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本に触れる。
その小さなきっかけを届ける
ウェブマガジン。

2019-09-02

子供たちの夏休みのBOOK GIFT

 

こんにちは。芹澤です。

今回は弊社で取り組んでいるBOOK GIFT PROJECT(以下BOOK GIFT)の活動について、報告です。

BOOK GIFTは、お送りいただいた本の中で残念ながら販売まで至らなかった本をどうにか有効に活用したい!という思いから2010年から取り組んでいるプロジェクトです。

小学校が夏休みに入ってからも落ち着く様子はなく、本を届けに走り回っていました。本日はその時の様子を伝えていきます。

 

 

7月25日~8月8日の間に、上田市内の児童クラブ・学童保育所で、夏休み中の子供たちに本を届けに行ってきました。

真夏の日差しが降り注ぐなか、西内児童クラブから夏休みのBOOK GIFTツアーがスタートしました。西内を皮切りに、市内18か所の児童クラブや学童保育所を巡り、約800名の子どもたちに本を届けることができました。

 

本選びの方はというと、バスの車内はエアコンをいれていたので涼しくて「あづい~(汗)」と乗ってきた子たちも、「あ!涼しい!!」と生き返ったように好きな本を選び始めていました。

 

バスに乗り込んだ子供たちはそれぞれ落ち着いて本を選んでいて、バスの中でじっくりと眺めている子もいました。

選ぶ本も様々、図鑑を選ぶ子、女の子らしい物語を選ぶ子、アニメの本を選ぶ子もいれば、映画の原作小説を選ぶ子も居ました。

先生からは、「○○くん!そういう本が好きだったの?知らなかった~。」と、いう声も聞こえてきて子供たちの新しい一面が見れる機会もありました。

 

 

それぞれこどもが選んだ本は、バスの中で一度預かり本の外側を一度アルコールで拭きます。
それから本にシールを貼って、お渡しします。

その本を大事そうに抱えて出ていく姿が印象的でした。

その後は、選んだ本を友達と一緒に読んだり、交換して読んだり、「読んで!!」という子もいました。

 

長い夏休みだったけど本に触れる時間が増えてくれたら嬉しいなと思います。

最後になりましたが、バリューブックスの買取をご利用いただいているお客様、
お送りいただきましたが再び販売に回すことのできなかった書籍も、
この様に次の読み手たちに届き、笑顔に変わっています!

 

お送りいただく書籍があるから「BOOK GIFT Project.」は続けることができています。
本当にありがとうございます。

 

BOOK GIFT PROJECTの様子は、今後もこちらにもアップしていきますので、是非ご覧ください。

posted by バリューブックス 編集部

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