音楽x本がテーマのフェス「ミュージションフェス2025」開催!|ブックバス出店します
2024-11-26
2022-05-02
バリューブックスは、全国から届いた本を最大限に活用しながら、本屋に限らず、カフェやホテル、ライフスタイルショップなど、さまざまな空間で、本と人の出会いの場を作っています(パートナーシップ・プログラム)
パートナー店舗のひとつ、福岡県うきは市にある本屋〈MINOU BOOKS〉の本棚にも、バリューブックスの古本は並んでいます。なぜ、新刊書店で古本を扱うのか。店主の石井勇さんに、お店の成り立ちや、地域に根付いた本屋の在り方について、お話を伺いました。
7月31日まで、期間限定コラボキャンペーンを開催中です。
詳細はこちらからどうぞ。
2015年秋、耳納連山の麓に〈MINOU BOOKS〉はオープンしました。街を行き交う人々の姿が映る、ガラス張りの店内に並ぶのは、「暮らし」をテーマにした約6,000冊の本。アメリカの書店のスタイルに倣い、新刊書店には珍しく、棚の1〜2割を古本が占めます。
店主の石井勇さんは、自身の選書についてこう話します。
「いわゆる本好きって、文学好きのイメージがありますよね。でも、僕は民俗学や自然にまつわる本を好んで読むし、文学に限らずいい本はたくさんある。物語を読むのが苦手な人でも、本と出会える間口は広いほうがいいと思うんです」。
ひとつのジャンルに偏らない本のセレクトは、生活周りの実用書から社会学、人文、文学、図鑑やアートブックにいたるまで幅広い。話題作や流行に左右されない、地域に根付いた選書が、街の日常を支えます。
石井さんの本屋としての原点は、2坪のスペースからはじまりました。
「もともとバンドをしていたことから、作る音楽の刺激になればと、福岡市内の〈café & books bibliotheque〉で働いていました。カフェがメインでしたが、前任者が辞めるタイミングで、店の一部に並ぶ本の選書を引き継ぐことに。独立系出版社から直接仕入れていたこともあって、ほかにはない面白い本との出会いが多かったです」。
業務形態が変わり本の取り扱いが縮小すると、「もう少し深く本と関わりたい」と、6年勤めた店を辞め、3ヶ月に渡ってアメリカの本屋を巡る旅へ出かけます。
「アメリカの書店は店によって置いてる本が全く違うんです。新刊と古本が共存する、丁寧な選書を感じる棚があって、その隣には大抵、おいしいコーヒーが飲めるカフェが併設されている。いい街ってこういう街だよなと、思いました」
「アメリカでは都会でも昔ながらの建物が残っていて、モノを大事にするカルチャーが印象的でした。帰国後、改めて福岡市内の街を見渡すと、古い建物が少ないことに気が付いたんです」。
一方で、地元であるうきは市は、昔から景色があまり変わっていない。店を構えるなら、10年後、20年後の街の姿も想像できる、田舎この方がいいのかもしれないと、石井さんは考えました。
現在、お店が建つこの場所は、元は魚屋だったという築50年のビル。変わらない街の景色の中で、住人たちは学校帰りや仕事の合間に立ち寄っては、カフェと本棚を緩やかに行き来する。
「どこにでも手に入る本だとしても、どう並べるかで、出会い方が変わってくる。本屋は過去と未来を結ぶ存在だと信じています。自然に近いこの場所で、築いてきた歴史や文化を受け取り、これからの未来の街の姿を、本を手に取るみなさんと一緒に考えていけたら」
MINOU BOOKS
福岡県うきは市吉井町1137
営業時間: 11:00 ~19:00 [18:00(L/O)]
定休日:火曜・第三水曜日
福岡県・うきは市にある本屋「MINOU BOOKS」とのコラボキャンペーンを開催中です。
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■応募方法
売りたい本をダンボールにまとめたら、初めての方は無料会員登録後、二回目以降の方はログイン後、買取申込みページにてキャンペーンコードをご入力ください。お申込みいただいた方全員にMINOU BOOKSで使える「1000円分のクーポン券」をプレゼント!
■キャンペーンコード
MBVB2204
■応募締切
2022年7月31日まで(お一人様1回限り)
■お申込みはこちらから
https://www.valuebooks.jp/sell
■クーポン券のご利用について
・1回のお会計で値引・割引前の総額1,000円(税込)以上の場合にご利用いただけます。
・クーポン券の有効期限は【2022年9月30日】です。
・MINOU BOOKS店頭、オンラインショップのどちらでもご利用いただけます。
posted by 北村 有沙
石川県生まれ。上京後、雑誌の編集者として働く。取材をきっかけにバリューブックスに興味を持ち、気づけば上田へ。旅、食、暮らしにまつわるあれこれを考えるのが好きです。趣味はお酒とラジオ。
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