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2024-12-16
2023-10-25
東京・下北沢にブックバスがやってきて一年。これまでにさまざまなイベントを開催してきましたが、11月は『値段のない本屋』というチャレンジ企画を一ヶ月間かけて実施することにしました!
期間中、ブックバスに並ぶ約1200冊の本は、古紙回収にまわるはずだった「捨てたくない本」。値段を決めるのは、その本を手にとってくださったお客さまご自身です。
まずは、今回の企画を実施する背景からお話しさせていただきます。
2017年の始動以来、ブックバスは、“一冊でも多く、本を必要としている人のもとに届ける”ことをミッションとして、各地でのイベント出店や、無償で本を届ける「ブックギフト」などの活動を続けてきました。
そして、昨年の秋からは東京・下北線路街に常駐し、より多くの方に目にとめていただき、「バスに来て欲しい!」とリクエストくださることも増え、とてもありがたく感じています。
ただ一方で、せっかくお声がけいただいても、おうかがいできるのはごくごく一部。実際はイベント出店先の売上だけでブックバス稼働分のコストを賄うことの難しさ、「ブックギフト」にかけられるリソースの確保に、常に頭を悩ませてきたというのが正直なところです。
このままでは心苦しい、何よりもこれからも人が本を手にしたときの笑顔が見たい、規模は小さくても思いの重なるイベントに出店したい、そのためにはどうしたら良いのかと考えを巡らせ、トライしたいと思い至ったのが、今回の『値段のない本屋』です。
<どんな本が並ぶのか>
バリューブックスには1日に3万冊もの本が届きますが、そのうちの約半分は、インターネットの市場では値段がつかず、古紙回収へまわってしまっています。
今回『値段のない本屋』に並ぶのは、この古紙回収にまわってしまうはずだった本、約1200冊。私たちが「捨てたくない本」と呼んでいる本です。
インターネット上では値段がつかなくても、差し出す場所や方法を変えれば、まだまだ多くの読み手に届く余地があるはず。
再び棚に並べることで、本が本として活きる機会をつくります。
<どう循環させるのか>
古紙回収にまわってしまう本を救い出し、人との出あいがある場所に差し出す。
読み手は、無理のない値段で、自由に本を受け取る。
私たちは、その売り上げで、また誰かに本を届けることができる。
本にとっても、本を読む人にとっても、私たちにとっても、よい循環を作りたいと考えています。
本との出あいを楽しみに、ご参加いただけると嬉しいです!
期間中、線路街のお店やイベントで、『値段のない本屋』の本棚を設置いただきます。
この一年間でつながりが生まれ、ブックバススタッフも大好きなお店&イベントばかりですので、ぜひ足をお運びください!(*実施店舗・イベント、実施日は下記詳細参照)
そして、ブックバスの停車している“のはら”にも、今回の企画を応援くださる方々が盛り上げに来てくださる予定です。
フリーマーケットやポップアップショップなど、詳細は、ブックバスのInstagramにて随時アップいたします。(一部のイベントでは、みなさまにお手伝いをお願いさせていただく予定です)
また、Instagramでは、『値段のない本屋』でレスキューされた「捨てたくない本」の数も日々発信していきますので、もし宜しければフォローいただけると励みになります!
『値段のない本屋』
開催日:2023年11月3日(金) 〜 11月30日(木)
会場:ブックバス by VALUE BOOKS *木〜日営業
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2丁目22−1 下北線路街「のはら」
■『値段のない本屋』本棚設置 協力店・イベント・シモキタ園藝部 ちゃや 11月3日(金)〜30日(木)*月・火定休
・(tefu)lounge shimokitazawa 11月3日(金)〜30日(木)
・mishmash(NANSEI PLUS広場) 11月12日(日)、26日(日)
・BONUS TRACK 文化祭(BONUS TRACK) 11月18日(土)、19日(日)
■『値段のない本屋』ブックバス出店 イベント・BONUS TRACK 文化祭(BONUS TRACK) 11月18日(土)
・エシカルフェスタ2023(広尾・聖心女子大学4号館 聖心グローバルプラザ) 11月23日(木・祝)■ブックバスでの同時開催イベント
・こども本屋 11月/5日(日)
・キッズ フリーマーケット 11月12日(日)
・クリエイターズ フリーマーケット 11月19日(日)
・ポップアップショップ*詳細は、ブックバスのInstagramにて随時アップ予定。
*ブックバス下北沢の活動は、2023年12月末をもって終了いたしました。たくさんの方に足をお運びいただきありがとうございました。
posted by 西尾 清香
雑誌編集者として長らく活動した後、WEB制作会社を経て、現在はバリューブックスが運営する移動式本屋「ブックバス」の企画を担当。憧れだった“本屋で働くこと”が叶って幸せです。
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