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2023-10-17

ロフトワークさんが2泊3日で上田にて合宿! バリューブックスでも見学&交流会が開かれました

 

今年は残暑厳しく、カレンダーの日付と季節がなんだか合わないなぁと思っていたら、すっかり秋を感じるように…を通り越して一気に寒くなりましたね。

はじめまして、バリューブックススタッフのミツイです。本が好きで、本に囲まれた生活をいつか仕事でできたらなと思っていたところに、子育てと両立できる倉庫業務の募集を見て、ここだ!と思い入社しました。現在入社7年目、未経験ながら今は総務の仕事を担当しています。

 

こちらの記事では、ちょっと季節が戻る7月にバリューブックスがある長野県上田市に総勢120名のかたが大集結し、合宿を行ったロフトワークさんとの2日間の交流をレポートでお届けいたします。

 

 

ロフトワークとは

 株式会社ロフトワーク(Loftwork Inc.)
オープンコラボレーションを通じてWeb、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。
グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材メーカーとクリエイターの共創を支援しイノベーションを生み出すグローバルプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD(アワード)」を運営。
世界中のクリエイターコミュニティと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供しています。

 

 

今回の合宿の事前打ち合わせの段階で、ロフトワークさんが何度かおっしゃっていたのが、「Unlock potential」を信念に活動されているとのこと。「Unlock potential」とは、「常識にとらわれずに未来の可能性をひらき、ワクワクする社会を共につくる」ことを意味しています。そして、ロフトワークさんのHPには“We believe in CREATIVITY within all”というテキストとともに、とってもステキなスタッフ紹介が!そんなクリエイティブな方たちが、バリューブックスの倉庫に来るなんて!正直、少し圧倒されてしまった自分がいました……

 

ロフトワークが上田に来たきっかけ

 

そもそも、なぜ上田を合宿先に選んでくださったのか。
ロフトワークさんは、これまでに飛騨、大分、台湾など、さまざまな場所での合宿を行なってきました。地域の人々と触れあいながら滞在し、サービスアイデアの立案やメイカソンなど、毎回異なるテーマに取り組むロフトワークの合宿。

今回、その合宿が上田で行われることになったきっかけは、よい会社や循環、地方の未来に向けての取り組みなどについて、イベントや自主的な勉強会などを通じて両社がともに考える機会が積み重なってきたこと。中には、バリューブックスが申請中のB Corporation™️(以下、B Corp)に関するものも。こうした時間を通して徐々にお互いの会社のことも知るようになり、その現場を見たい、更には拠点である上田という地域を体感したい、ということで、1年に1度の貴重な合宿の舞台が上田に決定!
合宿のテーマは、「FabCafe Uedaを作るならどんなカフェ?」

丁寧な下見を経て決まったこのテーマを軸に、地域の事業者の方々にもご協力いただき、地域を巡り、見学・交流、グループワークによる企画設計、発表、と凝縮した2泊3日のプログラムとなりました。
その中で、1日目の訪問先として3つのコースの中でバリューブックスコースを選んでくれた方は約60名!そんな人数の倉庫見学は受け入れたことがない!

初めての人数に準備段階で戸惑いながらも、2日間に渡る合宿の1日目では、前半と後半で倉庫見学・実店舗の「本と茶 NABO」見学グループに分かれていただき、さらに倉庫見学は3グループに分けて行いました。

では、合宿当日の様子を写真中心にレポートしていきたいと思います!

* B Corp認証申請の経緯や、その過程で出版した書籍について、詳しくはこちらのリリースをご覧ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000026949.html

 

1日目|まずは実店舗NABO見学へ!

 

バリューブックスのことを知っていただくため、実店舗である「本と茶 NABO」と、上田市に5つある倉庫の中でも一番広い上田原倉庫の作業現場をそれぞれ見ていただき、ご説明させていただきました。

 

NABO入り口

 

どんな本が置かれているのか等々、お店について解説中の池上店長

 


店内の様子。ここでもさまざまな議論が生まれました

 


左:NABOで取り扱う茶葉について紹介するバリューブックス 内沼

 

 

ロフトワークさんの感想(一部抜粋)

・ゆったりとした時間が流れる素敵な空間でした。池上さんを中心に、多数のイベントを通じて上田の方々とつながる活動などを通じて、街にひらかれていった背景を聞いて場の温かみを感じました。

・めちゃくちゃ最高でした。もうずっとあそこにいたい。選書の具合も最高すぎるからそれも推したほうがいいと思いました。カフェ利用しなかったのが残念。またきます

・本の流通の話が非常に興味深かったです。「無駄」の排除によって買取価格を上げることや、送料を取るという判断をとったこと、その根底にある優良なサービスへの志向など、事業の話が常に組織として目指していることと接続していることが興味深かったです。 そして、場所があることの大事さも同時に伝わってきました。オンラインサービスだけでなく、作り手/買い手の生の声を聞くこともできるし、流通の最後である販売まで担っているあの場所があることが、バリューブックスさんの事業を血の通ったものにしているように感じました。

※余談ですが、ロフトワークのみなさん、NABOでは実際に本やお茶をたくさんのかたが購入してくださり、ありがとうございました!

