EndPaper

本に触れる。
その小さなきっかけを届ける
ウェブマガジン。

2021-02-10

「歴史のデータベースをつくりたい」日本一のポッドキャスト、コテンラジオが語る歴史の面白さと強さ

 

YouTube や Spotify といったポッドキャストで配信されている音声メディア、コテンラジオをご存知ですか?

ブッダ、ヒトラー、吉田松陰、第一次世界大戦…… など、様々な歴史のトピックを丁寧に、かつ魅力的に解説してくれるポッドキャストです。

実は、2019年に行われた人気のポッドキャストを決める「JAPAN PODCAST AWARDS 2019」では、エントリーした821作品の中から大賞・Spotify賞のダブル受賞を果たし、今日本で最も注目されているポッドキャストと言っても差し支えのない存在です。

 

コテンラジオ

 

そして、コテンラジオを運営する深井龍之介さんと楊睿之さんのおふたりとバリューブックスは、2021年2月より「アンバサダー契約」を結びました。

 

本のアンバサダー契約、始めます

 

アンバサダー契約とはなんなのか? といった疑問には上記の記事でお答えするとして、本記事ではコテンラジオの魅力やその裏側、日本一となるポッドキャストが生まれるまでの経緯、今後の構想などなど、深井さんにじっくりお話いただきます。

聞き手は、かねてよりのコテンラジオリスナー、バリューブックスの飯田です。

 

「人類が、人類をより深く理解することに貢献する」

 

株式会社コテンの代表、深井龍之介さん

 

 飯田:
コテンラジオ、僕の周りでも「聴いてるよ!」という声に多く出会うようになってきました。いちリスナーとしても嬉しい限りなのですが、実際にはどれくらいの人たちが聴いているんですか?

 

 深井:
ありがとうございます。まだ一般には広まっていないとは思うんですが、ありがたいことに一部の方々にはよく聴いていただいてるみたいで。今年の2月時点での計測では、月の再生数が80〜100万回、総再生数は1,000万再生を超えました!

ユニークリスナー数は、約6万8千人。配信は YouTube とポッドキャストで行っていますが、この数字はポッドキャストだけのものですね。

 

 飯田:
本当にすごい数字ですね。今では日本有数のポッドキャストとして成長しているわけですが、そもそも、どうしてコテンラジオを始めたんですか?

 

 深井:
はじめは、僕が代表を務める株式会社コテンの「歴史のデータベース事業」に、人やお金を集めるためにスタートしたんです。

 

 飯田:
歴史のデータベース。

 

 深井:
僕は、新しい世界史のデータベースをつくりたいんです。これまでの人類の歴史を分かりやすく、意味ある形でデータベース化する。そこから必要なデータを万人が引き出せるようになれば、株式会社コテンのミッションである「人類が、人類をより深く理解することに貢献する」を実現できると思っていて。

 

株式会社コテン 公式サイトより
https://coten.co.jp/

 

 飯田:
歴史情報を整理して、それをうまく活用できるようにする。言葉ではわかるのですが、正直に言うと、その価値が僕にはまだピンときていないです。

 

 深井:
そうですよね(笑)きっとこの説明だけでは、飯田さんと同じように、多くの人にはその価値が伝わりづらいと思います。

でも僕は、このデータベース事業はこれからの時代に必要なもののひとつだと確信しているんです。とはいえ、まだ実現していないサービスですから、うまく想像できないし分かりにくい。価値が分かりにくいものには、人やお金が集まりにくい。

 

 飯田:
その価値を伝えるためのポッドキャスト配信、ということですね。

 

 深井:
まさにそうです。いまだに「データベースの価値とは何か」について、コテンラジオで深く話してはいません。でも、「歴史にはどういう価値があるか」という点は伝わってきている気がします。歴史の価値を見出してくれたからこそ、コテンラジオのスポンサーになってくれたり、「コテンの事業に協力したい」と言ってくださる人も増えてきていて。

 

 飯田:
データベース化、それ自体の価値はまだ伝わりにくくても、そこに入れる「歴史」の価値であれば伝わりやすい、ということですね。

 

ふとしたきっかけで始まった「聞き流しできる教養」

 

記念すべき1回目の放送テーマは「吉田松陰」

 

 飯田:
歴史の価値や面白さを伝えるために、コテンラジオを始めた。でも、どうしてそれは「ラジオ」だったんですか?

