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本に触れる。
その小さなきっかけを届ける
ウェブマガジン。

2019-09-04

実店舗NABOについて大切なおしらせ

 

 

こんにちは。

バリューブックスの北村です。

今回は、バリューブックスが運営するNABOについて大切なお知らせがあります。

 

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、NABOは9月末をもって閉店することになりました。

これを読んで、寂しい気持ちになってしまったらごめんなさい。

でも、お店がなくなるわけではないんです。

 

バリューブックスが実店舗を持つ意味を改めて考えながら

来年1月、再び同じ場所で、新たなお店がオープンします。

 

以下は、NABOのホームページでお伝えしている言葉です。

 

 

これからどんな本屋になるべきか、 一度立ち止まってゆっくり考えることにしました。

 

NABOは、5年前、インターネットのみで展開していたバリューブックスの
はじめての実店舗としてスタートしました。

とにかく小さくてもいいから毎日イベントをしてみよう。街の人の生活のヒントになるような本を並べてみよう。
バリューブックスの膨大な在庫量を活かして、常に新鮮な本棚になるよう本の入れ替えを積極的にしてみよう。
そんな様々なチャレンジを行ってきました。

本屋さんがなくなり続けている現状に何か新しい糸口はないものだろうかと、
街の人たちと話しながら模索した5年間でした。

おかげさまで、地元の本屋としてしっかり根付くだけでなく、県外からお越しいただく方も年々増え、
この上田という街と、バリューブックスという会社だからこそ可能な、ひとつの本屋の形をつくることが
できたのではないかと思っています。

それでも、NABOは、建物の契約が終わるこの9月に一旦閉じることに決めました。

私たちは、どんな本屋をつくり、どのように本を届けるべきなんだろうか。
これまでの5年間で学んだたくさんの経験を振り返りながら、そのことをじっくりと考え抜きたいと思ったのです。

でも、お店がなくなるわけではありません。

じっくりと腰を据えて考え、新しいお店の準備を整えていきます。
新しいお店のオープンは、2020年1月を予定しています。

お客様並びに取引先の方には、ご迷惑をおかけしてしまいますが、
ここで一度立ち止まる勝手をお許しください。

どんなお店にすべきなのか、街のみなさんに相談する機会もあると思います。
その際は、みなさんの感じた事など、色々聞かせてください。

バリューブックス
代表 中村大樹
NABOスタッフ一同

 

 

今のNABOとしての営業は、残り一ヶ月を切りました。

短い期間となりますが、本やパンを買いに、のんびりコーヒーを飲みに、ぜひお立ち寄りください。

 

原画展や写真展、そして蚤の市イベント「Loppis Ueda」など

イベントもご用意しています。(ちょっとしたノベルティも企画中です)

 

何度も足を運んでくれた方も、はじめての方も、NABOでお待ちしております。

 

posted by 北村 有沙

石川県生まれ。上京後、雑誌の編集者として働く。取材をきっかけにバリューブックスに興味を持ち、気づけば上田へ。旅、食、暮らしにまつわるあれこれを考えるのが好きです。趣味はお酒とラジオ。

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