 

1日目|続いてバリューブックス上田原倉庫の見学へ

 

ジャンルレスにさまざまな本が並ぶ本棚
ここから全国のお客さまへ本を日々発送しています

 


大量に立ち並ぶ本棚の中から、お客さまに注文いただいた1冊を
見つけていく業務「ピッキング」体験を実施!

 


ピッキングする棚に到着
体験用に作った納品書に記載されている本棚の番号を目印に本を探していきます

 


目的の本のピッキング成功~!!

 


お客様から買い取った本を出品する様子を真剣に見守るロフトワークの方々
出品作業後、決まった棚へ本を並べていきます

 

 

1日目|倉庫内見学後は交流会へ

 

社内のあらゆるスペースを駆使して交流会を行いました

 


ロフトワーク・バリューブックス双方の会社や普段の業務について共有し合いました

 


終始わきあいあいとさまざまな質問が交わされました

 

 

ロフトワークさんの感想(一部抜粋)

・すごくシステマチックに本を管理されている一方で、働かれているみなさんのチーム感が素敵だなと思いました。また、自社サイトへの誘導やインセンティブの付け方など、仕組みづくりをとても緻密にやられているのが印象的でした。

・最も印象的だったのが、廃棄本の一歩手前で、他の活かし方を探って振り分けられたボックスでした。それを、社員の方々が自分たちで知見や感性を磨きながら、セレクトしている、という事実に感銘を受けました。この目利きな技術と精神が、無駄を減らすだけでなく、新しい活用法を見出すかもしれない。それは、より気持ちよく社員の皆さんが働くことに生きるかもしれない。事業者が広がっていくことで、選択肢も広がっていくはずというお話を聞いて、すごく希望を感じました

 ・倉庫を案内してくれた人たちが、楽しそうに案内してくれたのがすごく良かった。現場の視察でリアルにお話しを聞ける事は、バリューブックスさんのファン作りに繋がると思いました。

 

 

 

最後に前半組の集合写真を(みんないい顔しています!)

 

時間が限られた中で、見学だけでなくスタッフとの交流会を行うという分刻みのスケジュールでしたが、わたしたちにとっても非常に刺激的な1日でした。社外の方と普段は会わない現場スタッフも交流会に参加したり、倉庫案内デビューをしたスタッフも!!

交流会の仕方や時間の配分など反省点もありましたが、ロフトワークさんの合宿を受け入れるという貴重な機会をいただきました!

また、2社の出会いのきっかけの1つがB Corpの勉強会だったこともあり、社内で事前にB Corpに関する勉強会を開催して、準備をしました。現場のスケジュールが忙しく、進捗が遅れていた部分もありましたが、今回がきっかけとなり社内での B Corpの 情報共有の機会が得られたのもよかったです。

 

 

2日目|FabCafe Uedaを作るならどんなもの?

 

2日目は「*FabCafe Uedaを作るならどんなもの?」をテーマに、チームに分かれフィールドワークを実施、その後に各チームによるプレゼンを実施しました。

*FabCafe について詳しくはこちらから

 

 

この時間を使って、社内でも上田の街をもっとよく知ったり、社外の事も一緒に知るきっかけになると良いな、という事でロフトワークさんの2日目のフィールドワークと企画設計に、VBチームとして私たちも参加させていただくことになりました。

事前に一緒に参加するメンバーを社内公募して、実際手を挙げてくれる人がいるのだろうかと不安でしたが、B Corpについて勉強していたスタッフ以外に、台湾でリモートワークしているスタッフや、入社1週間の学生、入社15年目の総務スタッフなど、普段の業務では一緒にならないスタッフが集結!

「FabCafe Uedaを作るならどんなもの?」というテーマに沿って、どのように進めていくか、クリエイティブ集団ではない私たちが短時間で参加するにはどうするか?

まずは進め方を決めるところからスタート。

通常業務に追われている中で各スタッフの隙間時間に、とにかく上田について思うことを出しまくることに。地元のスタッフから「こんなに上田のことを考えたことはない」と意見が出るほど、上田についてさまざまな意見が出ました。

私ミツイも参加したVBチームは、ユーザー目線で「こんなFabCafeがあったらいいな」をテーマに掲げ、ロフトワークさんに普段どのようにアイデアをまとめていくのか、聞いて学び、実践していくことにしました。ざっくりと4つにわけられた膨大な上田に関するワードと共に、いざ2日目のワーク参加へ!

 

上田に関するさまざまなアイデアの種が生まれた

 

朝から集まったがいろいろな意見がありまとまらず、15時までのリミットに、お昼休憩時もまだどの方向性でまとめるか決まっていないぐらいで、午後も煮詰まりながら誰かが突破口のワードを出して、また違うスタッフがそれを発表できる形に枠を作ってくれて、どういった着地点にするか、上田に住んでいる(関わっている)私たちだからこそ考えたことを何とかギリギリまとめ上げました。

 

2日目|どきどきのプレゼンがスタート!