 

 深井:
実は、いろいろな形を検討していたんです。ブログを書こうか、それとも歴史のアニメーション動画をつくろうか…… それぞれ少しずつ動いてはいたんですが、なかなか形にできなくて。

そんな時、コテンラジオのメンバーでもある樋口さんに出会って。「ラジオをやってみたら?」とアドバイスしてくれて、コテンラジオで使用する音楽を用意したり、僕らをプロデュースしてくれたんです。

 

 飯田:
へー! ちょっとした一言から始まったんですね。

 


2018年に産声をあげたコテンラジオ

 

 深井:
「伝えたい!」という気持ちは僕やヤンヤン(楊睿之さんの愛称)にはあったんですが、どういう形で世に出せばいいのか、自分たちでは分からなかったんです。でも、樋口さんの協力を得ながら始めると少しずつ再生数が伸びてきたんです。

当時は分かっていませんでしたが、きっと歴史と音声コンテンツの相性がよかったんでしょうね。「聞き流しできる教養」というポジションにうまく収まったのかな、と考えています。

 

 飯田:
それでは、ここまで多くの人に認知されるメディアになるとは予想していなかったんですね。

 

 深井:
まったく思っていなかったですね(笑) もちろん、趣味ではなく会社としての取り組みですから、なんらかの形でちゃんとヒットさせるぞ、とは思っていました。でも、こんなに広がっていくとは想像もしていなくて。試行錯誤を繰り返したわけではないので、運もよかったんだな、と感じています。

 

それぞれの持ち味を活かした3人体制

 

コテンラジオ

コテンラジオのメンバー。
左から、樋口聖典さん、深井龍之介さん、楊睿之(通称ヤンヤン)さん。

 

 飯田:
コテンラジオは、深井さんだけでなくヤンヤンさん、樋口さんとの3人体制ですよね。深井さんのロジカルな歴史の解説も楽しいけれど、ヤンヤンさんと樋口さんにもそれぞれの味があって、面白いです。

 

 深井:
放送の全体的な構成を考えているのは僕なんですが、ヤンヤンがそこに自分の言葉を加えてくれるので、とても聞きやすく、柔らかくなっているんですよね。彼なりの視点で喋ったり、僕の言ったことを彼の言葉で言い直してくれるので、リスナーさんの理解が深まる。

 

場を柔らかくするヤンヤンさんのアルカイックスマイル

 

 飯田:
たしかに。あの物腰やわらかな存在感もいいんですよね…… アルカイックスマイルのような微笑み(笑)

 

 深井:
そうなんです(笑)

 

 飯田:
「歴史弱者」を公言する樋口さんの存在も、リスナーとしてはありがたくて。僕が理解しきれない話題のとき、樋口さんがしっかり「え? どういうことですか?」と突っ込んでくれる。聞き手側の立ち位置としてそこにいてくれる、安心感があります。

 

リスナー目線を忘れない、自称「歴史弱者」の樋口さん

 

 深井:
あれは彼のアドリブなんです。収録は10時間ぐらいかけて行っているので、そこで疑問や質問を打ち続けるって、本当にすごいことですよね。僕たちが当たり前と思っていたり、言葉足らずの部分を補完してくれるので、とてもありがたい。

とはいえ、もう樋口さんも十分な歴史強者だと思います(笑) もう150回以上の放送になりますし、ずっと聴いてくれているリスナーさんも含め、みんな歴史にかなり詳しくなっているはずです。

 

