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2024-12-16
2019-07-04
バリューブックスでは、たくさんのお母さん・お父さんがはたらいています。
「抱きしめたいえほん」は、そんな本屋さんではたらくお母さん・お父さんからのえほんのお便り。
今回のテーマは、「外へ飛び出せば」
夏休みも近づき、
家族で外へ出かける予定がある方も多いのでは?
えほんは室内で読むもの、と思いがちですが
たまには言葉を外にもちだしてみるのもいいですよ。
木かげに座り、風にふかれて読んでみたり、
本を片手に自然のなかを歩くのもたのしい。
そんな夏のお出かけにおすすめの3冊のえほんを選びました。
小学3年生になる息子は、とにかく虫が大好き。
そして田舎で暮らす高校1年生になる私の甥っ子もまた虫が好き。
息子が顔を出す度に、一緒に虫とりに連れていってくれます。
このえほんの2人のように、お兄ちゃんの後ろをついて回って、木を揺らしたり、石をひっくり返して、虫を見つけたら大喜び。息子を一喜一憂させる世界が、えほんの中では色鮮やかに描かれています。
ページをめくるごとに、虫の声、夏の日差し、土の香りまで伝わってくるみたいで、子どもの目線で小さな世界を楽しめます。
息子の虫好きは、幼稚園の頃から。
外へ出るたびに「この虫はなんて名前?」と聞いてくるのです。さすがにそんなに虫には詳しくないし、自分で調べるほうが楽しめるかも、と図鑑を買ってあげることに。
本屋で見つけたのが、この手のひらサイズの小さな図鑑。持ち運べるサイズが気に入ったのか、それ以来どこへ行くにも必ずリュックに入れて、気になる虫に遭遇するたび擦り切れるほど読んでいます。
小学校にあがってからは毎日、お気に入りの虫をカゴにいれて一緒に登校しています(笑)
子どもに買ってあげるえほんは、わたし自身が気に入った絵柄のものを選ぶことが多いです。
これもそのひとつで、夏に見かける身近なものをモチーフに描かれたキャラクターがみんなかわいい!
梅雨明けのお知らせとともに立ち上がった、ソフトクリームやスイカ、かき氷、扇風機などの夏の風物詩たちが、夏に向かって次々と駆け出します。
ユーモラスで大胆な展開に、わくわくしながら一気にページをめくってしまいます。
ラストのどこか懐かしい夏の風景にもグッときました。笑えて楽しい、夏が楽しみになる1冊です。
posted by 北村 有沙
石川県生まれ。上京後、雑誌の編集者として働く。取材をきっかけにバリューブックスに興味を持ち、気づけば上田へ。旅、食、暮らしにまつわるあれこれを考えるのが好きです。趣味はお酒とラジオ。
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