 

壇上、ご挨拶と上田の関係者を紹介しているバリューブックス鳥居

 

フィールドワークが終わり、発表の場である上田映劇へ向かう道中に、誰がどこを発表するかを歩きながら決めていたぐらいバタバタの中、本番へ。上田映劇に着くと、たくさんのロフトワーク社員であふれていて、この中で発表するのかと、バリューブックスメンバーはみんな緊張が止まらない感じで、ロフトワークさんの選抜メンバーのステキな発表を見ながら、自分たちの発表が終わるのを早く早くと待ち望んでいました。

VBチームの発表の様子

 

結果、終わって感じていたことは、普段では味わえない仕事での達成感と高揚感。

何よりも、ロフトワークさんの各グループの発表がすばらしく、短時間で人を惹きつけるプレゼン力と楽しさ面白さと上田の魅力が詰まった発表に、本当に感動しました。

 

プレゼンが終わっての2社集合写真

 

2日目のワークに参加したバリューブックスチームの感想

・初めてお会いしたロフトワークさん達と、「形に残る何か」を作れたこの時間は本当に貴重で、自分自身だけでは到底想像もできない領域の体験をさせてもらったと感じています。普段過ごす時間の中で、緊張する事はあっても、その緊張を超えるようなワクワクする経験ってなかなかできないなぁ…と改めて思ったと同時に、このワクワクこそが自分自身の中の想像し、創造していく原動力になるような感覚を今回のワークを通じて感じる事ができたと思います。

・未知の世界、普段にはない、夢のような一日だった

・時間がなかった分、本当にまとめるのが大変だったが、その分大変さの裏側には楽しさがあった

・バリュー内部でのFabCafe (=社員の交わり、社員同士でつくり出すこと)が期間限定でなく常設的なものになったら良いな・普段関わることのない方とコミュニケーションをしたり、大勢の前で発表をするという貴重な経験ができました。チームワークの大切さも感じました。一人ひとり違う考えや得意なこと、知識や技術を持っているからこそ、より良いチーム、プロジェクトができるんだと思いました。

・短時間で作り上げる中でみんながまずどこから考える?という方向性ややり方の提案をチーム内でサポートしてくれたスタッフがいたことがかなり大きかった。ファシリテーター重要、社内巻き込みかた、知ることで自分事になる、一緒に何かをやる、そういったことが重要だと改めて学べました。

・コロナ対応期間は倉庫見学はお断りし、リモートでの案内のみになっていたので、今回はそんな状況が終わった象徴的なイベントで、尚且つ、かつてない人数の受け入れということもあり、感慨深い2日間でした。

 

2日間の怒涛の合宿を終えて

 

「今日はロフトワークさんの日でしょ!がんばって!」と子供たちに送り出されたこの2日間。バリューブックスや上田について改めて何が魅力か、何があるか、場所、物、食、人…そして何が課題かを出し合い、話し合い、準備から当日までの濃密な時間は、普段の業務では味わえない緊張と、考えかたやまとめかた、時間の使い方、コミュニケーションやファシリテーターの重要性など、机上ではなく実践で学べた、本当に貴重な時間でした。

バリューブックスにとっても私にとっても初めての経験は、今後につなげ活かしていくため現在模索中ですが、最初は知らないことへの怖さでいっぱいだった私は、出会って知って、人生で忘れられない2日間を経験させていただきました。

 

一緒に合宿受け入れ担当をした、バリューブックススタッフ水野より

 

120人もの社員の方々が今回の社内合宿に参加してくださり、ロフトワークさん同士でも初対面の方もいました。この規模感での合宿開催に戸惑いつつ、同時にこの企画に興味を持ち、多くの人たちと交流をする中で、ロフトワークさんたちのクリエイティブな姿勢に刺激を受けました。また、自身が普段どんな環境で誰と働き、どんな仕事があり、どんな風に1日を過ごしているのか?そして、どう関わっていけるのか。そんなことを改めて考えながら過ごした時間でもありました。そして、仲間たちとの関わり方も通常とは異なり、どんな部分に興味を持ち、刺激を受けたのかを知ることができました。

アイデアを形にする作業は私にとってはもともと苦手な部分でしたが、とても楽しく、その過程で多くのことを学びました。これまで経験したことのない感覚もありましたが、仕事を通じて新しいワクワク感を味わうことができた2日間でした。

バリューブックス上田原倉庫の最寄り駅である別所線「上田原駅」

 

どのようなフィールドワークが行われ、どのようなプレゼンがなされたのか、ロフトワークさん側でのレポートにて詳しく公開いただいています!

ぜひこちらもご覧ください。
https://loftwork.com/jp/finding/loftwork-camp-2023

 

写真提供:ロフトワーク

 

 

 

posted by バリューブックス 編集部

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