対比させることで歴史の面白さに奥行きが生まれる

 

 飯田:
コテンラジオは、1つのテーマを何回かに分割して配信していますよね。毎回のテーマがすごく面白くて。

「イエスはなぜ政治犯として処刑されたのか?」「キングダムSP 秦の始皇帝 ―「キングダム」を10倍楽しむ為の予備知識」など、偉人にフューチャーすることもあれば、「お金」といった広いカテゴリについて話す時もあったり。

 

 

 

 

 深井:
毎回のテーマは感覚的に決めている部分も大きいんですが、シリーズ毎の時代は被らないようにしたり、放送する順番は意識しています。

 

 飯田:
放送する順番。

 

 深井:
「過去の放送でここまで話してきたから、次はこのテーマを扱えるな」という流れですね。逆に言うと、それまでの歴史的な知識の土台がないと、扱っても意味や面白さが伝わりにくい物もあるんです。たとえば、「ヴァイキング」はいつか話したいと思いつつ、まだ早いとも感じていて。

 

 飯田:
ヴァイキング。かつてヨーロッパ地方にいた海賊、ぐらいのイメージしか持っていないのですが、伝わりづらいテーマなんですか?

 

 深井:
もちろん表面的な解説はできますが、深い部分まで掘り下げようとすると、中世ヨーロッパを知る必要があるんです。かつて、中世ヨーロッパのキリスト教世界があったのに対して、違う文化圏が存在していた。ではどう違ったのか……と、対比させないとヴァイキングの特性はうまく掴めないんです。

 

 飯田:
なるほど、同時代にあった文化と比べることによって、その特徴が浮き彫りになる。そのための前提知識が必要になってくる、ということですね。

 

 深井:
そうなんです。「宗教改革」についてはすでに配信していて、これから「エリザベス1世」を扱う予定があるので、その後であればやっと「ヴァイキング」についても話せるんじゃないかな、と考えています。

 

 飯田:
断片的に歴史のトピックを扱うのではなく、これまでの流れや別文化と対比させることによって、奥行きのある面白さが生まれるわけですね。

 

歴史には「3つ」の面白さがある

 

 

 飯田:
僕は、コテンラジオの臨場感あふれる、登場人物の気持ちを代弁するかのような話ぶりが好きなんです。「きっとこの時、もう終わりだ!と焦ったはずだよね」というような。

教科書で触れる歴史的事実とは違い、その時代に自分と同じように悩み、悲しみ、喜ぶ人間がいたんだ、と実感できて。遠い世界の話を聞いている気がしないんです。こうした伝え方について、特に意識している部分はあったりするんですか?

 

 深井:
うーん、そうですね。まず、前提の姿勢から言うと、「確実に史実だと分かっていること」と「僕たちの想像や感想」はなるべくしゃべり方を変えて、違いが伝わるようにしているんです。「これは史実です」「これは想像なんだけど」と、前置きを入れるようにしたり。これは、すごく大切な作業だと思っています。

 

 飯田:
史実と想像をないまぜにしない、ということですね。

 

 深井:
登場人物の思いを代弁するにしても、それが本人の手記に書かれていることなのか、誰かの考察なのか、それとも僕個人の想像なのかって、まったくレベルの違う情報ですよね。まず、その情報の切り分けはきちんとするようにしています。

でも、それを意識しつつも、想像することは大切にしたいと思っているんです。僕は、歴史の面白さには3つの要素があると思っていて。

 

 飯田:
3つの要素?

