取締役鳥居 希

= 生きていく力

私はこの会社で、主に古本を使った寄付事業に携わっています。顧客のみなさんが、より寄付をしやすくするためのファシリテーションの役目ですね。それは仕事というよりもむしろ「社会をよくしたい」という、自分自身の思いをかなえるためでもあるんです。 もともと私は、証券会社に勤めていました。お金に対する人間のものすごいパワーを目の当たりにし、いろんな価値観を見て思い至ったのは、自分がハッピーであるためには、社会が平和でハッピーなほうがいい。そのためには、やはりお金の力が必要だと。草の根的な活動も大事にしつつ、ダイナミックに社会を変えていくためには、経済の力、企業の持つスケールメリットを生かすべきだと。そんな思いを実現させるために、本を読むことは不可欠だと思っています。なぜなら文章を理解する力は、すべての「生きていく力」をつけてくれるから。書類を読んで、書いて、うまく使いこなすことができれば、国の仕組みも変えていける。社会的な問題も解決できる。そう、私は本気で思っています。