あなたと本屋で贈る「ブック・プレゼント」プロジェクト
2023-11-30
2017-02-16
こんにちは!
バリューブックス新人アルバイトの大野です!
買取査定の研修を受けて、実際に買取査定にチャレンジしたときのお話。
買取査定は、1冊1冊に送り主の気持ちがこもっている気がしたり、これまで歩んできた道が見える時があり、「大切にされてきた本だからこそ、丁寧に査定しなければ……」と、身が引き締まる仕事のひとつです。
さて、そんな思いで買取査定業務をしている中で、「なんでこんなことするんだろう?」と疑問になったことについて。
それは、お客様から買取査定品が届き、その箱を開封したらまずはじめにやらなければならないこと。
バリューブックスでは「3点確認」と呼ばれているものです。
毎度のことですが、上田原倉庫のアルバイトリーダー林さんに聞きました。
大野:
林さん!3点確認についてもう一度詳しく教えてください。
林さん:
3点確認は、
・お客様の身分証明書のコピーが入っているか?
・身分証明書に住所が記載されているか?
・集荷先の住所は身分証明書の住所と一致しているか?
の3つを確認することです。
※2020/5/15追記
■バリューブックスの買取サービスをご利用の場合(https://www.valuebooks.jp/)
バリューブックスの買取サイトは会員登録制となりました。
初回のみ本人確認のための身分証明書の登録が必要となりますが、お取引ごとにダンボールに身分証明書のコピーを入れていただく必要はなく、2回目以降の利用はとても便利です。
2回目からのお申し込みは10秒で完了!『集荷日』と『箱数』だけのかんたん買取
■姉妹サイトVabooをご利用の場合(https://www.vaboo.jp/)
こちらは会員登録制ではありません。今まで通り、買取査定品に身分証明書のコピーを同梱していただく必要があります。
大野:
林さん、でもなんで3点確認をしなければならないのでしょうか?なぜ、身分証明書のコピーを同梱してもらわなければならないのでしょう?いつも質問ばっかりすみません!
林さん:
いえいえ、大丈夫ですよ!笑
それではまずは、中古品の売買するときの「決まりごと」について説明しますね。
大野:
決まりごと?
林さん:
そうなんです。「古物営業法」という法律があって、それによると、中古品の売買の際は売り主の確認を取る必要がある、ということです。
大野:
そうなんですね……でもなぜ、売り主の確認をそこまでして確実なものにしなければならないんでしょうか?
林さん:
古物営業法という法律のそもそもの目的を確認していみると、
取引される古物の中に窃盗の被害品等が混在するおそれがあることから、盗品等の売買の防止、被害品の早期発見により窃盗その他の犯罪を防止し、被害を迅速に回復することを目的としています。
詳しくは、古物営業法の解説(警視庁ウェブページ)を参照ください。
とあります。
もちろん、決まりごとを守ることも理由のひとつですが、もし万が一窃盗品が買取に送られてきた場合に、売り主の身元をわかるようにしておくことで、捜査の協力ができるようにしておきたいと思っています。
大野:
なるほど。
だから身分証明書を同梱してもらうことが大切なんですね。
林さん:
当然のことですが、お客様からお預かりした個人情報は、個人情報保護法に基づき、厳密に管理しています、ということも付け加えておきます。
大野:
林さん!とてもわかりやすい説明をありがとうございました!
買取査定品を送っていただいたお客様の3点確認、
・身分証明書のコピーは同梱されているか
・身分証明書に住所が記載されているか?
・集荷先の住所は身分証明書に記載されている住所と一致しているか?
をする大切さがわかりました。
でも、身分証明書のコピーに書かれた住所が集荷先と異なる場合でも、(例えばご実家や会社など、本人確認書類の住所と異なる場所でも)集荷は可能です。
この場合は、本人確認書類の住所に簡易書留を送らせていただき、記載されたパスワードを弊社にお伝えいただいた時点でご本人様確認完了となります。
身分証明書コピーの同梱は、お客様には少し負担に感じるかもしれないなとも思いますが、お客様とのお取引とつながりを継続していくためにも、そして古本を循環させていく仕事を続けてくためにも、必要で大切なことなんだと理解できました。
大事な作業を、丁寧に実施していきます。
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それではまたー!
posted by バリューブックス 編集部
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