 

 深井:

 

 

1つには、歴史を社会構造的に、マクロな視点で理解することの面白さがあります。

たとえば、幕末に日本は封建制から立憲君主制に移行して、民主化を目指していきます。実はその同時期に、イタリアやドイツでも同じ動きが起きているんです。もちろん細かな違いはありますが、大きな視点で日本と比べれば、近代国家になるためにバラバラだった領地が集約されひとつになる、という構図は同じで。そんな風に、世界全体、社会全体の関連を理解する面白さがある。

 

 

2つ目は、ミクロな視点、歴史の登場人物たちに感情移入できる面白さ。

大河ドラマは分かりやすいですよね。史実とは異なる脚色も多いですが、まさに「ドラマ」として楽しまれている。たとえば高杉晋作は、尊敬する父親と師として仰ぐ吉田松陰、どちらの言うことに応えるべきか悩み苦しむ。そうした彼の気持ちに「自分も同じだ」と感情移入できる人もいると思います。

 

 

3つ目は、歴史のトリビアですね。古代ギリシャの男性社会ではバイセクシャルが一般的だった、というように、現代社会から見れば意外な事柄に出会うのも、歴史の面白さの1つだと思います。

コテンラジオでは、この3つの歴史の面白さを全て出すようにしています。アカデミックな話に偏るのではなく、かといって、面白おかしく歴史の小ネタだけを紹介するのでもなく。

 

 飯田:
ああ、すごく腑に落ちます。歴史に苦手意識のあった自分は、いきなり社会構造的に歴史に触れる面白さは体感しにくいんですが、コテンラジオは登場人物の心情やトリビア的な面白さで引っ張ってくれるから、とても聞きやすいです。

 

 深井:
はじめからこの構造を意識していたわけではないんです。自分がどういう風に歴史を楽しんでいるのか、それを言語化するとこの3つだな、と分かってきて。それに、この3つを兼ね備えているコンテンツって貴重なんです。社会構造が分かるアカデミックな面白さがあり、感情移入できて、トリビアもある。だから歴史は強い、と思っています。

 

歴史はマーベルシリーズ!

 

 飯田:
コテンラジオを聴いているうちに、気がつけば歴史がスッと自分の体の中に浸透していると感じるんです。ニュースを見たり本を読んだりしたときに、「あ、これはコテンラジオで聴いた話じゃないか」て。自分が持っている知識が世界と繋がった瞬間って、快感を覚えます。

 

 深井:
ある意味、歴史を学ぶ面白さってマーベルシリーズに近いものがあると思うんです。

 

 飯田:
マーベル! スパイダーマンやアイアンマンが登場するあのマーベルですか?

 

様々なマーベル作品(マーベル公式サイトより)
https://marvel.disney.co.jp/titlelist.html

 

 深井:
そうですそうです。映画の『アベンジャーズ』のように、ある作品で出てくるキャラクターが、別の作品では主人公として描かれていたりしますよね。「あ、あのときの主人公が出てきたぞ!」と。

そのキャラクターの背景を知っているから、別の作品に登場したときも感慨深く感じ取れる。歴史を学ぶと、そうした楽しみ方を人生を通じてずっと体感できるんです。

 

 飯田:
ある物事を知ることで、ほかのトピックより味わい深く体験できるようになる、ということですね。歴史に限らず、何かを学ぶ、という行為全般に言えることですね。

 

コテンラジオは大赤字?

 

ゲストを招き、民族衣装に包まれながら放送することも

 

 飯田:
コテンラジオ、いちリスナーとしては毎回楽しく聴いているのですが、運営費等はどうしているんですか? きっと準備や収録にもたくさんの時間やお金をかけていますよね。

 

 深井:
ありがたいことに、サポーター制度に登録してくださる方が多くて、それだけで月に100万円以上いただいているんです。配信は無料なんですが、月に1,000円、あるいはそれ以上を支援してくださるサポーターさんがいて。

 

月1,000円から支援ができるサポーター制度。サポーターは特典配信も聴くことができる。
https://cotenradio.fm/support

 

 飯田:
すごい! 言ってしまえば寄付に近い仕組みですよね。それなのに、多くのファンが支えてくれているんですね。

 

 深井:
そうなんです。とはいえ、かけているコストは月に200万円以上あるので、毎月大赤字なんですけどね(笑)

 

 飯田:
ええ!

