつわるあれこれを考えるのが好きです。趣味はお酒とラジオ。
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