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本に触れる。
その小さなきっかけを届ける
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2022-11-30

【目標 500万円分!】あなたと本屋で贈る「ブック・プレゼント」プロジェクト

 

2022年12月中に本の買取をお申し込みいただくと、買取金額の 10% に相当する金額を、さまざまなNPOや団体と協力し、バリューブックスが子どもたちへの本のプレゼントに使います。

お客様には、通常通りの査定金額をお支払いするのでご安心ください。

あなたと本屋で子どもたちに本を贈るチャリティープロジェクト、「ブック・プレゼント」。

「500万円分の本の寄付」を目標としており、より多くの方に本プロジェクトを届けたいと思っています。

ご自宅に読み終えた本がある方は、ぜひこの機会にバリューブックスを活用いただければ幸いです!

 

 

\ 買取のお申し込みはこちらから /

 

 

これまでも、バリューブックスはこどもたちに本を届けてきました

 

 

バリューブックスは、「ブックギフト」という本の寄贈プロジェクトを続けています。

病院や保育園、学校など、本を必要としているけれど十分に集め切れない施設に、無償で本を届けてきました。

ブックギフトで主に活用してきたのは、バリューブックスが買い取れなかった本たち。1日に2万冊もの本が届くバリューブックスですが、その半数がインターネットの市場では販売できず、古紙回収へとまわってしまいます。

値段がつかないといっても、傷や汚れがついた本ではありません。たとえば、ベストセラーとなって世の中にたくさん流通した本は、市場にあふれているため販売に繋がりにくいのです。

値段はつかなくても、それを求めている読者はたくさんいる。
バリューブックスが拠点を置く長野県を中心に、さまざまな場所・人々に本を差し出してきました。

 

6億円の寄付に繋がった、本で寄付するチャリボン

 

 

また、バリューブックスは2012年から「チャリボン」というサービスを運営しています。

チャリボンは、お送りいただいた本を買い取り、その買取金額をお客様ご自身ではなく、お客様が指定した団体に寄付する、というサービスです。

言うなれば、「送られた本をバリューブックスが現金へと変換し、各団体に寄付する」サービスです。

貧困問題、自然環境保護、災害支援など、計196のさまざまなジャンルの団体が参加しているチャリボン。

多くの寄付者の力もあり、これまでに総額6億6千万円の寄付を達成できました。

 

 

子どもたちが本を自由に読み、楽しめる機会を届けたい

 

 

古紙回収にまわるはずだった本を活用する「ブックギフト」、本の買取金額をさまざまな団体に寄付する「チャリボン」。

私たちは、長らくこの2つのプロジェクトを続けてきました。でも、今回の取り組みはそのどちらとも異なります。

 

チャリボンを行うにつれ、現金の寄付だけでなく、本を必要とする団体が多くあることを知りました。
ブックギフトを続けるにつれ、たっぷりと本を詰め込んだバスに駆け寄る子どもたちの姿は、強く印象に残るようになりました。

 

そこで、「ブック・プレゼント」プロジェクトでは、期間中にお申し込みいただいた買取、その10%にあたる金額をバリューブックスが本の寄贈に使います。

提携するさまざまな団体に新刊や古本を贈り、子どもたちが無償で本を手に取り、持ち帰れる機会をつくります。

敷地内に広いスペースがある団体には、移動式本屋「ブックバス」に本を詰め込み、子どもたちが自由に本を手に取り、持ち帰れる「無料こども本屋」も実施する予定です。

 

\ 買取のお申し込みはこちらから /

 

 

本を受け取る子どもたち

 

「ブック・プレゼント」の実施期間は、2022/12/31 まで。最終的な寄付金額が決まったら、下記の団体に本を寄贈し、子どもたちが無償で受け取れるようにします。

 

認定NPO法人 高知こどもの図書館

 

 

1999年に全国で初めて、特定非営利活動法人(NPO法人)が運営するこどもの本専門図書館として開館。こどもたちが、多様な絵本や児童書に出会い親しむことで読書の楽しみを見出し、心豊かに自発的な読書活動を広げていけるようサポートしている。

https://kodomonotoshokan.org/

 

 

認定NPO法人 カタリバ

 

 