 

 深井:
これからはバリューブックスさんが支援してくれますが、毎回のテーマ毎に数十冊の専門書を買っていましたからね。それに、大きいのは人件費の部分です。収録をしている僕たち3人もそうですし、放送用の原稿をつくるために動いてくれているメンバーも何人かいるんです。

 

株式会社コテン

株式会社コテンの面々

 

 飯田:
たしかに、そう聞けば納得です。でも、赤字のままでは継続が難しいですよね。

 

 深井:
そうですね。もともと冒頭でお話したように、コテンラジオは歴史のデータベース化事業の広報、という位置付けでした。でも、想像以上にリスナーさんやサポーターさんが増え、バリューブックスさんのように「一緒に協力できることはありませんか?」と企業からのお声がけもいただくようになりました。ですので、コテンラジオ自体もビジネスとして確立して、きちんと走り続けられるようにしたいと思っていて。

 

 飯田:
広報活動として始めたコテンラジオを、ひとつの事業として成立させるフェーズにいる、ということですね。

 

 深井:
そうです。毎月大赤字です、と言いましたが、それは決して恨み言ではなくて(笑) 短期的に見れば赤字になることは十分承知しているけれど、今ここにきちんとリソースを割けば、永続的なプロジェクトにできると予想しているんです。

 

これから手がけるのは「歴史」じゃなくたって、いい。

 

 

 飯田:
コテンラジオをきちんとビジネスにする。たとえば、広告をつけたりですか?

 

 深井:
そうですね。バリューブックスさんとも話しているうちに、Win-Win での広告展開もできるんじゃないか、と思い始めたんです。

「歴史のラジオ」と「本」って、とても相性がいいですよね。自分たちが本当にいいと思えて、リスナーさんにも胸を張っておすすめできる商品やサービスを紹介していく。そんな風に、自分たち、リスナーさん、企業さんと、三者が喜べる広告の形はあり得るんじゃないか、と。また、広告だけでなく、バリューブックスさんのようにスポンサーになっていただく、という形もあると思います。

あとは、アーリアクセスと言うのかな、コテンラジオの放送をまとめて聴けるサービスも考えています。

 

 飯田:
アーリーアクセス。いま、コテンラジオはひとつのシリーズを何回かに分割して、順々に公開していっていますよね。

 

コテンラジオの放送エピソード
https://cotenradio.fm/seasons/

 

 深井:
はい。分割してるとはいえ1回の放送が約30分なので、きっと多くのリスナーには今の形がちょうどいいと思うんです。

でも、一部のコアなリスナーさんからは「早くまとめて聴きたい!」という声をいただくこともあって。そうしたリスナーさんには、ひとつのシリーズが始まったら一度に最後まで聴けるプランを提供できないかな、と考えています。

 

 飯田:
なるほど。深く聴き込んでくれる人もいるからこそのプランですね。

 

 深井:
もう少し広い構想で言えば、歴史に限らず、「音声コンテンツ × 教養」というジャンルも手がけていきたいんです。旅でもいいし、人類学、哲学でもいいかもしれない。おかげさまで、ポッドキャストの編集ノウハウが僕たちには溜まってきました。なので、話し手が僕たちである必要はないとも思っていて。

魅力的な人たちが音声コンテンツを届ける、そのプロデュースを手がけたいとも思っています。とはいえ初の試みですし、まだまだ構想段階ですから、リスナーさんからの意見もぜひ聞いてみたいですね。

 

 飯田:
コテンラジオが開拓していく新しいポッドキャスト、とても楽しみです。バリューブックスとしても、様々な形で協力していければ嬉しいです。引き続き、よろしくお願いします!

 

 深井:
よろしくお願いします!

 

コテンラジオ オフィシャルサイトはこちらから

posted by 飯田 光平

株式会社バリューブックス所属。編集者。神奈川県藤沢市生まれ。書店員をしたり、本のある空間をつくったり、本を編集したりしてきました。

BACK NUMBER