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2022-05-20

本と音楽のフェス「 Lotus music & book cafe ’22 」 ー 出演アーティストによる選書を公開します! ー

 

「気持ちのいい公園の中で、よい本と、よい音楽に出会う」をテーマに5月7日に大阪の服部緑地野外音楽堂、15日に東京の上野恩賜公園野外ステージで開催された本と音楽のフェス「 Lotus music & book cafe ’22 」。

当日の会場では、バリューブックスの実店舗であるNABOのブースも出展いたしました。
(たくさんの方に本を手にとっていただき、ありがとうございました!!)

 

 

「音楽と本」の世界観が融合したステージにて、素敵なアーティストの方々による演奏が行われた

 

 

会場のNABOブースの様子。アーティストによる選書以外にも、音楽にまつわる本などの販売を実施した

 

 

今回、出演アーティスト9名のセレクトした本をNABOが会場で展示販売する担当をしたこともあり、現在長野県の店舗ではフェアコーナーを新設しています。

会場で配布された冊子にはアーティストが選んだ本とコメントが掲載されており、数量限定ですが店舗にて無料配布していますのでぜひ手にとってみてください!

実店舗 NABOのインスタアカウントにはフェアコーナーの様子が投稿されています。

 

出演アーティストによる選書をまとめた素敵な小冊子が会場で配布された

 

 

こちらの記事では、各アーティストの方々による選書と選書コメントをご紹介したいと思います。

※それぞれの書籍はバリューブックスのオンライン本棚サービス「ライブラリ」にて公開しておりますので、併せてご覧ください!

 

 

岸田繁(くるり)

選書テーマ
特にありませんが、メンタルケア/自己啓発本の沼の中で、アドラーやヤスパースに頼らずとも寄り添ってくれる力強い書籍を選びました。少なくとも、私の眼からはたくさん鱗が落ちました。

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奇妙礼太郎

選書テーマ
新しい気づきをもらえる本
ということで、私にとって新鮮に感じたものを選びました。

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青葉市子

選書テーマ
テーマ” 永遠のすみか ”
1秒の静けさに潜めている、無数のざわめき。一瞬の中の永遠に触れるような作品たちを選びました。永遠は幻想ではなく確かな実感がある。こうして息をして互いをたしかめ、歩んでいるわたしたちそのもの、わたしたちだったかつての誰かそのものが、時空をこえて混ざり合った姿。

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塩塚モエカ

選書テーマ
普段私が読んでいて、心に残った本を選びました。変化が激しくバタバタとした毎日の中で、見失っていた大切な時間にもう一度気づかせてくれるような本たちだと思います。

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畳野彩加

選書テーマ
映画や本から情景を思い浮かべたりして曲を作ることが多いので、今まで影響を受けた作品や最近読んで印象に残った本など自分にとって大切な5冊を選びました。何度も読み返しているけど少し遠出する時はお守り代わりに一冊選んで持ち歩いています。

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碧海祐人

選書テーマ
さまざまな偶然が「新しい気づき」になり、それに歪曲されながら、変形・変質を遂げ、日々が過ぎていきます。人生にとって微細すぎて、諦念すら感じる一日に、大きな価値を与えてくれた本を集めました。

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草田一駿

選書テーマ
これらの本に通じるのは、どれもミニマルであると同時に、普遍的な世界観を湛える粒揃いの作品であることだと思います。家というある種閉ざされた空間に籠ることが多くなった中で、自らの生活を丁寧に見つめ直すきっかけをくれる本です。

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七尾旅人

選書テーマ
本はレコードと同じで、小さく軽いが、誰かの人生を一変させるかもしれないものだ。読者の、そして作者自身の生を更新しようと試みる強い意志を帯びた4冊を選んだ。

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浦上想起

選書テーマ:
読書家を名乗るには程遠い日々を過ごすなか恐縮ですが、読むたびに新たな価値観を掴み取れる五冊を捻り選び絞りました。薦められたものから偶然手にしたものまで。幅広いジャンルを心がけたら、変になりました。

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posted by バリューブックス 編集部

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