日本のすべての子どもたちが、生まれ育った環境に関係なく未来をきりひらけるように、安心できる居場所と多様な学びの機会、食事等を届けている2001年創設の教育NPOです。困難な状況にある子ども支援から、日常に探究を取り入れ主体性を育む教育プログラムまで幅広い支援を行っています。

https://www.katariba.or.jp/

 

 

認定NPO法人 難民支援協会

 

 

日本へ逃れてきた難民が、自立した生活を安心して送れることを目指して支援活動を行う。難民申請を行う際に必要な情報提供、資料作成のアドバイスといった法的な支援や、困窮した難民のための、医・食・住の確保や就労支援などを実施している。

https://www.refugee.or.jp/

 

 

認定NPO法人 おてらおやつクラブ

 

 

おてらおやつクラブは子どもの貧困問題を解決するため、お寺にお供えされるお菓子や果物などの「おそなえ」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、さまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する活動を行う。活動趣旨に賛同する全国のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する各地域の団体をつなげ、1,828のお寺と644の支援団体にご協力いただき、毎月約24,000人の子どもたちを支援している。

https://otera-oyatsu.club/

 

 

認定NPO法人 育て上げネット

 

 

認定NPO法人育て上げネットは、「すべての若者が社会的所属を獲得する」を目指し、ひきこもり・ニート等、多様な悩みを持つ若者にさまざまな機会提供と支援を行う。同時に保護者・家族の相談支援や学齢期の子どもの孤立予防に取り組む。支援機関や団体、行政、企業とのパートナーシップにより「包括的な支援」を実践している。

https://www.sodateage.net/

 

 

インターナショナルスクールオブ長野

 

 

インターナショナルスクールオブ長野は、長野県松本市、長野市、上田市にある、生徒数320名程の0歳児から中学部までのインターナショナルスクール。国際バカロレア(IB)認定校として信州ならではの自然や、地域との活動、社会や世界を英語で学ぶ環境を提供し、日本人らしい国際人の育成を目指している。

https://isnedu.org/

 

 


 

連携するNPO・団体が増えた際には、こちらのページに随時追記していきます。

あなたと本屋で贈る「ブック・プレゼント」。
責任を持って子どもたちに本を届けますので、期間終了の 2022/12/31 までにぜひ、バリューブックスの買取を活用いただければ幸いです。

 

\ 買取のお申し込みはこちらから /

 

 

 

より多くの本をプレゼントするために。みなさんの「子どもたちに届けたい本」を教えてください!

 

今回の企画では、値段のつけれらる本をたくさん送っていただけるほど総買取金額が高くなり、そのぶんより多くの本を子どもたちにプレゼントすることができます。

できるなら、この企画をより多くの方に知ってもらいたい。そこで、今回の企画を、Twitterをつかって、賛同してくださるみなさんと一緒に盛り上げられるような取り組みを考えました!

 

以下のバリューブックスのTwitter投稿を引用リツイートしていただいた上で、みなさんが「子どもたちに届けたい本」を1冊、ぜひご紹介いただけないでしょうか?

 

 

今回、さまざまな団体とご一緒するため、それぞれに様々な年齢の子どもがいます。そのため、幼児向けから、小学生向け、中・高生向けまで、幅広く募集します。

あなたが子どもの頃に読んでよかったと感じている本、最近出会って子どもに勧めたいと思った本など、ぜひ書名を教えてください!

 

投稿いただいた本たちは、オンライン上で本棚を管理できるライブラリを随時更新し、一覧にしていきたいと考えています。

ブック・プレゼントのライブラリ:https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/b36387df93d6f83

 

とくに何かが当たったりするキャンペーンではないのですが、最終的にはみなさんから紹介いただいた本たちの一覧を子どもたちにも見てもらい、どんな本が欲しいかを要望を聞きながら、届ける本を選んでいきます。

自分が選んだ本が、子どもたちに届くかもしれない。そういう気持ちでぜひ、おすすめを教えていただけたらうれしいです。おひとり何冊ご紹介いただいてもかまいません。

 

みなさんの力をお借りして、この企画をより多くの人に知ってもらうと同時に、素敵な本のリストをつくって、子どもたちにたくさんの本をプレゼントしたいと思います!

 

posted by 飯田 光平

株式会社バリューブックス所属。編集者。神奈川県藤沢市生まれ。書店員をしたり、本のある空間をつくったり、本を編集したりしてきました。

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